TOP  もくじへ戻る

私の温泉紹介 
神奈川県 箱根芦ノ湖温泉
都道府県名、地名、温泉地名など 入湯した旅館名(温泉施設名)
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根  『箱根芦ノ湖温泉 武蔵屋別館
主な泉質、温度など 備考(注:文章や写真は当時の情報です)
単純硫黄泉 (現在は)ほてるむさしや
箱根の旧道
芦ノ湖が見える展望風呂
温泉成分表
箱根の関所
   最初にお断りを書きますが、このページに掲載しています「箱根芦ノ湖温泉、武蔵屋別館」は、ホテル名が変わられ、現在は、『ほてるむさしや』になっておられるいるようです。

 私は、この箱根方面へ1992年8月25日〜26日行きました。最初、大湧谷(おおわくだに)に向かい、もうもう上がる水蒸気の中を登りました。

 この日、あまりいい天気ではなかったので、晴れていれば見えると言う富士山は、雲に隠れていて残念ながら見えませんでした。私はここで、大湧谷と書かれた標識の前で風のため湯気が体にかかって服が濡れるのを気にしながら写真を撮ってもらいましました。

 ここの名物は、「1個で7年、2個で14年寿命が延びる」とか言う温泉熱でゆでた 「黒たまご」を食べました。この卵、本当に墨で塗ったように真っ黒な色をしていました。

 なぜ、こうなるのか近くで何回か来たことのあるような人が話しているのを聞くと、この温泉の成分に関係あるようでした。私も全国各地の温泉卵を今までけっこう食べましたが、こんな黒い色は始めてでした。まあでも、中身はやはり同じ味のたまごでした。

 少しウロウロした後、当時あった「大涌谷自然科学館」に入りました。(現在は、閉館されたようです)ここの会館には、箱根火山の生い立ちなどが、大きなジオラマ、模型、カラー写真を使い、分かりやすく展示されていました。

 その後、芦ノ湖の観光船が発着する桃源台港に行きました。船はいく種類かあるようでしたが、私が乗ったのはロワイヤル号と言うまるで海賊船みたいな雰囲気でした。対岸の箱根までは、およそ30分強の乗船でした。

 着いて直ぐと言う感じで武蔵屋別館はありました。まだ時間もあるので少し足を伸ばして箱根の関所跡に行き、この日は外観をさっと見て翌日にもう一回ゆっくりと見てみようと思いました。

 この日泊まることになった武蔵屋別館でチェックインをすませ、早速風呂に向かうことにしました。ここの展望風呂は掲載写真でもお分かりの通り、眼下に芦ノ湖が望めました。

 天候さえ良ければ、さらに芦ノ湖畔、湖上を行き来する観光船、富士や箱根の山並みなど綺麗に見えるものだろうなあと想像しました。この日は、けっこうせわしなく歩いたので、のんびり、ゆっくりとこの風呂を楽しみました。

 次の日(8月26日)朝、この旅館から歩いて直ぐの所にある成川美術館に行って見ました。もう詳細は覚えていませんが、日本画が多かったように思います。また、ここの展望ラウンジからの眺めは抜群に良く、写真も数枚収めました。

 次に、箱根の旧道(右上側から1番目写真)を歩いてみました。うっそうと茂る杉木立が続くそんなに広くない道を行きながら、「あー、ここは江戸時代に東海道と呼ばれ旅人たちが、てくてく歩いたのかなあ。今なら大阪〜羽田間1時間以内の飛行時間だけど、当時はこの箱根の山を登り降りするだけでも数日かけたのかなあ」などと想像していました。

 しばらくすると、箱根の関所跡やその資料館もあり、バスの時間までかなりあったので、見てまわることにしました。あと、ここからそう遠くない所に箱根駅伝記念碑や彫像もありました。

 箱根駅伝と言えば、冬のイベントでは有名ですが、テレビなどではほぼ毎年見るものの、ここが実際の往路のゴール、復路のスタート地点と確認してからは、その後の中継も雰囲気含めて親近感が湧いたような気がしました。

 駅伝の時には、大勢の観客や賑やかな応援などあっているようですが、この時は静かに刻まれている文字などを読んでから去りました。あと私はこの旅行時、小田原に行き、その後新幹線で新大阪に帰りました。

 たった2日間でしたが、私が最初,、箱根に行く前に持っていた温泉や富士山などのイメージより、色々な所を自然のままに見たり、歩いたりと、けっこう広範囲に楽しめました。長年ここに多くの観光客の方が訪れる理由が(ほんの少しだけですが)何とはなしに分かるような気がしました。(掲載日:2005年11月1日)

TOP
  もくじへ戻る