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シールビーチ (手前:砂浜)
(左奥から突き出た桟橋=ピア)

カリフォルニアの海底油田(プラットフォーム)
(シールビーチの沖合)
砂浜にたたずむカモメ
(沖合からの風を受けていた)

シールビーチ(3)(2008年11月23日、アメリカ、太平洋標準時)
 シールビーチ(Seal Beach)の砂浜に立った時の素直な私の感想は「自然のままの海岸線で、素晴らしい」と言うものでした。それから時間にして20分内外で波打ち際を歩きながら散策を楽しみました。 シールビーチの北側はロングビーチ(Long Beach)、南側はハンティントンビーチ(Huntington Beach)ですが併せて、この周辺は典型的な南カリフォルニアそのものの風景と言える所でした。

水平線が丸く見えるような
 このシールビーチの砂浜は、先に紹介しました海岸通りの住宅地横から入口になっていましたが、そこから目算で300m位はあろうかと思える遠浅でした。砂自体は、日本でもどこでも似たようなものでしょうが、やや粒子が細かいためか、歩き回っても砂に靴がめり込まないような感じがしました。

 そして、眼前に広がる一面の海は、太平洋そのものです。どこまでも遠くを見渡せるような、そんな感じがしました。さらに、日頃このような大海原を見たことない者が、眺めてみると水平線のかなたが、やや丸みを帯びたように感じたのは目の錯覚でしょうか。

 このような景色は、ずっと眺めていたいような気もしました。また、丁度この時、右方向の海には、これからロングビーチ港に入る客船のような大型船も見え「あー、この周辺は港湾都市でもあるのか」と実感しました。

海底油田のプラットフォーム
 砂浜を歩いていると、陸上から何キロ先か分かりませんが、海上に10階建てのビルと同じ位の櫓(やぐら)みたいな施設が見えました。(右の上から2番目写真参照) ヨーコちゃんの話によると「あれは、油田を掘っている所」とのことでした。

 「あー、そうか。そう言えばカリフォルニアも石油生産していると何かに書いてあったなあ」と思いました。ただし、カリフォルニアの海底油田が、この沖合にある施設のことを指していたのか、不明でした。もしかしたら、この周辺に油田施設は一基しか見えなかったので、ここのことを書いていなかったのかもしれません。

  遠い沖合にあるのと洋上のためか、ややかすんでいましたが、大きなクレーンがプラットフォームの左右から鬼の角(つの)みたいに、にょっきっと出ていていました。私は、このような海底油田の採掘施設は初めて見たのですが、何かしらややユーモラスにも見えました。

カモメ
  遠浅の海岸線には虫などがいるのか、カモメが何十羽といました。”三鳥三様”と言いますか、砂浜を行ったり来たりしているもの、くちばしを砂の中につけ左右に首をふっているもの、この周辺に餌がないと思ったのか、どこか違う所に行くものとか色々でした。

 もう満腹なのか、餌取りを諦めたのか、中にはしばし動かないでいる鳥もいました。この時は風が沖合から吹いているのか頭は海側を向き、打ち寄せる波を足に感じながらも、じっとたたずんでいるようなカモメもいました。「しめしめ、あのポーズの写真を撮ってみよう」と思い、十枚位シャッターを押しました。

 このカモメは、体は動かさないものの目だけギョロリ、ぎょろりさせながら「下手な素人カメラマンよ、日本からわざわざ来たから撮らせてやる。速く撮れ!」と言われているようで、その距離約5m近くでまで近寄れました。野鳥なのに人慣れしているのかもしれません。

 しばし、砂浜の散策やカモメの撮影に時間を費やして来たのですが、段々と海岸から沖合に突き出た桟橋(ピア、pier)が大きく見えてきました。海岸に通じる道路も近くにある関係からか、この近くにはウィンドサーフィンしている人も多くなってきました。
 
(掲載日:2009年6月3日)
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(旅行メモ)
15時15分、シールビーチの砂浜の散策
        砂浜、カモメや海底油田の採掘施設などを撮影
15時35分、シールビーチの桟橋入口
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