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花写真集
ツユクサ(露草)

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主な撮影場所:
 長崎県大村市野田町
撮影日時:2007年9月8日
 掲載年月日:2007年9月10日
 <撮影メモ>この花の第一印象は小さな花ながら、なんとまあ不思議な形をしているのだろうかと思いました。上記の写真をクリックして、ご覧下さると写真は大きくなりますが、まるで男性の顎髭(あごひげ)みたに伸びている部分が特徴ではないでしょうか。

 
国語辞典の大辞林では次の<>内の通り書いてあります。< つゆ‐くさ【露草】 ツユクサ科の一年草。道端に生え、高さ15〜50センチ。葉は長卵形で、基部は鞘(さや)となって茎を囲む。夏、二つ折りの苞(ほう)に包まれた青い花をつける。花びらは3枚あるが、1枚は小さい。古くは花の汁を摺(す)り染めに使用。ぼうしばな。かまつか。あおばな。あいばな。つきくさ。うつしぐさ。《季 秋》 

 やや湿気のある道端を始めどこにでも、この花は咲いていて一つがしぼんでも、また、どこからか咲いてくるような、けっこう長い期間見たような気がしました。ただ花が咲いているのは早朝から、せいぜい昼までです。また、ツユクサ(露草)の名前通り、早朝とか雨が降った後とか、この花は元気がいいように見えます。

 あと写真的には、背景がまわり全部緑色の葉っぱ、花が上側2枚が青色で下側1枚が白色、雌しべと雄しべが黄色、髭のようなものが白色と、派手な色ではないものの、この色の取り合わせと構図が、なかなか面白いです。

 ただ、小さな花なので私のような下手な素人カメラマンにとって風のある日、低い位置からピントを狙うのは、うまく撮れない場合もあり、足が痛くなることもありました。

 真夏の花みたいなイメージが私はしていたのですが、上記国語辞典を見ると俳句の季語では秋の花のようです。小さい路傍の花ながら、強い個性を主張しているような、そんな花とも思えました。

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