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(写真1) マーストリヒ大学周辺の壁と門(内側)
(写真2) (上記写真の反対側の)外側壁と橋

(写真3)  (奥側が)モンセニュールノーレンス公園(手前側がイエカー川。土手にはアヒルが沢山いる。人がいるのは公園周回の散策路)

(写真4) クリスマスの飾りつけのある通り(左上部は店の旗?)

マーストリヒト市内観光その16

2013年12月25日
(オランダ時間)
 前ページには、マーストリヒト市内観光で、マーストリヒト最古の城壁やマーストリヒ大学周辺にあったアルフォンスの銅像のことなどを書きました。今回のページは、その続きで静かな学園通りから、マース川の支流になるイエーカー川を渡ると動物のいる公園がありました。

 さらに、その公園から少し戻る感じ、そろそろクリスマス当日に関わらず喫茶店などが開き始めたので昼食できる店を探していきました。このページでは、そのようなことについて書いていきます。

マーストリヒ大学校舎近くの静かな道

 私達は、木立がたくさんあったフローテ・ローイエルス通り(Grote Looiersstraat)周辺にあったアルフォンスの銅像などを見て、次にマーストリヒト大学校舎が間近に見える、と言うよりも校舎に囲まれたような通りを進んでいきました。この道の進行方向(南方向)の左側(東側)には、ずっと校舎が続いていたようでした。

 この短い道と言うより学校敷地内の通路みたいな感じですが、左右の建物含めて、ゆっくりと見て歩ける所でした。また、右側(西側)には、三角屋根の上に十字架が立っている壁の白い教会もありました。この道左右とも景観を合わせているのか、白い建物が多かった印象が残っています。

 この道を100m位歩きますと、4m程の高い壁(元の城壁かな?)が見えてきました。(写真1 参照)この壁は、一見新しいようにも見えますが、元々はアーチ式になっている構造のようでした。そして、そのアーチ部分を全部、後世に平たい石か、白いレンガ石のようなものでふさいであったようにも見えました。

 あと、(写真1)に写っています壁の右側が、裏門かもしれませんが、大学校舎側から外側の川や公園に出入りできる通用口みたいになっていました。この門をくぐり抜けますと、 (写真2)に写っています橋がありました。この橋を私達も渡りましたが、横幅は、せいぜい人の2列ほどのものでした。

 この橋の下が、マース川支流に当たるイエーカー川でした。この川は、幅が狭いので、城の堀みたいな雰囲気でもありました。前日来の雨で、水かさが増え、色もかなり濁って見えました。

 この川には、たくさんの白鳥、鴨やアヒルなどが、スイスイと水面を動きまわっていましたので、カメラを向けて数枚撮りました。いずれも野鳥でしょうが、人に慣れているのか、岸近くで手をかざしても、のんびり、ゆっくりと離れようとはしませんでした。

 あと、この川を見て、私は「いいなあ」と思ったことがありました。それは、あくまでも私の見た範囲内ですが、この公園付近には堤防がないのです。(写真3 参照)つまり、地面と川をさえぎるものがないので、野鳥がそのまま歩いて川に入ったり、逆に公園の中に戻って来れるのです。

 アヒルの群れが、体を左右に揺らしながら独特の歩き方で、川と地面を行ったり来たりしている姿は、なんかユーモラスな感じでもありましたが、逆に、これが普通なんだああとも思いました。

動物の多いモンセニュールノーレンス公園(Monseigneu Molenspark)
  川の横は、散歩道で、その脇にはずっと柵があり、横幅500m弱、奥行60m位の細長い草地のモンセニュールノーレンス公園がありました。ここの公園は、全て草地(芝生)も木立も、全て緑一色みたいな公園でもありました。

 その草地(芝生)の中には、種類は不明ですが実に様々な動物たちがいました。そして、マダマダ子どもなのか、柵の近くに来たり、また仲間の一団のところに固まったりと動き回っていました。

 ここで、この動物たちの種類について、3人で「あれは馬か、ロバの子どもかな」とか、「鹿だろう。(ディズニー映画に出てくる)バンビみたいに可愛い」などの話が続きました。毛色も白色、黒色、茶色と様々で、結局のところ誰も良く分かっていませんでした。

 ただ、地元の家族と思われる子どもが、動物を気にいったのか盛んに指さしながら親子で話し合ってました。その会話は、たぶん「あの動物は何と言うの?」みたいなことをお母さんに尋ねているのだろうなあと思いながら、ゆっくりした公園の雰囲気らしさを感じました。

 この公園と先ほどのイエーカー川の間は、公園周回の散策路みたいになっていて私達は、(写真2)の橋から150m近く、ゆっくり歩きました。そして、この公園を横切るような感じの道路であるヘンリー・ヘルマンスパルク通り(Henri Hermanspark)に出てきました。この通りは当然車も通っていましたが、私達の進行方向(北側)には、イエーカー川に架かる橋がありました。この周辺で、公園から離れることにしました。

クリスマスの飾りつけのある通り
 この橋の上からも、先ほどまでいた周回散策路、公園や川などが良く見えました。さらに進みますと、今度は数十分前までに歩いていたシント・ピーテル通り(Sint Pieterstraat)に戻ってきたようでした。この通りは、まだ数回しか歩いていないにも関わらず、もう通い慣れた道みたいになってきました。(写真4 参照) 写真でもお分かりの通り、道路の上には建物間でクリスマスの飾り付けがしてありました。

 また、そこここにある商店の看板や旗などが、いい雰囲気さえも作り出していました。(写真4 参照)特に、目立っていたのが、アート関係の店と、通りのもっと先の方にあった楽器店軒先の楽器模型飾りでした。まるで、チェロかバイオリンみたいなものが、そのまま吊るしてあるのではと思ったほどで、もちろん絶好の被写体になりました。

 クリスマス休暇のため、開いている店は、この通り界隈ではなかったので、「聖母教会前の通りならば喫茶店くらいは開いているかも」との提案から、その方向に進むことにしました。

(掲載日:2014年12月1日)
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(旅行メモ)
2013年12月25日(オランダ時間)
     マーストリヒト市内観光(16)

12時00分、マーストリヒト最古の城壁と通り
12時05分、マーストリヒ大学周辺にあったアルフォンスの銅像
12時08分、
マーストリヒ大学校舎横の道
12時10分、マーストリヒト大学周辺、動物のいる公園
12時30分、聖母教会前の喫茶店で昼食
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