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1)腕時計  スイス、ロレックス、オイスター・サブマリーナデイト16613(ブルー&ゴールド)

防水完璧、安心感を与える頑丈な腕時計

 私が以前働いていた大阪空港の職場では、スキューバーダイビング趣味の同僚が多くいました。スキューバーダイビングの時計は、海中潜水中、酸素残量の関係から、自らの命にかかわる大切な物です。このスキューバーダイビングのメッカ、沖縄・座間味島にも10回近く行きました。そのたびに、ダイバーの方が腕うでに、ロレックスの『オイスター・サブマリーナ16610』(文字盤黒色、ステンレス製)を付けていました。また、同じように、私の同僚達にも同じ時計をはめている者が5人ほどいました。私としては、あこがれの時計でもありました。

 この『オイスター・サブマリーナ16610』は、全自動、サファイヤカットグラス付きのステンレス製、潜水深度300メートルまで防水保証、回転ベゼル、ダイビングスーツを着た腕にも付けられるエクステンションリング方式、蛍光文字盤など、大変優れた時計でした。ただし、値段も高価で、確か当時35万円くらいでした。とても、すっと買えるような物ではなく、「欲しいなあ」と思うだけでした。

 1993年10月、意外にも、その時計購入チャンスが訪れました。スイスのジュネーブに弁護士さんグループと一緒に行く旅行がありました。その時、私は、40歳でサラリーマン歴20年以上を記念して、長年あこがれの時計購入を決めました。ジュネーブ・レマン湖に架かっているモンブラン橋からそう遠くない所に、ロレックス時計の販売代理店ブッへラーに行きました。

 どれを買おうか、かなり迷いましたが、同僚たちと違うモデルの『オイスター・サブマリーナ16613』(ブルー&ゴールド)にしました。文字盤と回転ベゼルが独特なブルー、リング中心部分が金、その他はステンレス製の物です。(そのほかの機能は、上記の『16610』モデルと、ほぼ同じため省略)価格は、日本円で約48万円でした。

 この『オイスター・サブマリーナ16613』(ブルー&ゴールド)は、全自動の時計ながら、誤差は一日数秒、月間1分以内です。全自動ですから、針が止まらないように毎日腕にはめますが、この時計は、まず飽きが来ません。他の時計に比べ、かなりの重量(約130グラム)があるのですが、慣れれば腕にしっくりなじみます。それに少々ぶち当てても傷つくことなく、びくともしない頑丈さがあります。暗い夜でも、文字盤及び針とも良く見えます。これを付けて海に潜ったことはありませんが、防水も完璧でしょう。耳に近ずけて聞く針の音も、「チッチチ…」と言う小気味さがあります。総てにおいて、人に安心感を与える時計だと思います。

 3年間もしくは5年間に1回くらいの割合で、油さしもしくは、パーツ点検のためのオーバーホールが必要です。でも、これさえ繰り返していれば、一生もしくは何世代にわたって使える頑丈な時計です。(記:2001年5月9日)

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