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アムステルダム・スキポール空港にて(その2)

2015年12月17日(ドイツ時間)
 前ページ(<アムステルダム・スキポール空港にて(その1)>に、「スキポール空港到着とトランスファー手続き」などについて書きました。セキュリティー検査場などで、ややドタバタしたことなどにも触れていますが、なんとか次の便が出発するB6ゲート目指して通路を歩き出しました。今回のページは、その続きで乗り継ぎ便のシュトゥッツガルト空港行きのゲートに着くまで通路周辺を見たこと、そのB6ゲート周辺での話や、義兄と一緒にカフェに行ったこと、さらには今日の最終目的地だったシュトゥッツガルト空港とホテルに到着したことなどを書いています。

シュッツガルト行きのB6ゲートにて
 入国審査場通過の後は、次便の出発ゲート確認と、ビジネスラウンジの場所探しでした。まずは、16時15分 様々なゲートの付け根みたいな所でB6ゲート方向を確認し、休憩する所のラウンジがどこにあるのか探して見ました。近くには、色々な店、カフェテリアなどがあり、喫茶店のスターバックスもありました。エスカレーターで登った所にラウンジがありました。私達は有料で利用したいと思い、スタッフの方に聞きますと、私のクレジットカードでは入れないことが分かりました。

 それならば、出発ゲート付近で待つしかないと思い、また歩き出しました。長時間フライトや、ほとんど寝ていないことからの疲れもあるのか、通路が長く感じました。しかし、スキポール空港のターミナルビルは、どこのゲートへ(例えば今回のような乗り換え便なども含めて)行くのにも、同じ建物内みたいな感覚で移動できるので、大変便利ではあります。ただし、ターミナルビルが、広いことには変わりありませんが。

 16時30分、やっとシュトゥットガルト行きのB6ゲートへ着きました。まだまだ、出発案内までは4時間位ありましたので、ゆっくりB6ゲート周辺、駐機場に止まっている航空機やトイレなどを見てみました。そして、このフロアーには、自動販売機しかなくて、2階のフロアーに売店やカフェテリアが、けっこうあることが分かりました。

フリーWi-Fiがあれば便利だ
 とりあえず、義兄と「まだまだ、時間があるので、ゆっくりしましょうか」などと言って、iPadをお互い取り出し、フリーWi-Fiの接続をしてみました。私達は、前回の「2013年12月、オランダ旅行」時にも、主にKLMのビジネス・ラウンジで、このフリーWi-Fi接続をして、出発まで大部分の時間をホームページ閲覧にあてていました。今回は、「出発ゲートだから、どうだろうか?」と思ってはいました。

 それは、私の間違いで、このスキポール空港のフリーWi-Fiは、良く完備されていて、どのゲートでも、どの場所でも直ぐにアクセスできることを今回改めて実感しました。そして、大変便利だなあと思っています。インターネット接続できたので、まずは受信メールの確認からでした。

KLMの航空機(機種名は不明)

スキポール空港の夜景(B6ゲート周辺の駐機場)

 そして、次便のことについて、シュトゥットガルトにいる姪に、搭乗券その他で尋ねました。すると、即座に返信もあり、さらに安心しました。今度は日本のニュースも気になるので、ヤフー・ニュースなどから、ゆっくり閲覧していきました。あと、大村市内の方々へ、「オランダのスキポール空港からです」と添え書き付きでメールしました。

 ちなみに、私達は福岡空港で海外でも使用できるレンタルの携帯電話を借りようか考えました。しかし、、このようなフリーWi-Fiが完備されていればメールでも充分、一般的な事柄ならば事足りるのなあと実感しました。

照明が輝くスキポール空港
 夜間の空港風景もいいかなあと思い立ち、2階のフロアーへ行きました。もう、とっぷりと日が暮れ、空港内全体が暗くなっていました。私は、ビルのガラス越しに、ぴったりカメラのレンズをくっつけて、駐機している航空機の写真を中心に撮ってみました。最初は失敗したのですが、その後、手ぶれしないように注意して撮ったところ、まあまあの写真(上から1、2番目写真参照)が撮れました。


