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その2 | カンパニュー・エ・プロバンス | その1 | バー・ア・ユイットル |
パリのビストロは、多くの店に行ったことありませんが、私が宿泊したホテルや観光地近くで、便利だったお店を紹介します。(店名、感想、写真、チラシ、メニューなど) |
バー・ア・ユイットル | |
この店には、1996年9月5日夕食時始めて行きました。この旅行時パリ宿泊のホテルは、セーヌ川にも近い「ホテル・ラ・ツール・ノートルダム」でした。 ホテルチェックインの後から、地下鉄乗る前や歩きながら、セーヌ河畔に行く時など、何回となくこの店は目につきました。(ホテルとこの店は、サンジェルマン大通り近くにあり、しょっちゅう、ウロウロした覚えがあります) この店の外には、特徴ある青いひさしがかかっており、その下には、生きのいい海産物がところ狭しと並んだ冷蔵庫がありました。 いよいよ、明日は、日本に帰ると言う段になってから、「何か珍しい店で、入りやすいところはないか」と考えていたところ、この店のウィンドウに目がいきました。 何種類かの名刺サイズ大の国旗が張ってあり、その中には日の丸もありました。「ここなら、日本語通じるかも。夏にカキが食べられる店も珍しいから、ここにしようか」と言う単純な発想でドアを開けました。 レストラン『ラ・バー・ア・ユイットル』のユイットルは、カキ(牡蠣)と言う意味で、英語風に言えば「オイスター・バー」、日本語で表現すれば「生カキ専門店」と言うところでしょうか。 この店で、生カキ、オマール海老、白ワインなどを注文しました。白ワインの注文で、恥ずかしいことがありました。最初、ギャルソンが言っていた「ドライ?」の意味が分からず、しばらくして、「辛口か?」と聞かれていることが分かったのです。 「そうそう、ドライ、ドラーイ、辛口をお願いします」と、もう通じるのか、どうかは別として、英語、日本語入り混じって、頼んだところ、美味しい白ワイン(1995年に金賞を受賞した物)を持って来てくれました。(白ワインは、4人で飲んで美味しかったのでもう一本頼んでしまいました) この「ラ・バー・ア・ユイットル」は、チェーン店で、この当時のパンフレットを見ると、私たちが行った「サンジェルマン大通り店」以外に、「モンパルナス店」「バスチーユ店」などが書いてありました。 漁貝類が好きな日本人好みの店のひとつではないかと思います。また、ソース類のフランス料理を食べ過ぎた人にとっても合うかもしれんません。 |
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