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グランドキャニオン (2) (2008年11月22日、アメリカ、太平洋標準時)

ブライト・エンジェル・ロッジ裏側周辺
 2か所目のグランドキャニオン(Grand Canyon)見学行きは、ブライト・エンジェル・ロッジ(Bright Angel Lodge)内を通らずに、建物の横あたりにあった小道からロッジ裏側に出ました。ここから見るグランドキャニオンの眺望も第一回目に見たマーザー・ポイント展望台からの眺めに負けず劣らずの圧巻でした。ヨーコちゃんは、「ここから眺めると、空が近くに見える」とも言っていました。

グランドキャニオン(Grand Canyon)
(中央右は谷底)

グランドキャニオン(Grand Canyon)
(右上はエル・トバ・ホテル)

エル・トバ・ホテル(El Tovar Hotel)
(グランドキャニオン峡谷側)
ホピ・ハウス(Hopi House)

  左側方向に人が多いなあと思っていましたら、そこは断崖絶壁にギリギリ建ってる感じのルックアウト・スタジオ(Lookout Studio)と言う建物がありました。そこの窓辺から近くに見える岩山や谷底が絶景のようでした。

 あと、私は確かめなかったのですが、このブライト・エンジェル・ロッジ周辺は、グランドキャニオン谷底へのトレイルの出発や到着地点にもなっているようで、「さあ、今から下って行くぞお」と言う感じのザックなどを担いだ一団もいたようでした。

 私達は、ルックアウト・スタジオ方面に行かず、逆の標高の高い方向に行こうと言うことで、ゆっくり散策しながら歩きました。このブライト・エンジェル・ロッジ周辺は、いくつかのロッジ、ホテル、お土産店、その他の建物が集中しており一大観光地になっているようです。

 その関係もあるのか、最初に見たマーザー・ポイントに比べ断崖絶壁の端には平石を丁寧につきあげた石垣もありました。ただし、石垣は当然全部ではなく場所によっては自然のままの崖もあり、やはりそこは恐いなあと言う感じでした。

エル・トバ・ホテル(El Tovar Hotel)
 エル・トバ・ホテルとホピ・ハウスの写真を撮りたかったので、 私だけ先に行き高い地点へ進みました。まず、このエル・トバ・ホテルですが、このページ右側上から2枚目と3枚目写真でもお分かりの通り、断崖絶壁の上にたつ木造りクラシック調の建物のように見えます。

 とんがり屋根を中心に建物が左右に伸びた造りになっているようでした。私はグランドキャニオン側から写真を撮りましたが、ここからの構図もなかなかいい雰囲気でした。

 英語版ホームページ(2009年1月現在)を見ると、このエル・トバ・ホテルの開業は1905年で、過去アメリカ大統領を始め国内外の著名人が泊まったようです。78の部屋数で、ケーブルテレビ・電話・風呂・エアコンなどは完備と書いてありますから、約2000メートルの高地で色々な制限がある中、やはり高級ホテルだなあと思いました。

 しかも、何か月も前から予約一杯で、特にグランドキャニオンに面した部屋は、さらに取りにくいみたいです。また、ホームページの写真で見た部屋、内装、ダイニングやデッキの造りも、建築後100年を経てますます風格があるようでした。私は残念ながら時間がないためホテル内も庭にも行けませんでした。

ホピ・ハウス(Hopi House)
 ホピ・ハウスは、エル・トバ・ホテルから、さらに少し登った所にありました。私は最初、この建物を見た時「なにかの砦かなあ」と思ったのですが、それは間違いでした。

 このホピ・ハウスは、先住民ホピ族の建築方法を見習って造られたようです。建物構造は、右側写真でも一部お分かりの通り、階段上のテラスみたいなものが幾重にもなっています。

 また、壁全体、独特の茶褐色をした日干しレンガみたいな物で造られているようでした。建物内はギフトショップになっているようでしたが、私は時間ないために入らず、外から写真だけ撮って、皆が待っている展望台の方へ向かいました。

米粒くらいに見える人
 皆が待っていた石垣のある所は、おかげでそこに座って休んだり、写真撮ったりと、安心してのんびりもできました。 ここで、皆から「あそこに人がいる!」と言うので真下の崖を見ると、赤い道を歩いている人が何人か見えました。

 自分達のいる所から千メートルはないようでしたが、人の大きさが米粒くらいか、それよりも小さな感じにも思えました。改めて、この崖の高さが実感できました。

 かなり昼も過ぎていたためか、グランドキャニオンの谷底へ下る人より、ここに戻るために登っている人が多いように見えました。登りの人は、どの人も足取り重い感じで、ゆっくりペースでした。

 「そろそろ、集合時間かなあ?」と言うことで、また、ブライト・エンジェル・ロッジ方向に向かいました。ロッジ内でトイレに行っていたところ、あまりお土産店で選ぶ時間がなくなり、バッグや本なども簡単に見たのですが、結局は買わずにバスに乗り込みました。

(掲載日:2009年2月3日)
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(旅行メモ)
12時15分、ブライト・エンジェル・ロッジ前の駐車場から 徒歩でグランドキャニオン観光へ出発
        ・ブライト・エンジェル・ロッジ裏側周辺の峡谷
        ・エルドバホテル周辺
                 ・ホピ・ハウス周辺
13時10分、ブライト・エンジェル・ロッジ内のお土産品を見る
13時15分、グランドキャニオン空港に向けてバス出発
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