  ガラス越しながら、私の直ぐ下側の駐機場にいるKLMの航空機(上から1番目の写真参照)の機種は、「何かなあ?」と思いました。福岡空港から乗ったボーイングB777-200機よりは明らかに小型機で、エンジン2発、ウィングレット(主翼の両端にある小さな翼)もついているのが、特徴でした。それら以外に何か見分けられないか、凝視して見ましたが、結局「まあ、エアバス社かボーイング社製の小型機だろうなあ」と言う曖昧な答えしかなりませんでした。

 1階に戻り、しばらくして前の椅子にいたおばあちゃんが、イタリア語か何かで私に尋ねてきました。最初、全く分からなかったので、「私は英語が話せません」と英語で答えました。それでも、何か「トリノ行きは、このゲートで良いのか?」みたいな言い方だったようでした。後でカウンター上の電光掲示板に気づいて、見ると「トリノ行き」との表示もしてありました。おばあちゃんに教えようか迷いましたが、会話に全く自信がなかったので、そのままにしていました。すると丁度いい具合にKLMの制服を着た営業スタッフが通り、おばちゃんは、その人達に聞いて納得されたようでした。

  先ほどの夜景撮影時に、2階のフロアーにハイネケンの看板とともに、生ビールを飲ませる売店を見つけていました。早速、義兄に「2階で、ハイネケンの生ビールありますよ。行きますか?」と尋ねたところ、「あー、行こう」と言うことになりました。義兄は、上手に注文して購入できたようでした。私は、他に何か珍しいものがないか物色していました。

  すると、男の店員さんから、「プリティー」と言う声がしました。まさか自分に声掛けられているとは全く思っていなかったので、周囲をキョロキョロしていますと、再度「プリティー」の声がしました。「えっ、私が?」みたいな表情で、「ノー、ノー」みたいな返事をすると、その店員さんは「日本から来たのか?」との質問があったので、「そう、ジャパンだ」みたいな会話が続きました。この件は、後で考えたのですが、この「プリティー」との言葉は、私の聞き間違いではなく、たぶん着ているコートに、やや黄色系のファーが付いていたので、そこに反応されたのだろうと思いました。

シュトゥッツガルト空港とホテルに到着
  色々ありましたが、21時05分、KL1879便はスキポール空港を出発しました。そして、約1時間30分のフライトで22時30分、シュトゥッツガルト空港に到着しました。その後、手荷物を到着ロビーで引き取り、その出口には姪が私達二人を笑顔で出迎えてくれました。早速、タクシーに乗り込み、市街地に向けて走りだしました。

 この車は、メルセデス・ベンツで、姪が「良い車ですね」と褒めていました。ただし、車のスピードも速く、やや荒っぽい運転でした。夜間の走行なので市街地や道路の状況も分かりませんでしたが、所どころで道が細かくカーブしているなあとの印象を持ちました。車内では、今までの弥次喜多道中の話や、義兄と姪の親子の会話も弾んでいました。

  そうこうしている内に30分位でタクシーは、小さなホテル入口に止まりました。このホテル・ガルニ シュアイブル(Hotel Garni Schaible) は、日本流に言えば市街地にあるペンション風と言うのでしょうか。既にオーナーのお婆ちゃんは休んでおられ、姪が二人の部屋の鍵を預かってくれていました。そして、エレベーターがないので、4階まで歩いて登り、旅行鞄などを各自の部屋に持ち込みました。

 旅行疲れと睡眠不足からか階段登り終えた後、部屋で疲れが、どっと出た感じでした。話し足りないこともあったでしょうが、とりあえず今夜は明日の集合時間などを決めて終わりにして、ぐっすり眠りにつきました。 (なお、このホテルやシュトゥッツガルトについては、後のページで詳細に書く予定)

(掲載日:2016年2月15日)
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(旅行メモ)
2015年12月17日(ドイツ時間)
16時25分、アムステルダム・スキポール空港へランディング(着陸)
16時50分 、セキュリティー検査場
16時10分、入国審査
16時30分、ラウンジや売店を見て、B6ゲートで次便を待つ
21時05分、KL1879、アムステルダム国際空港を出発し、シュッツガルト空港へ向う
22時30分、KL1879、シュトゥッツガルト空港に到着、旅行鞄を受け取り、タクシーに乗る
23時00分、ホテル・ガルニ シュアイブル(Hotel Garni Schaible) に到着
24時00分、 就寝
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