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シャルル・ド・ゴール空港と帰国に向けて
CDG空港(1996年のAFチラシより)
1996年9月6日〜7日
シャルル・ド・ゴール空港
 9月6日、少し朝寝坊して朝食をとり、その後部屋に集合しました。忘れ物はないか、その他を最終点検して9時前にフロントへ行き、チェック・アウトとタクシーの手配を頼みました。その後シャルル・ド・ゴール空港に向かいましたが、運転手から「ターミナルビルのどこか尋ねられ、最初ターミナルビル2Aと応えましたが、2Bかで迷いました。関西空港行きは2Aでした。

 10時過ぎにはシャルル・ド・ゴール空港ターミナルビル2Aに着きました。にいさんがチップを運転手に渡すと喜んでいたとのことでした。その後、ターミナルビルを各自でウロウロしました。まだまだ、出発までにはたっぷり時間はありましが、早目にチェックインを済ましておこうと言うことで、カウンターでAF292便で4人とも同列の席を取ってもらいました。

  12時前にカフェテリア『フレンチ・リビエラ』に行きました。。このカフェテリアは過去2回の旅行の時、日本へ旅立つ前に食事をした店でした。ヴァイキング形式の食事で各自ハンバーガーやサラダ等を頼んでいた。私は、肉の煮込みのボックスを指差したところ、クスクス料理を盛り付けてくれました。

 このカフェテリアは、間近に飛行機やスポット(駐機場)が見える一等席でした。「ここから、シップサイド(飛行機まわり)の車や人の動きが良く分かるよ」、「あれは珍しい機体ねえ」などと言いながら食事はすすみました。

帰国に向けて
 昼食も終わり出国、手荷物検査を受けて、搭乗ゲートに進みました。このゲート近くに売店があったのでお土産にチョコレートなどを買いました。13時10分エールフランスAF292便の機内へ行き、私の座席は29Gでした。この機体はエアバス・インダストリー社製のA340でした。この機内は同僚に「以前日本航空でよく飛んでいたDC8位で中は細いかもしれないよ」と聞いていました。しかし、B747(ジャンボ)機よりは幅、高さとも大きくなかったですが、座席間隔は来た時のジャンボより逆に広いようでした。

機内のモニター(画面は北欧3国あたり表示中)
 プッシュ・バックが開始され機内案内があり、その後機長アナウンスもおこなわれ今回の機長はポアンチュリさんでした。天井の方には上下に作動し、上部に格納できる(機内のモニター)テレビが興味を引きました。 しばらくして機体は自走開始したが、どうも混雑しているようで私達の前に4機離陸を待っている飛行機があるらしく、20分近く待機させられましたた。

 13時45分エールフランスAF292便は離陸しました。「さあ、これでパリともお別れ、また、来ようね」など話していましたら、ぐんぐん高度が上がっているようで、しばらくしてテレビで「高度7000m、外気温マイナス25℃、速度718km」と表示していました。また、テレビではニュース報道もあり、アメリカのイラク攻撃やオウムの裁判などを流していました。たいして日数経っていないのに何かしら日本のニュース内容が懐かしく感じました。

 帰国の飛行は順調で、出された食事やテレビで映画(ロバート・レッドフォード主演)「アンカーマン」など見て過ごしました。ウトウト状態ながらも少し寝ては、また目が開いてしまってテレビに写る速度や高度などを手帳にメモしていましたが、つくづくロシア(シベリア)上空の長さを体験できるものでした。

 ウラジオストック上空からしばらくして7時30分朝食が始まりました。さすがに、元気を取り戻したのか皆で「寝れた?」、「もう直ぐに日本ね」などの話が続きました。「大阪は天気くもり、気温25℃です」と機内アナウンスがあり、いよいよ近づいてきたなあと思いました。 8時40分頃、これまで見たような山並みも増えてきました。

 ランディング・ギアー(着陸脚)も出しファイナルアプローチにかかると、9時10分に関西国際空港へ着陸しました。その後入国手続きや税関通過し、その後富士銀行でトラベラーズチェックを日本円に両替しました。あと リムジンバスで大阪空港へ向かいました。大阪空港のターミナルビル前で解散し、私は池田市に向かい、残り3人は長崎空港行きの全日空機に乗りました。

おわり

(旅行メモ)
9月6日
07:20 少し遅れて朝食。
08:30 部屋に集合。
08:50 フロントへ行き、チェック・アウトとタクシーの手配を頼んだ。
09:15 シャルル・ド・ゴール空港に向けてタクシーに乗った。
10:05 シャルル・ド・ゴール空港ターミナルビル2Aに着いた。その後、ターミナルビルを各自でウロウロした。
11:30 AF292便のチェックイン終了した。
11:50 カフェテリア『フレンチ・リビエラ』で昼食をとった。
12:20 出国、手荷物検査が終わった後、ゲートの店でチョコレートなどを買った。
13:10 AF292便の機内へ、座席は29Gに座った。AF292便の機体はエアバス・インダストリーのA340だった。
13:21 プッシュ・バックを開始した。
13:27 自走開始したが、20分近く待機させられた。
13:45 エールフランスAF292便離陸した。
14:05 パリ近くの上空、高度7000m、外気温マイナス25℃、 速度718kmの表示 。
14:10 テレビ、アメリカのイラク攻撃、オウムの裁判など報道していた。
15:10 食事
16:05 コペンハーゲン上空、飛行時間2時間15分、高度10100m、外気温マイナス55℃、速度859km。
17:15 寝る準備をした。
19:05 シベリア西部上空(ウラル山脈東部)、飛行時間5時間13分、高度10100m、外気温マイナス53℃、速度918km
21:20 シベリア中部上空、飛行時間6時間34分、高度10100m、外気温マイナス47℃、速度857km。テレビでは映画、ロバート・レッドフォード主演「アンカーマン」を放映していた。
23:55 テレビ終了、ここから日本時間に切り替え、以降は日本時間で表示。
9月7日
07:15 ウラジオストック上空、飛行時間10時間27分、高度10100m、外気温マイナス52℃、速度864km。
07:30 朝食、もう日本上空、「やっと日本だ」などの声も出ていた。
08:10 機内アナウンス「大阪は天気くもり、気温25℃です」とのこと。
08:40 近畿上空、飛行時間11時間54分、高度7200m、外気温マイナス18℃、速度646km。
08:50 高松上空、飛行時間12時間54分、高度4200m、外気温マイナス0℃、速度680km。
09:05 ランディング・ギアー(着陸脚)ダウンし、ファイナルアプローチへ。
09:10 関西国際空港へ着陸。
09:15 27番スポットへ駐機した。
09:25 入国手続き、税関で「ご家族皆さんお元気ですか」と丁寧に声かけられ通過した。
09:40 富士銀行でトラベラーズチェックを日本円に両替した。
10:10 リムジンバスで大阪空港へ向かった。
11:40 大阪空港で解散し、私は池田市の自宅へ、他の3人は長崎空港行きに乗った。
(掲載日:2006年9月28日)

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