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ヨーロッパ3空港調査旅行記 、 はじめに
(1986年2月の旅行記)
はじめに

 最初から、このページを読んで下さる方にお断りを書きます。この旅行記は、題名のあとの( )内をご覧頂くと分りますが、今(2005年5月現在)からさかのぼること、19年前の旅行記です。

 この旅行は、機中泊を入れて11日間でした。この時、見てきたパリ、ローマ、ロンドンの各空港の施設について帰国後報告書を四苦八苦して約百ページ近く書きました。このことがきっかけで、この報告書とは別に、空港だけでなく、各市内を見てまわった、あるいは食べて歩いたところを、そのまま旅行記として書いてみようと思いたちました。

 しかし、書き始めが2年後(1988年9月1日から)スタートと遅くなり、旅行に行ってから1年半もたとうかという時期からでした。そのため、記憶定かでないことや確かに行ったはずなのに場所の特定が出来なかったりと、色々ありました。でも始めて行った海外旅行と言うこともあり、その後行ったことより、ある種強烈な印象が残ったことも事実です。

 この旅行記を書いた時期、私はマッキントッシュのコンピューター使用で当然保存形式もマック用でした。その後、1997年、田舎に戻り仕事用でウィンドウズマシーンも使うようになりました。現在も、この2系統は使用していますが、保存形式を変えるのは難しくはないのですが、サボリ症から手を付けずに放置していました。

 今回、なぜ約20年前の旅行記を再度取り出すようになったかは、実は一緒に同行して頂いた(通訳担当の)小林さんの訃報が今春舞込んできたからでした。この方は、1986年だけでなく、既に掲載中の(1993年の)『スイス・パリ旅行記』でも一緒にまわった方でした。小林さんは、単に一緒に旅行したと言うだけではなく、色々なことを教えて頂きました。

 あと、私が海外、国内旅行記を書き始めた最初のものが、この『ヨーロッパ3空港調査旅行記』でした。今回の訃報を機会に、もう一回この旅行記を読み直してみると、改めて教えて頂いたことを色々思い出しました。ただ、この旅行記は、相当古く、色々な記述も現在と合わなくなっていることも事実です。

 しかし、ヨーロッパでは、「建築後100年、150年の家は新しい家だ」みたいな話も聞いたことがあります。時の流れは、こまごましたことよりもはるかに長く雄大と思いますので、よほどの間違いがない限り、再活用してみようと思い立ちました。この旅行記は古いですが、実際に「行って、見て、聞いて、食べたまま」の私の記録でもあります。

 皆様がご覧になって、直ぐに何かの役に立つとかと言う種類の記述ではないかもしれませんが、「上野は、1986年に、あんなものを見て、こんな物を食べたのか」と思って下さるだけでもけっこうです。ご覧下さると嬉しいかぎりです。
(ホームページ掲載日:2005年5月1日)

 注:このページ掲載写真は、1986年当時撮影したのもありますが、同じ観光地などの写真は後年行った時に撮ったものも使用しています。また、当時のパンフレットからスキャナーにて取り込んだ画像も掲載しています。出典はその都度記しています。

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