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風呂と玄関は鉄平石張り
浴室の上壁は無節の桧板ですが、下壁(床から約40cm)はぐるり全て鉄平石張りです。また、玄関ホールやスロープ手すり下の高さ60cm×長さ600mの壁も鉄平石で仕上げてあります。
この鉄平石は自然石を厚さ2cm弱、広さは葉書大から画用紙位に切ってあるのを丁度ジグソーパズルみたいにして張合せていくものです。左官さんにお話しを聞くと「先のさきまで考えて張っていかなければうまくできない。ダイヤモンドカッターで切るのは主に端だけで、真ん中はあまり使わない」とのことでした。模様が十文字ならないように注意しているそうです。将棋の一手先でも読み違えている私にとって、感心して見ていました。それにあの固い石を切っていくカッターの威力にも理論的にダイヤは固いと分かっていても凄いなあと思いました。
この自然石は普通のタイル張りと違って風合が面白く、水をあびたらまた違う表情があります。(記:1998年3月)
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