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私の温泉紹介
宮城県、二口温泉、ふたくち山荘
都道府県名、地名、温泉地名など 入湯した旅館名(温泉施設名)
宮城県仙台市太白区秋保町馬場 、 『二口温泉 ふたくち山荘
主な泉質、温度など 備考備考(注:文章や写真は当時の情報です)
石膏泉 既に閉館
ふたくち山荘の玄関
 私は、1993年1月10日から12日までの2泊3日で茨城・福島・宮城の3県の旅行をしました。いつもの通り、まるで『点と線』みたいな旅行で、特に、この二口温泉行きは、仙台に行ってからその後思いつきみたいにして行った所です。

 仙台駅から朝7時のバスに乗り、良く覚えていないのですが、約1時間半近くかかったと思います。途中、秋保温泉や秋保大滝もあるのですが、この日、私は大阪に帰る関係上、立ち寄るのは次の機会にしようと思い、終点まで行きました。

 ここで、話し脱線しますが、この秋保大滝は当時手にしていたパンフレットなどによると、「幅6m、高さ55mで、日本三名瀑布の一つ」でした。水量も多いようで、「轟音がして、爽快になる」と書いてもありました。

 そんな滝だったら、夏シーズンに見てみたい気分にもなりましたが、バスの車窓から長く続く、二口渓谷を見ながら、先を目指しました。

 バス到着後、この地点あたりからも見えていましたが、磐司岩(ばんじいわ)があります。この岩は、そこだけが急に150m位そそり立って、何キロも続ているような岩山で見ごたえ充分でした。秋の紅葉が評判のようですが、私の行った1993年1月12日は、雪が降って白くなっていました。

山荘の裏側、右下が名取川
 本来なら、このバスの終点近くにある、『磐司山荘』の温泉に入ることを私は目的にしていました。玄関で「おはようございます」と何回か言ったのですが、何かの理由があったのか、なかなか扉が開かなくて、あきらめました。

 時間待ちしているバスの運転手さんに教えてもらい、そこから、少し下った所に今回ご紹介する『ふたくち山荘』がありました。私が行った時は、もちろん開業されていましたが、その後詳細定かではありませんが、この『ふたくち山荘』は、2002年3月末頃に、閉館されたようです。

 私は、事前に分っていなかったのですが、壁に書いてある説明書きなどを良く見ると、元々ここは、宮城県の老人休養ホームの目的で建てられてるようでした。道理で、玄関でおじいちゃんやおばあちゃんたちが、目立つなあと思いました。

温泉成分表
 階段を下ってみると、名取川を真下に見ながら入る温泉でした。右上の掲載写真は雪の日のため、分りにくいですが、右下に黒く見えるのが名取川です。このように川が間近にある温泉で、川のせせらぎも聞こえていました。

 あと、壁に架かっていた泉質や効能書き(左側の写真は、曇って見にくいですが)には、次の通り書いてありました。 「 」内が引用部分です。

 「 この温泉は、地下302メートルの深層から湧出している全国でもも珍しい石膏泉質の温泉です。その効能は次の通りです。 適応症 神経質 リュウマチ性疾患 通風および高尿酸素質 創傷 動脈硬化症 高血圧症 と、書いてありました。

 とにかく、バス発車までの約30分間を利用した入湯で、ゆっくり浸かる気分ではなかったので、それほど印象は残っていません。でも、最初の『磐司山荘』の温泉をあきらめていた中で、「偶然入れただけでも良かったのかなあ」と思いながら、しばし湯船につかっていました。(掲載日:2004年11月17日)

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