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宇都宮ケントス

バンド名のように

 私は、1990年6月1日に宇都宮ケントスに行きました。前日は郡山ケントス、翌日は東京での結婚式出席(当然、夜は大勢でライブハウス予定)のため、なぜか、この宇都宮では気合が入らなかったのを覚えています。(笑い)

1990年6月当時のチラシより
 宇都宮ケントスに行く前、いつもの通り、店の場所を確認して、近くの居酒屋で軽くメートルを上げることにしました。

 「まあ、この付近は特別な郷土料理もないから、どこでもいい」と思いながら入った居酒屋は、案の定どこにもあるようなありふれた店でしたが、味はマアマアだったので、それなりに満足しました。

 足早に、宇都宮ケントスに向かうと、まだ、8時前だからなのか、また、いつもこのようなお客さんの入りなのか、金曜日の夜にしてはガランとした感じでした。ボトルカードの記入用紙に住所や名前を書いていましたら、演奏が始まりました。

 ここのバンドについての強い印象は、あまりありませんが、女性ボーカルは、可愛らしいさとみさんとゆみこさんと言う名前だったと思います。しばらくすると、私が大阪から来たと言うこともあるのか、カードとともにひとつの封筒をスタッフからもらいました。

 この中には、紙が二重に二つ折りになっており、上側を開くと、中からギターを抱えたエルビスとかオープンカーの車などが、ぱっと飛び出してくる仕掛けでした。このグッズは、他店でもありましたが、宇都宮でもらった物しか、今は持っていません。いずれ、「ケントスおもしろグッズ」特集のページで、また、少し書きたいと思います。

 昼間、喜多方や会津若松を数十キロ歩いた疲れがどっと出たのか、ウトウトするようになりました。

 これではいけないと思いながら、また、少し恥ずかしくもなり、2ステージ聴いた後、バンドの名前「ランナウェイ」と同じように、逃げ出すようにホテルへ向かいました。(掲載日:2001年11月22日)

宇都宮ケントス、再オープン情報 (注:その後、2008年に閉店)
 今年(2005年)8月4日、宇都宮ケントスが再オープンしました。このことについて、全国のケントスファンからメールにて情報が、私にもいくつか届けられましたので、今回まとめてみました。

宇都宮ケントスの紹介
・住所:(以前と同様)
・電話:028-636-3717
・バンド名:ナインスドライブ

 バンドの特徴は、ドラムスが女性で、オールディズの曲のジャンルも、50年代から70年代までカバーしておられると言うことだそうです。新宿ケントスと同じようなホーンセクションがいらっしゃるので、大変豪華なバンドに見えるそうです。

 あと、オープン直後に行かれたある方の感想として「オープンしたてという事でバンドも気合が入っているのがよく分かります。また、社長さんが銀座店・新宿店に負けないようにしたい。と熱く語っていたのが印象的でした。ぜひ他県でもこのように気合の入った社長さんがいて再オープンとなれば良いですね」と。

 近年、各地で閉店などが続いている中、宇都宮ケントス再オープン情報は(以前行った店でもあり)私にとっても、嬉しいです。ほかの各店のスタッフ、バンドの皆様、色々な工夫や努力をされているのを手に取るように分かる場面も数多く見ました。特に、地方の店で。

 曲のジャンルも店によって色々のようです。50〜60年代を貫かれるのもいいし、幅を広げて70〜80年代もいいと思います。ジャンルをウンヌン言われるなら、例えば「情熱の花」と「キッスは目にして」と言う曲は、元々ベートーベンの「エリーゼのために」が原曲のはずです。いい曲は、いつの時代になっても受けると思います。

 私のような(店にとっては)他人が口先だけで言うのは簡単ですが、ただ、私自身今まであった店がなくなると、ポッカリ穴が空いたような、なんか自分の居場所がなくなったような寂りょう感も味わいました。その地域その店に合うようなものなら、色々と取り入れて頂いて、全国どこの店も長く続いて欲しいなあと思っています。(追加掲載日:2005年8月14日)

閉店情報:2008年2月29日に閉店(松山のYさんからの情報)

宇都宮ケントスのデータ
バンド名 (以前)ランナウェイズ
現在:ナインスドライブ
所在地 -
電話番号 -
宇都宮ケントスへのリンク -
特記事項、その他 1989年オープン 、 2000年12月31日閉店
2005年8月4日再オープン
2008年2月29日閉店







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