TOP  BACK

雉の写真(キジの写真)

2)土遊びしている雉
sunset.jpg (13724 バイト)
 この写真は、2006年5月30日11時30分頃、遊休地の畑で撮影しました。いつも人の姿を見たり足音を聞いただけでも逃げるのに、この日は少し様子が違っていました。一旦逃げても、また同じ所に戻って来て、しきりに土を掘っているような、遊んでいるような、そんな雉(きじ)の仕草でした。

 数分間観察していると、柔らかい所の土を掘りながら体を360度、何回となく回転させていました。それも、かなり熱心な感じで。私は最初、土の中にいる昆虫でも見つけているのかなあと思いましたが、どうもそうではないようでした。

 途中から「何をしているのか?」と言わんばかりに邪魔しに来た胸とお腹が白色のカチガラス(上記写真の左の野鳥)が前後左右近くで歩いたり飛んでいました。このカチガラスに対して威嚇の泣き声を上げても、掘った土のまわりを離れようとしませんでした。

 私は、雉の生態は知らないので何とも言えないのですが、ただ単純に遊んでいたと思えず、体に付いたかゆい虫を落すためにグルグル土をまわっていたのでしょうか。しばしの間、見慣れない雉の行動でした。(掲載日:2006年6月3日)

1)歩いている雉
sunset.jpg (13724 バイト)
 この写真は、2004年10月23日15時頃、自宅からそう遠くない所の大村市重井田町の山近くで撮りました。実は、私のログハウスまわりでもキジ(当然上記写真と違うキジ)は、ほぼ決まった時間にウロウロと歩きまわっています。歩く順路といいますか、お決まりのコースも大体分っています。

 しかも、「雉も鳴かずば撃たれまい」という言葉があるくらい、独特の鳴き方をするので直ぐ分るのですが、なかなか警戒心が強くて私がデジタルカメラを構えて準備していたら、毎回既にどこかに逃げてしまった後で、野生の野鳥写真撮りの難しさを感じてもいました。

 その度にまるで、キジに「お前みたいなヘナチョコ素人カメラマンに撮られてたまるか」と、言われてるみたいで悔しい思いをしていました。たまたま、今回本当に偶然に撮影することが出来ました。なかなか、愛嬌のある鳥です。

 今度いつも自宅まわりを回っているキジを見かけたら、「お前も男前(?)に撮ってやるから、しばらく、動かんといて」と言ってやろうと思います。(掲載日:2004年10月23日)

TOP  BACK