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ジョウビタキの写真

ジョウビタキ(メス)
sunset.jpg (13724 バイト)
 この写真は、2011年3月11日16時30分頃、大村市野田町にあるサラリーマンOBの方の畑(自家菜園)で撮りました。まず、国語辞典の大辞泉によりますと、<.じょう‐びたき=尉鶲:ヒタキ科ツグミ亜科の鳥。スズメ大。雄は頭が灰色、顔と背が黒く、腹・腰・尾が赤褐色。雌は茶色。翼に白斑があるので紋付き鳥ともいわれる。シベリアで繁殖し、日本では冬鳥。《季 秋》>と書いてあります。

 私は、野鳥に関しての知識は全くないような者ですが、上記の写真、たぶんメスのジョウビタキと思います。小さいながら体がふっくらとして、チャームポイントは目がまん丸で、つぶらな瞳と言う感じです。撮影している私と、この鳥との距離は約4mでした。

 なぜ、こんなにも近い距離でも逃げないのかの理由について、畑の所有者の方は「あのジョウビタキは最近いつも来ている」、「私が畑を耕していると、土や堆肥の中から虫が出てくるので、それを狙ってきている」、「ある時には足元の50cm近くまで来たことがあるよ」と言うことでした。

 つまり、お腹すいているジョウビタキは少々のことで虫捕りと背に腹かえられないので、人間や小型耕運機が動いていても近づいてくると言うことでした。私が撮影中も7枚ほど撮った間、ある意味けっこう対面状態でしたが、警戒しつつも上記写真のポーズは、ずっと変えませんでした。

 この野鳥をしばらく見ていると、人にも慣れている感じさえして、私も親しみを持ちました。ジョウビタキは、冬を日本で過ごし沢山の虫を食べて、渡り鳥でしょうから、またシベリアか、どこかに飛んで行くのかもしれません。ついつい、「元気でなあ! また、来シーズンも、ここに来てよ」と声掛けてみたくなる鳥でした。

(掲載日:2011年3月15日)

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