１ステージ半しかいなかった店

　１９９４年５月２２日、この日私は、会議出席のため東京に来ていました。朝からの会議も１７時過ぎには終了し、地方からの宿泊者だけの（２２時から）交流会までの間を利用して、大宮に向かうことにしました。

　新橋から電車に飛び乗り、何とか大宮には、１９時過ぎに着 きましたが、もう帰る時間を気にしないといけないあわただしさでした。私は、どこの店でもボトルキープするのですが、ここの店だけは、時間的にキープしても飲めないと思い、入れませんでした。

　店に入った時には、もう演奏の真最中でした。いつもの通り、ケントス全店、ほぼ共通メニューのミックスピザやビールを頼み待っていましたら、もうステージは休憩時間となりました。
　
　ここでケントスのピザについて、一言。味について本場ローマのピザと比べたりはしませんが、どの店も、注文したら早く出てくるのと、ビールやウィスキーにも合うし、少し腹持ちもするので、けっこう私は頼んでいました。

　ピザを食べたり、ビールを飲んでいましたら、次の蒲田に行く時間が、来てしまいました。いつも頼んでいるリクエスト曲もできず、結局は、１ステージ半で、この店は出てました。

私のインスツルメント曲リクエスト１０
１）ブルースター	６）キャラバン
２）さすらいのギター	７）木の葉の子守歌
３）１０番外の殺人	８）レッツゴー
４）パイプライン	９）秘密諜報員
５）ウォーク・ドント・ラン	10）ドライビングギター

　ブルースター

　私は、全国どこの店に行っても、インスツルメント曲のリクエストについては、馬鹿の一つ覚えみたいにして、右表の曲をリクエストカードに書いていました。

　私は、全くギターはできません。でも、「ブルースター」の演奏時、リードギターの手の動きを見るのが楽しみでした。サビの時、モズライトのギターで、親指と人差し指で弦をはじきながら、中指でトレモロを効かせ、小指でボリューム調整させながら弾かれるテクニックは、なかなかのものだと感心していました。

　また、この「ブルースター」の演奏時、店内照明は、ミラーボウルに変わり、この光が丁度、空から降ってくる星のように見え、なんともムードのあるものでした。この時、いつもチークダンスしながら、女性をくどけたらいいだろうな（笑い）と、思っていました。（この「ブルースター」については、大阪・梅田ケントスと松山ケントスのページでも書きたいと考えています）