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私の温泉紹介
北海道、登別温泉、滝乃家
都道府県名、地名、温泉地名など 入湯した旅館名(温泉施設名)
北海道登別市登別温泉町、『登別温泉 滝乃家
主な泉質、温度など 備考(注:文章や写真は当時の情報です)
食塩泉、硫黄泉、ラジウム泉 このホテルのホームページは、ここからどうぞ。
露天風呂(絵葉書より)
 親不孝の馬鹿息子でも、たまには、その罪滅ぼしをしようと、1990年5月7日から5月11日にかけて父母と北海道と東京へ旅行しました。父母は長崎から大阪空港に来て合流してから北海道に向かうことになりました。

 この北海道に向かう便はジャンボ機でしたが、偶然にも機長は私がお世話になっていた方でした。しかも天気も良く窓際の席にいた父も地図を片手に、「今、男鹿半島付近」「あそこは下北半島かなあ」など言いながらのフライトでした。到着後、出迎えてくれた従兄弟(いとこ)の車で支笏湖などまわり、千歳市の彼の白い大きな家に泊まりました。

 次の日、この時季日本国内でも時差があるのかと思うくらいの日の出の早い朝にちょっと驚きながら、朝食を頂きました。その後、札幌へ移動し、お決まりの時計台、クラーク博士の銅像などの観光コースをまわりました。

 次に、大倉山ジャンプ台に行ったところ、これがリフト乗降初体験の父母ながら、けっこう好評でした。スキージャンプ大会をテレビなどで見慣れている関係上、「ここで、あのジャンプはやっているのか」みたいな感じで、高さに少し怖がりながらも見慣れたような感じがあったみたいでした。

登別温泉
 その後、札幌を後にして白老ポロトコタン(アイヌ集落、手工芸の展示などの施設)に行き、長崎から来た者には珍しく、ここでゆっくりした後、クッタラ湖と登別に行きました。

 登別で父母が驚いたのは、地獄谷の(長崎の雲仙にもありますが)、そのスケールの大きさとゴーゴーと湧き上がる噴煙でした。また、その上にある池全体が温泉みたいな大湯沼には、さらにびっくりした感じでした。

 パンフレットに、「(概要)登別温泉は、1日の自然湧出量約1万トン、源泉温度摂氏45度〜90度で、硫黄泉や食塩泉、鉄泉、明ばん泉など種類が豊富です」と、書いてありました。

 夕方前になり、今回ご紹介する登別温泉・滝乃家さんの玄関に着きました。話し相前後しますが、私はこの旅館は当初(1990年4月頃)全然知らず、千歳空港の知り合いの方に予約含めてとってもらいました。その彼が言うには、「滝乃家さんは、元は割烹料亭で特に仲間内では料理が好評ですよ」とのことでした。

露天風呂
 静かな落ち着いた感じの旅館でした。しかも、部屋に案内した仲居さんが年老いた父母に何かと気づかってくれ、早速それに気を良くしたのか話し好きの母が大村弁(長崎弁)で仲居さん相手にこちらに来た経過説明かれこれ話しかけていました。

 私と父は、早速露天風呂に行こうと言うことで、階段下って日本庭園がぐるりにある風呂に入りました。ここの露天風呂は、写真でもお分かりの通り、乳白色の温泉でした。近くに川も流れていました。

 北海道の5月始めですから、まだ、花の季節には早いのかもしれないですが、露天風呂まわりの庭園には種類は全く覚えていませんが、花か少し咲いていたのを覚えています。

 開放感いっぱい、乳白色の露天風呂、花も咲いている木々豊かな庭園と川の水音も聞きながらの入浴に気を良くしたのか、父は「こん温泉は気持ちの、よかのー」(大村弁:「ここの温泉は、気持ちがいいなあ」)と何回となく言ってました。

 夕食のお品書きは和紙に書かれたので、しばし話題になりました。ここの料理は、千歳空港の知人が言っていた通りでした。ぐっすり寝れた次の日の朝、目覚めも良く、もう一度露天風呂に入りました。(掲載日:2004年12月18日)

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