はじめに
私は、2008年11月21日から25日までアメリカ・カリフォルニア旅行を楽しみました。この旅行の元々の目的は、(2008年11月)現在、カリフォルニア在住の姪を訪ねて一緒にいくつかの観光地などに行こうと言うものでした。日本から一緒に行ったのは、義兄と甥で合計3人でした。
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カリフォルニア州・シールビーチの
極楽鳥花(ストレリチア)
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冒頭(扉ページ)に「カリフォルニア旅行記」と、まるでカリフォルニア州全体を旅したごとく大きく書いていますが、実際はロサンゼルス市内の一部、姪の住居のあるシールビーチ及びアリゾナ州のグランド・キャニオンなどに行った旅行記です。
私の海外旅行記は今まで『ヨーロッパ3空港調査旅行記』、『スイス・パリ旅行記』、『ローマ・パリ旅行記』、『ストラスブール旅行記』の4編あります。これまでの旅行記は、日時に沿って書く方法か、テーマごとに分けて記述していくやり方などありました。
そのいずれもが「見て、聞いて、食べて、歩いた」ままみたいな内容になっています。
今回も、今までのやり方と同じで方法で、日時を追って書きながらも、その場面で印象強いものとか別途追加したいテーマなどは、別枠の囲み欄みたいにして書き加えたいと思っています。
今まで多くの方の話、テレビ、雑誌や写真その他でアメリカの概要は私なりに少し知っていたつもりでしたが、それにしても私の第一印象は、「なんと広くて大きな国だろう」と言うものでした。「百聞(ひゃくぶん)は一見(いっけん)に如(し)かず」、「見ると聞くとは大違い」などの言葉もありますが、改めてその通りだなあと思いました。
あと、見たままの感想は、各ページに詳細に書く予定です。ただ、グランド・キャニオン、ネバダの砂漠、カリフォルニアの海岸その他の自然のスケールの大きさに比べますと、人間そのもの小ささを再度実感しました。人が生活する上では最低限の衣食住のお金は必要ですが、人の営み上で起こりうる様々なもめ事を始め色々な感情、地位欲、名誉欲、金銭欲なども含めて、自然の大きさからすれば、なんとまあ小さいことか、その時一瞬だけかもしれませんが改めて感じました。
また、人はどんなに頑張って長生きしたとしても百年間位でしょうか。何千万年か、もしくは何億年かけてコロラド川が削リ取った高さ千五百メートル位の断崖絶壁を目の前にすると、人の一生は瞬きにもならない時間であること、だからこそ今何か考えていることが、もっと違ったことに生かせないものか、あるいは人に与えられた時間は本当に貴重であることなど、私なりに色々考えさせられました。
そうは言っても何かに急に役立つような妙案も浮かばないのですが、自分なりに何か新たな物を得たような、あるいはたとえ同じ物を見たとしても違ったことで再認識・再発見したような、そんな旅行だったと思います。
これまでの4編の旅行記を書く時には試行錯誤しながら何とか完成させてきましたので、今回も同様に色々と調べ直したり、書いては削除することもあろうかと思います。また、年齢とともに記憶が曖昧になることも多々あります。出来れば、そうならない内に今回のカリフォルニア旅行記は仕上げたいと思っていまが、一応完成までに数か月間を予定しています。
皆様、私のつたない文章で、しかも予定通りに掲載できないかもしれませんが、ご覧頂ければ嬉しい限りです。(掲載日:2008年11月31日)