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金沢ケントス

面白い形のレパトリー表

 金沢と言えば、私は、加賀百万石と言う名称とともに兼六園を思い浮かべます。田舎の学生の頃から行きたい所の一つでした。大阪からは、JRの雷鳥号に乗ると、2時間45分かからないのに、20代の頃は、なかなか行けませんでした。

 30代も終わりに近づいた頃にやっと、、金沢及び金沢ケントスへ、2回行きました。1回目は、1989年10月23日先輩と、2回目は、1992年5月21日父母義兄を招待し4人で輪島、金沢などの旅行した時でした。特に、2回目の時には、他の者を旅館に送り届け、自分一人で行ったので、皆から諦め顔で見られていました。

 実は、このような”抜け出し”は、金沢だけではなく、(後で書く予定の)沖縄でも同じことをしました。まあ、親子旅行している最中、自分だけでケントスに行く馬鹿息子(笑い)も、世間広しと言えど、あんまりいないと思います。全く自慢にも、何にもなりません(笑い)が。

 あと、2回の旅行とも、兼六園見学コースを前後日に組んでいた関係上、兼六園にもケントスにも歩いてそんな遠くない旅館に泊まりました。

 1回目は、私なりに先輩の方に気を使った関係上、金沢ケントスの記憶があまりなく、どちらかと言うと、一人で行った2回目のことを良く覚えています。

 ここの店は、ビルの7階で、1階か地下の店に慣れている私にとって、ちょっとした驚きでした。(この件は、先に行ったことのある『銀座ケントス』のページにも、同様のことを書きましたので、このページでは省略します)

 私の書いたリクエストカードをボーカルの女性の方が、演奏の合間に読まれました。「今日大阪から来られた上野さんです。来店は、2回目のようですが、全国30店まわられた方です。ほぼ全部のケントスをまわられたと言うことですよよね。スゴーイ」と、隣の男性ボーカルの方と話しするように紹介して頂きました。

 その後、早速リクエスト曲も演奏されました。私も調子者ですから、旅館で待っている両親や義兄のことは、この時間すっかり忘れて聴き入っていました。ステージもお客さんも含め雰囲気が、加賀百万石にふさわしい、なんか華やいだ感じに受けました。

 その後、スタッフの方から、店の葉書とともにレコード=EP版の形をしたレパトリー表(左の写真:実物は、もっと細長い)を頂きました。この紙には、びっしり曲目が書かれています。

 これには、レパトリーリスト1、2、3、4にそれぞれ約30曲ずつ分類されていて、合計122曲でした。この曲数が多いのか、少ないのか素人の私にはわかりませんが、ほぼ、どこのケントスでも聴けるオールディーズの曲は、全部網羅されていました。

 全国のケントス店で、色々とレパトリー表は見ましたが、いずれも手作りか、普通のA4サイズの印刷物でした。このような面白い形を見たのは、金沢ケントスが始めてでしたので、席でゆっくりと読みました。

 いずれ、このページとは別に『ケントスおもしろグッズ』か、何かのページで、このレパトリー表の件は、詳細に書きたいと考えています。

 また、レパトリー表だけでなく、ほかにもこの店オリジナルの店内誌や葉書(右の写真)も頂きました。このように金沢ケントスは、他の店(ただし、博多ケントスを除く)に比べ、多くの宣伝物を工夫されているなあと言う印象を持ちました。

 1ステージ聴き終えると、さすがの”馬鹿息子”も、旅館にいる年老いた父母にバツが悪いのか、早目に旅館に帰ることにしました。2回とも、時間は短かったものの近くの兼六園とともに思い出に残る店となりました。(ページ掲載:2002年3月7日)

金沢ケントスのデータ (下記は、1992年5月時点のデータです)
バンド名 ダイヤモンズ
所在地 金沢市片町片町2−21−30 エルビルイースト7F
電話番号

076-263-3180

金沢ケントスへのリンク(下記クリック)
http://www.kanazawa.co.jp/kentos/
特記事項、その他 オープンは、1986年5月

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