TOP  Music list はじめに

005
マイウェイ(My Way)
私の聴きたい音楽(曲)シリーズ

曲名 マイ・ウェイ(My Way)
作詞 仏語の歌「Comme d'habitude」(コム・ダビチュード 作詞:クロード・フランソワ、ジル・ティボ 、ポール・アンカ(英語訳)
作曲 クロード・フランソワ、ジャック・ルヴォー
発売年 1969年(フランク・シナトラのアルバム)
歌手・演奏者 フランク・シナトラ、ポール・アンカ、エルビス・プレスリー、セリーヌ・ディオン、美空ひばり、藤圭子、尾崎紀世彦、布施明など世界中の歌手多数
備考 「カバーされた回数が史上第2位の曲

フランク・シナトラ(アルバムの画像より複写)
<用語解説>
マイ‐ウエー(my way)=我が道。自分なりの生き方や流儀。(デジタル大辞泉より)

・(楽曲の)=マイ・ウェイ(My Way)〈フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より〉マイ・ウェイ」(My Way)は、フランク・シナトラのポピュラー・ソング。作詞はポール・アンカ、作曲はクロード・フランソワ、ジャック・ルヴォー(英語版)。 原曲は1967年のクロード・フランソワのフランス語の歌「Comme d'habitude」(コム・ダビチュード 作詞:クロード・フランソワ、ジル・ティボ 作曲:クロード・フランソワ、ジャック・ルヴォー)で、ポール・アンカが新たに英語の詞を書き[注 1]、1969年にフランク・シナトラのシングル及び同名のアルバムとして発売された。後にエルヴィス・プレスリーはじめ多くの歌手によりカバーされ、カバーされた回数が史上第2位の曲(第1位はビートルズの「イエスタデイ」)だと言われている。


この曲について
世界中の有名大物歌手が歌うマイウェイ
 このマイウェイ(My way)という楽曲は、上記の『ウィキペディア』には、「カバーされた回数が史上第2位の曲」とあります。つまり、世界中の多くの有名歌手が、この曲を歌い続けて、また、販売もされているということです。

 私も映画、FMラジオ、YouTube、その他で、先のフランク・シナトラの歌だけでなく例えばエルビス・プレスリー、ポール・アンカ、3大テノール歌手(ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス)、セリーヌ・ディオン、日本なら美空ひばり、藤圭子、尾崎紀世彦、布施明さんなどの歌唱を何十回、何百回と聴いてきました。

セリーヌ・ディオン(アルバムの画像より複写)
なぜ世界中の歌手がマイウェイを歌うのか考えてみた
 上野も映画、FMラジオ、YouTube、その他で、先のフランク・シナトラの歌だけでなく、例えばエルビス・プレスリー、ポール・アンカ、3大テノール歌手(ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス)、セリーヌ・ディオン、日本なら美空ひばり、藤圭子、尾崎紀世彦、布施明さんなどの歌唱を何十回、何百回と聴いてきました。

 私は、音楽について好きなだけで何の楽器も弾けないし、歌も下手な完全素人です。そんな私が、なぜ世界中の歌手が、このマイウェイの曲を歌うのか考えてみました。大歌手の心の底まで当然、分からないものの聴く側で考えて、次の箇条書き風要素に思い当たりました。

 1) 曲自体が誰でも分かりやすいし、知っている。
 2) 曲調(メロディーライン)がメリハリが効いている曲である。(「静かに始まり、盛り上がり、流れるような調子」の繰り返し)
 3) 英語歌詞の場合、大歌手の人生を重ね合わされる内容である。(様々な山谷はあれど成功者としての自信など)

 4) 日本語の歌詞の場合、英語歌詞より、やや抑えた、謙虚気味の日本人らしい感じがしている。
 5) 語りかけ調の曲なので聴く側も自分の人生と共感する場合もある。

マイウェイは終末を悟った人生振り返りの内容では?
 英語のマイウェイを一般に良く聞くのは、例えばカラオケとか結婚式などではないでしょうか。そして、たいてい中年オジサンが自信たっぷり歌われる場合が多いのです。また、その感想として、「これからも我が道をゆく」とか「新たな第二の人生も、俺流の生き方で行く」みたいな解釈を、お持ちの方が多いのではないでしょうか。率直に言いまして、その説は、誤解か、間違いと私は思っています。

エルビス・プレスリー
(Amazon販売のアルバム画像より複写)
 この誤解の要因は、日本語歌詞1番の出だし部分「今船出が近づくこの時に」から来ているのではと思われます。英語歌詞のマイウェイの場合、この新たな「船出」とか第二の人生とか、次の新目標ではないと私は思います。

 むしろ正しくは、人生の終末、さらに明快な表現にするならば「死への旅路」を意味しているようです。それは、次の歌詞冒頭からも分かります。And now, the end is near And so I face the final curtain(直訳で「そして今、終わりが近づいて最後の幕を迎える」の意味)

 つまり、英語歌詞の場合、家族や友人に対して、終末に向かっての船出を前にして、自分の人生を振り返っての内容だろうと思われます。そして、ここからは上野の勝手な想像ながら歌詞以外にも、「皆さんには色々と、お世話になったねえ。本当に、ありがとう」みたいな言葉が行間から、にじんで来るような内容もあるような気もします。

 マイウェイ(英語版)が「終末への旅立ち」場面とするなら、ラストで声張り上げて終わる調子ではないでしょう。やはり、フランク•シナトラやセリーヌ・ディオンのCD盤の歌唱のように静かに終わる方が、この歌詞本来の意味ではないでしょうか。

補足

 (この原稿は、準備中。しばらく、お待ち下さい

TOP  Music list はじめに