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全国ケントス、ハウスバンド一覧
1990年当時(24店)
全国共通の店内誌(OLDIES STATION、21号=1990年夏号)より

No.
店名
バンド名 No. 店名 バンド名
01 札幌ケントス リトルベア-ズ 13 京都ケントス イエロージャケッツ
02 函館ケントス ベルベッツ 14 大阪梅田ケントス ファンキーズ
03 青森ケントス ラブポーションズ
15 大阪南ケントス ハートブレイカーズ
04 仙台ケントス キャデラック
16 神戸ケントス ペースメーカーズ
05 郡山ケントス レイダース 17 岡山ケントス ブルーキャップス
06 宇都宮ケントス ランナウェイズ 18 広島ケントス ムーンバード
07 六本木ケントス ケントス 19 松山ケントス ツィスターズ
08 銀座ケントス シルバーウィングス 20 小倉ケントス ペパーミンツ
09 川崎ケントス CCライダー 21 博多ケントス サーフサイド6
10 新潟ケントス バーニングラブ 22 長崎ケントス ブルームーン
11 金沢ケントス ダイヤモンズ 23 熊本ケントス Tバード
12 名古屋ケントス クリケッツ 24 沖縄ケントス ダイナマイツ

皆さん若くて、頑張っておられたなあ。
 上記のバンドの演奏は、全部聴きました。(ただし、メンバーは掲載と違っている場合もあります。ハウスバンドが休みで、ゲストバンドの演奏を聴いた店もありました)

 いずれのバンドも共通して、若い方が多かったです。特に、女性は、そのほとんどが20代前半の方ばかりのようでした。また、どのバンドも良く頑張っておられるなあという印象が強かったです。(夜寝て朝起きる一般人やお客さんと違って、昼に起きて夜仕事して朝寝るパターンだったろうと思います)

 あるボーカルの方に聞いたら、「歌と歌うことがが好きなんでしょうね」とも言っておられました。また、中には友達とカラオケにもいかれたのか、「生バンドなら直ぐ歌えるのに、カラオケでは歌いにくい」とも聞きました。

 私が全国の店を巡りはじめて、もう16年以上(2002年現在)になりますので、私が聴いた当時バンドの方は、今なお現役で頑張っておられる方、卒業・転職された方など、それぞれだと思います。皆さんの内情や生活面は、知りませんが、ステージに立たれて人前で歌う(演奏される)以上、「いい歌をうたいたい、いい演奏をしたい」と言う方ばかりだったろうと思います。

 私は、大阪の店をのぞけば他の店は旅行者として行ったので、その時だけでそのバンドの全ては分りようがありませんが、ステージを通して、たくさんの楽しさやパワーをもらったような気がしました。お会いした皆さんが、これからも各方面でご活躍して欲しいなあと願っています。

 

また、オールディーズの曲が、流行ればいいなあ。
 オールディーズと言えば、アメリカの1950年から1960年代に流行った曲が中心(一部ヨーロッパの曲や、70年代の曲なども演奏されますが)です。ですから、全国のバンドの方々とは、全く世代的には違う方々が、歌や演奏をされていたと思います。

 その意味からして、オールディーズの曲は、”スタンダードナンバー”と言いますか、次からつぎへと、新しい世代にも歌い継がれる(演奏される)曲なんだなあと改めて思いました。また、(私は聴く側オンリーですから、推測の域を出ませんが)実際に歌う・演奏されるメンバーの方も、オールディーズの曲が、まずは好きな方なんだろうなあと思いました。

 最近のテレビドラマやCMソングでオールディーズの曲が、かかっているのを良く聴きます。私は、できれば、もう1回、1回と言わず何十回も(笑い)”オールディーズブーム”が起きればいいなあと、心底思っています。しかも、ゆっくり、ノンビリと粘り強くヒットして欲しいと切に願っています。

 オールディーズは、ほど良くアップテンポで、明るく、乗りやすく(踊りやすく)、口ずさみやすい曲が多いです。スローナンバーも覚えやすく、また、人情味深い曲(まるで、浪花節かいな?)(笑い)が、ほとんどだと私は思います。

 オールディーズと生演奏は、カップル、仲間、家族(夫婦)、初対面の人含めて、あらゆる年代層を越えて、話しやすい、仲が良くなりやすい感じの曲かなあとも思います。このような曲が流行れば、ややオーバーですが、人間関係も良くなるし、沈滞している日本経済の活性化(?)(笑い)にも繋がるのではと、密かに私は思っています。

(記:2002年9月13日)

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