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京都ケントスの店内
(松山のYさん提供、2010年7月)
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祇園の真ん中で
私にとって大阪(池田市在住)時代、京都といえば近いようで遠い感じで、数十回は行ったと思いますが、観光地以外あんまり覚えていません。その気になって、阪急京都線に乗れば2時間もかからずに行けたのに、今この田舎にいると惜しいことしたなあ、もっと行けば良かったなあと思います。
京都ケントス第1回目は、1988年8月23日、琵琶湖畔で会議を行い、その後同僚3人で行きました。この時は、琵琶湖方面に帰る時間も気になり、残念ながらあまり覚えていません。
2回目は、1988年12月1日、「沖縄・座間味会」(私はしませんが、全日空の乗員さん紹介で知り合ったスキューバーダイビング仲間の集まり)の帰り、女性2人も含めた4人で行きました。
話が後先になりましたが、この京都ケントスは、最初1986年3月に現在とは違う場所の花見小路新橋にオープンしました。その後、1990年12月6日に現在地に移転し、ニューオープンされたようです。私は、合計3回行き、その内の2回は最初にあった場所に、あと1回は現在地の店でした。
私は、そのニューオープン後、1992年8月20日、同僚4人と一緒に京都での会議終了後、行きました。 数奇屋作りの家並み、歴史を感じさせる通り、格子戸の入口、まさに京都・祇園そのものの風情でした。最初、「このような所に本当にケントスはあるのだろうか」と、半信半疑で、地図を片手に同僚達とウロウロ探しました。
道路と言うより細い路地をかなりさがしていると、見慣れた黄色のロゴマークがありました。「この目印がなければ、通り過ぎただろうなあ」と思いながら、格子戸を開けると、さらにドアがあり、店内入るといつもと同じ感じのオールディーズでした。
まだ、時間的には早かったのですが、5人もいればちょっとした団体さんで、カナディアンクラブのボトルも2ステージ待つことなく、1本目が空いてしまいました。福岡支店からの同僚もけっこうオールディーズにはうるさく、福岡のライブハウスの状況も含め、話も次からつぎへと弾みました。
ステージが休憩になり、私たちの席近くを通られたバンドの方から、「お久しぶりです」と意外にも声かけられました。わたしが振り返ると、以前梅田ケントスなどで活躍されていたメンバーで、話しを何回かさせて頂いた方でした。
「あー、大変お久しぶりです。今京都におられるのですか。しかも、このケントスで。どんなレパトリーの演奏でもされるのですね」と私は、返事していました。
それから、「もう京都は長いのですか」など、懐かしさもあり、少し会話が続きました。私は、一度見たら忘れないような顔(笑い)していますが、まさか、この京都でバンドの方に声かけて頂くとは、夢にも思わず、さらに同僚達と話が進んだのを覚えています。
次のステージに向けて、リクエストしようと言うことになり、まとめて、5曲くらい書くと、演奏して頂きました。踊りの方も各自アルコールも手伝って、この一団だけは異様に思えるくらい(笑い)体を動かしていたと思います。
京都ケントスと言えば、ハウスバンドは『イエロージャケッツ』です。上記の写真(この「12年目のYellow Jackets」の画像は、1998年当時、自宅に郵送されたグループ会社の新聞切り抜き)でも分る通り、店のオープン当初から、メンバーは変れどずっと同じバンド名です。(現在も、ホームページで調べたところ『イエロージャケッツ』で、同じ名前です)
私も、各店のバンドには興味ありますので、それなりに名前も覚えていますが、開店当初から、同じ店で同じバンド名をずっと通しておられるのは、貴重な存在だと思っています。このようなことにも、なにかしら、古都のこだわりを感じています。(記:2002年4月9日)
京都ケントスのデータ (下記は、1992年12月時点) |
バンド名 |
イエロージャケッツ |
所在地 |
京都市東山区祇園花見小路四条下ル一筋目西入ル南側 ジオンビル2F |
電話番号 |
075-551-2777 |
京都ケントスへのリンク(下記クリック) |
http://www.kyoto-kentos.com/ |
特記事項、その他 |
オープンは、1986年3月
ニューオープンは、1990年12月6日 |
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