写真１）の正式名称は、『パジリカ・ディ・サンタニコラ・イン・カルチューレ教会』で、真実の口広場から歩いて少しの所にあり、写真右側の建物に特徴がありました。
写真２）と３）は、古代建築が、ほぼそのまま現存する最古の劇場『マルチェロ劇場』です。右隣の３本円柱しか残っていませんが、ここはアポロ・ソシアノ神殿跡（アポロ神殿跡）です。

写真４）の幾何学模様は、ルネッサンスの巨匠ミケランジェロの傑作です。広場中央の台座には、マルクス・アウレリウスの騎馬像がありました。（現在はない）　この広場を囲んで三方に、カピトリーノ博物館、ローマ市役所、コンセルヴァトーリ宮殿（美術館）があり、その調和は、見事と言うしかありません。　
写真５）のカピトリーノ博物館には、「瀕死のガリア人」「カピトリーノのヴィーナス」の彫刻があります。
写真６）ロムルスとレムスは、コンセルヴァトーリ美術館内にあり、ローマの始祖と呼ばれています。狼のお乳を吸っている像は、中世に足されたとする説もあります。