TOP  INDEX BACK  NEXT

アーヘン行きのバス(マーストリヒト市内)

広大な牧草地や畑(バスの車窓から)

アーヘン中央駅(バスの車窓から)
アーヘン市立劇場(中央の建物)

アーヘン市内観光その1

2013年12月23日
(オランダ時間)
 前ページには、マーストリヒトでの2日目で、喫茶店デ・ボーデルでカプチーノを飲んだことや、バイエンコルフ百貨店で帰国用のお土産購入したことなどを書きました。そして、昼過ぎから行く予定にしていたアーヘン(Aachen)行きバスに乗るため、やや急ぎ足でアパートへ戻りました。

 そして、アパートで買ったお土産の確認、トイレ休憩などをした後、歩いて10数分もないようなバス停に向かいました。ここで空を見上げると、朝の晴天は、どこにいったのか、曇り空が段々と重く垂れ込んできているようでした。あと、このバス停先には、美術館なども見えました。しばらくして、右側1番目写真のバスが到着しました。

バスの車窓からの景色
 「バスに乗る時間がないからね」などと皆から注意されながらも、乗車予定のバス写真を撮りました。(上側1番目写真参照) そして、けっこう中も広いバスに乗ると、ゆったりしたシートや通路が目に止まりました。前方中央の天井部を見ますと、おおよそ30インチの液晶テレビもあって各種情報案内、年月日や現在時刻の表示もあり、便利だと思いました。

 バスは、マーストリヒト市街地に別れを告げ、農村地帯に入ってきました。(上側2番目写真みたいな雰囲気) とにかく、どこも広大な牧場(牛、馬、羊など)と野菜畑でした。しかも平地ばかりとしか形容できない風景が、しばらく続いていました。日本では、約1時間もバスで走れば、たいていどこでも高いか低いかは別としても山が見えますが、それが全く見当たらないものでした。

 あと、バス路線道路の左右側には、小高い丘がありました。その丘から流れている川も小さな幅でした。小川と言うよりも、日本ならば田んぼに水を引くための用水路みたいにも見えました。ただ、さらに低地なっていくと、小川が幾筋も合流して、やや川に変わっていました。また、ところどころに、やや大きな溜池みたいに見える川もありました。

 出発後約20分して、バスは急に大きい道路から脇道に入るように進みました。そこは、円形状のバスターミナル(建物)がありました。ここは、乗務員の交代や休憩地になっているようでした。12時40分から10数分間の停車後、またバスは大きな道路をひた走りました。

  後で考えたのですが、どこの場所か、いつの間にかドイツ国境を越えたようです。私が気づかなかっただけかもしれませんが、「ここが国境だ。検問所だ」みたい建物はなかったようです。ただ、当然、道路標識に似た国境が分かるものはあったのでしょう。

 バスの車窓から見る風景は、しばし農村地帯には変わりないのですが、それでも段々と市街地に近づいているのか、遠方に今までの農家とは違う大きな建物も見えてきました。

 バスは、駅舎の大きな時計が「13時20分」を指しているアーヘン中央駅の前を数秒かからずに通り過ぎていきました。この中央駅は、あまり見れなかったのですが、後で写真を(右側上から3番目参照)確認すると、駅の看板には「Hauptbahnhof」(ドイツ語で”中央”との意味)が掛かっていました。
 
 また、駅舎の前には、上部がまるでパラボラ・アンテナを真上方向に伏せたみたいに見える円形をした塔がありました。塔の高さは、15m〜20m位ありそうな感じにも見えました。後日、この塔について色々と調べたのですが、結局なんなのか分かりませんでした。

 あと、全体の印象ですが、やはりアーヘン市の人口約24万人が住む中央駅にふさわしい駅舎にも見えました。さらに進むと、道路両側に建物がびっしり林立する市街地に入ってきました。

アーヘン市立劇場
 さらに市街地の道路を進むと、銀行などもあるオフィス街と思われる所を過ぎると、前方方向に白い建物が見えてきました。(右上側4番目写真はアーヘン市立劇場の正面側でバス停のあるのは劇場裏側方向にある) 13時35分、「THEATAR(テアター、シアター)」というバス停に到着しました。日本流ならば「劇場前(バス停)」みたいな言い方になるのでしょうか。

 座席から立つ時には、「やれやれ、けっこう乗ったなあ」という感じもしましたが、運転手さんに「ありがとう」と言いながら降車しました。この付近から第一目的地のアーヘン大聖堂まで15分ほどかかると言うことで、とりあえず「市内散策をしよう」となりました。あと、「THEATAR」バス停周辺から道路は、二股に分かれていましたが、私たちは進行方向で右側(北東側)のテアタープラッツ通りを歩きました。

クリスマスでにぎやかなアーヘンの通り散策
 バス乗車時間が約1時間10分間、さらにもう直ぐで14時近くにもなるので、アーヘン市内の通りを散策しながらも、どこか昼食がとれる店を探そうと歩き始めました。しかし、人の多い広場や大通りを避けて、そこから伸びている幾本かの通りも見たのですが、どこもクリスマス休暇やバーゲンの関係か、にぎやかで混雑している感じでした。

 安全なマーストリヒト市街地よりも、スリやひったくりに注意と事前に聞いていたので、結局、またアーヘン大聖堂前の通りに戻ってきてビストロ(喫茶店)を探すことにしました。このアーヘン大聖堂周辺の場所は、日本ならば、どこかの神社仏閣の門前あるいは参道みたいな所でした。

 その門前通りにもいくつかあり、その中に一つの通り沿いに昼食食べるなら丁度良いくらいのビストロ(カフェ、喫茶店)がありました。「この店なら、いいのでは」ということになり、店内へ入ることにしました。

(掲載日:2014年6月23日)
----------・・・・・・・・・・----------・・・・・・・・・・----------・・・・・・・・・・----------
(旅行メモ)
2013年12月23日(オランダ時間)
     アーヘン市内観光(1)
11時15分、百貨店の後、アパートへ
11時50分、アパートからバス停へ行く
12時20分、バスへ乗車、アーヘンへ向けて出発
         車中から景色を楽しむ
13時30分、アーヘン到着、散策
14時00分、ビストロ・カフェの「コーニング・シティー」で昼食

----------・・・・・・・・・・----------・・・・・・・・・・----------・・・・・・・・・・----------


TOP  INDEX BACK  NEXT