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アムステルダム・スキポール空港にて(その1)

2015年12月17日(ドイツ時間)
 前ページ(KLMのB777-200の機内にて)に、私達が乗ったKLMオランダ航空ボーイング777-200の機内様子、座席ごとにある液晶モニターや機内食などについて書いています。特に、福岡空港から出発し、飛行経路に沿って書き留めた高度、速度、残りの距離や飛行時間などは表も作成しています。

 今回のページは、アムステルダム・スキポール空港に到着して、次のシュトゥッツガルト空港行きへのトランスファー(乗り換え便)手続きなどを主に書いています。ここの空港ターミナルには、4回来たことになりますが、毎回「大きいなあ」と印象を持ちつつも、便利だなあとも思います。

スキポール空港(上記画像はKLMの機内誌より)

スキポール空港の夜景(B6ゲート周辺の駐機場)

スキポール空港到着とトランスファー手続き
 私達が乗ったKL870便は、(日本時間)12月17日11時10分に福岡空港を出発し、約12時間半のフライトを終え、アムステルダム・スキポール空港に(ドイツ時間)同日の16時25分に着陸しました。ドアの所で客室乗務員の方々が見送りしておられたので、「ありがとう」と言うと、笑顔の返事がありました。

 搭乗橋(ボーディング・ブリッジ)を歩きながら、私は今回初めてすることを考えていました。それは、トランスファー(乗り換え便)で、そのまま次の便の出発ゲートに進むことでした。ただし、預けた手荷物は、そのまま最終到着地で受け取ることが、当然できます。昔ならば到着した国(今回の場合はオランダ)ごとの入国審査を受けて、さらに乗り換え便で別の国へ行ったならば、到着後そこの国の入国審査を受けていたのではないでしょうか。

 今は、シェンゲン協定
(詳細は下記の大辞泉の解説を参照)のおかげで、協定圏の1ヶ国の入国審査を受ければ、あとは再度受けなくても他の国へも入国可能のようです。今回の旅行の場合、オランダ国の入国審査を受ければ、ドイツ、スペイン国にも入国できると言うものです。

シェンゲン協定=欧州諸国間において人の移動の自由を保障する協定。加盟国域内での出入国審査を廃止し、域外からの入国者には共通査証(シェンゲン査証)を発給。国境を越えた警察・司法協力を行う。名称は、1985年にルクセンブルクのシェンゲンで調印されたことから。フランス・ドイツ・ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの5か国により発足し、1999年発効のアムステルダム条約によってEUの法的枠組みに組み込まれた。(国語辞典の大辞泉より)

 トランスファー(乗り換え便)のこと、入国審査、次便のセキュリティー検査場やビジネス・ラウンジなどを知りたいため、ゲートで待機しておられた日本人スタッフに聞いてみることにしました。私の手元にKLMの機内誌があり、そのページに分かりやすい空港ターミナルビル内の地図 
(このページ下段の「スキポール空港の平面図」参照)がありました。

 それを片手に色々と質問すると、分かりやすく丸印なども付けて頂きながら丁寧に教えてもらいました。通路の上にある案内板通りに進めば良いことは頭で理解していても、やはり今回のように 直接教えて頂くと、より一層分かりやすかったです。

 そして、教えて頂いた順路で、まずはセキュリティー検査場を目指しました。そして、16時50分 、その検査場で着ていたコート、時計、ベルト、キーホルダー付きの小銭入れをカゴに入れました。同時にデイパックの口を開け、さらにipad、カメラなどが入っていることなどを告げました。それで、金属類は何もない状態でした。

 しかし、検査機の通過を2度やり直しました。たぶん、チャックと金属類が何もない紙幣入れに機械が反応したのだろうと思いました。結局は、ボディーへの直接検査となり、係りの人が、やや怒ったような雰囲気で「何も分からないのか!」みたいな感じでした。 まあ、でもなんとか通過できたので、「ありがとう」などと言って、ザックに出した物を入れ直して気分を段々と落ち着かせて行きました。

 義兄の方は、もっと検査が厳しくて、同じ人から「首に下げていたパスポート入れを胸まで手を突き入れて、無理やり引っ張られた」と怒っていました。このことは、その後も何回となく話題になりました。次は、入国審査場です。16時10分、入口が、いくつか種類があり、係員の誘導していた通りに並んで順番を待ってました。パスポートを出したところ、「どこに行く?」のみたいに聞かれたので、「シュッツガル」トと答えたところ難なくスタンプを押してくれました。

  次は、
シュトゥッツガルト空港行きのB6ゲートと、ビジネスラウンジを探すことでした。先ほどの日本人スタッフから教えてもらった通り、また空港平面図(下記画像)を片手に、また、通路を歩き出しました。

スキポール空港の平面図(上記画像はKLMの機内誌より。ただし一部メモ書きがあり)

(掲載日:2016年2月8日)
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(旅行メモ)
2015年12月17日(ドイツ時間)
15時00分、オランダ北部の上空を飛行
16時25分、アムステルダム・スキポール空港へランディング(着陸)
16時50分 、セキュリティー検査場
16時10分、入国審査
16時30分、ラウンジや売店を見て、B6ゲートで次便を待つ
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