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ローザンヌ大聖堂

 大通りを渡ると工事中で柵と壁がしてあり高い尖塔だけが見えるフランソワ教会だった。その前では大道芸人が演奏をはじめた。

 ペルー民謡のようで哀調帯びた歌と演奏をしばし聞いた。「なかなかですね」と言いながら大通りの左歩道をさらに登ると『ホテル・ド・ラ・ペ』、電機店等あった。

 十字路で途中別のルートで来られた澤さんに出くわした。さらに歩くと峠みたいな橋に出て右方向には目的の『ローザンヌ大聖堂』(カテドラル)、左遠方には海、下には家並みが見え「わ〜景色がいい」と誰とはなしに声が出た。自然とカメラを取り出し、あちこちでシャッターの音がした。


 10時35分、今朝一番の目当てだった『ローザンヌ大聖堂』に着いた。あいにくここもは工事中で中は見れないと思って、町中の良く見える庭先で祈念撮影した。

 しばらく休憩していると、ぐるっとまわった人から「別の入り口から入れるよ」との掛け声があり、中に入ることにした。『大聖堂』の中は広く、高く、特にステンドグラスが奇麗だった。

 その中にはスイスの州の旗や紋章らしき物が色あざやか光りを浴びていた。何かの準備らしきことをしていたが、工事中の影響か中は少し埃っぽく出ることにした。

 出入り口付近の壁いたる所まで彫刻が施されていて荘厳な感じがした。(1994年1月1日記す)

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