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はじめに

  私は、2013年12月21日から28日までオランダのマーストリヒト、アムステルダム、ドイツのアーヘン、ベルギーのブリュッセルなどの旅行に行ってきました。この旅行の誘いは、姪から義兄を通じてありました。(2013年12月)現在、マーストリヒト在住の姪を訪ねて日本からは、義兄と一緒の旅となりました。

 念のため、冒頭の扉ページには、オランダ旅行記と、タイトルですから短く書いていますが、オランダ全体を見た訳ではありません。また、特に仕事上などの目的はなく、姪が在住しているマーストリヒトを中心に、そこから各地の観光に行ったということです。ヨーロッパは、ユネスコの世界遺産が多い地域ですが、今回もその見学がいくつかできました。この時の内容は、後のページで詳細に書く予定ですが、いずれも日本にはないような貴重な建物や大事にされてきた歴史の重みを感じました。

 私の海外旅行記は、今まで『ヨーロッパ3空港調査旅行記』、『スイス・パリ旅行記』、『ローマ・パリ旅行記』、『ストラスブール旅行記』、『カリフォルニア旅行記』の5編が既にあります。この5編とも、私が「見て、聞いて、食べて、歩いた」ままみたいな内容です。今回のオランダ旅行記も、この方法とほぼ同じような書き方で掲載してみようと思っています。

オランダ、マーストリヒトの風景写真(手前側はマース川)

 あと、観光地だけでなく、現地で色々と聞いた、例えば生活状況、交通事情、活気ある商店街などについては、別テーマでも書いてみたいとも思っています。ただし、全部予定通りいくか、どうか、元々サボリ症の私ですから今から心配もしていますが、出来る限り書き加えていくつもりです。

 私は、今回の旅行でヨーロッパは5回目となりました。上記の旅行記の通り、なぜか今まではフランスに縁があって、いずれも日本からの最初の到着地(帰りも同様)は、パリのシャルル・ド・ゴール空港でした。しかし、今度は、今まで一度も行ったことがないオランダ、ドイツ、ベルギーで、フランスにはトランジット(空港立ち寄り)もありませんでした。その意味からして、同じヨーロッパ域内と言っても今回の行き先は、なにかしら新鮮ささえ感じたところもありました。

 ヨーロッパの国々でも様々な問題があり、その対応も各国とも苦慮しながら進んでいるのは、各種の報道の通りでしょう。しかし、同じような資本主義国で、似たような経済活動をしている日本と比べて、何故かしら泰然自若(たいぜんじじゃく=落ち着いていて物事に動じないさま。デジタル大辞泉より)しているようにヨーロッパに行くたびに見えるのは、私の目の錯覚でしょうか。また、日本では全国各地で苦労されたり、ヒドイ所ではなくなりつつある各種の商店や商店街も、今回見た範囲内では実に活気があるように見えました。

  ただし、 ヨーロッパでも当然、政治の問題で各種の制度改悪はあるようです。しかし、それでも(一部の国を除けば)今なお医療や教育関係は、原則無料と聞いています。一方、日本では、この2分野だけでも、いくら社会保険料や税金を払い続けていても生活上、各種の費用負担が重くのしかかっています。さらに各種制度が、より一層改悪されようともしています。

  今回行きました3か国のいずれの国よりも、日本の方が経済力や国家予算規模も大きいはずです。それなのに何故、将来不安まで多くの方が感じる状況に追い込まれているのでしょうか。この件は、広範囲で難しい問題なので簡単に言えませんが、結局のところ「金の使われ方」に、大きな比重が日本とヨーロッパでは”月とスッポン”ほど違うのではないでしょうか。つまり、ヨーロッパ各国は、苦しい経済状況ながらも、より国民に目が向いた金の使われ方がされていると推測されます。

 この旅行記は、私が始めて行った所ばかりですから、当然、観光地についての内容が主となります。ただ、日本ではなかなか見えてこないことも、いい機会ですので幅広く考えながら書いていこうと思っています。閲覧して下さる皆様、私のつたない文章で、しかも予定通りに掲載できないかもしれませんが、ご覧頂ければ嬉しい限りです。(掲載日:2014年1月2日)


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