心休まるスタッフ

　私は、全国のお城にも興味があり、けっこう各地をまわりました。その中でも天守閣が戦災などで焼けなくて現存している１２城の内、福井県にある丸岡城、愛媛県の松山城とともに、どうしても姫路城も見てみたいお城でした。

　既に丸岡城と松山城は見学していたので、「次は、姫路城だ」と思ってはいたのですが、なかなか、大阪に住んでいても行けませんでした。

　そんな時、１９９２年１１月、姫路ケントスのオープン情報が飛び込んできました。お城か、どちらが本命（笑い）かは、別としても１泊２日で行けばゆっくりできるなあと思っていました。

　また、この当時私は、田舎にログハウスを建てる準備をしていましたので、この機を逃したら、なかなか、長崎からは行けないなあとも思っていました。

　私は、１９９３年７月１６日、以前新幹線などで何回か通ったことのある姫路駅に降り立ち、とりあえずはお城に向かいました。白壁が空の青さとまわりの緑の木々に映え、壮麗と言う表現がぴったりでした。

　天守閣などを見学した後、『千姫の小径（せんひめのこみち）』と言う散策路をゆっくり歩きました。お城もこの道も、市民の方が大事にしておられるのか、広場や道端にもゴミ一つないくらい綺麗な手入れでした。

　その後、夕方前に店の場所を確認して、ビジネスホテル喜信で姫路城の本などを読み、ゆっくりしてから、姫路ケントスには出かけました。お城に向かって大手前通りを進むと、塩町通り、魚町通りとちょっと珍しい名前が続き、その後、西二階町の通りに出ました。ここから、少し左に歩き、かなりブラブラしながら行ったり来たりしながら、ゆっくりと店には行きました。

　店内は、日頃見慣れた梅田店よりは、少しこじんまりとした作りでした。まだ、２０時前だったのでお客さんの数も少なかったです。Kマネージャー（名刺をもらいましたが、お名前が大変珍しかったです）が挨拶に来られたので、いつもの通り「大阪の池田市から来ました」などと話しました。

　すると、この方含めて他のスタッフの方も、その後大変懇切丁寧な応対でした。私は全国のケントス店を巡って感じたことですが、平均して、大都市よりややちょっと離れた店のスタッフが親切な方が多く、私のような新参者でも、最初からゆったり気分と言いますか、心休まるものでした。

　その後、ボトルキープしたところ、ちょうどカードナンバーが、１６００番でした。私が１６００人目の客か、たまたま４桁の番号にしてあるのかは聞きませんでしたが、覚えやすいなあと思いました。

　また、スタッフの方から「これささやかな物ですが」がと言って、キーホルダーやこの店オリジナルのハガキなどを頂きました。いずれ、このシリーズとは別に「ケントスおもしろグッズ」のページに写真付きで書こうと思っています。
　後の話ですが、この店は、また、「ボトルの期限」とか、「オープン１周年記念」とか（右側写真）の内容で、その後も自宅に何回となく、案内ハガキを頂き、そのたびに、また、行きたい気分になっていました。

　リクエストの方も歌って頂き、３ステージ聴いたので帰ることにしました。帰り際にスタッフの方に「どこかラーメン店は、ないでしょうか」と聞いたところ、丁寧に教えて頂きました。

　耳もおなかも満足し（笑い）、姫路の夜はぐっすり寝れました。（記：２００２年６月１８日）

姫路ケントス、再オープンと閉店
　３名の方から、「姫路ケントス再オープン」の情報が寄せられました。赤穂に在住の方からは、５枚の写真を送って頂きました。（右は、その内の１枚です）

　再オープンの日は、今年（２００３年）７月２３日で、場所は以前と同じとのことでした。私としては、以前行ったことのある店でしかも同じ場所と言うこともあり、この店の再オープンが、なんか嬉しいです。

　再オープンとはいえ、ケントス店のオープンは、（私の記憶定かではありませんが）、ここ数年なかったことではないでしょうか。

　これを機に再度全国各地でオールディーズが、盛り上がればなあと念願しています。また、姫路については、何か情報が届きしだいこのページに掲載したいと思いますので、ニューオープンなった姫路ケントスへ行かれた方など、教えて頂けないでしょうか。お願いします。（記：２００３年７月２３日）

＜追記＞
　今年（２００４年）の９月始め頃、２名の方から「姫路ケントスが閉店したようだ」と情報を頂いていましたが、掲載忘れですみません。閉店は今年（２００４年）８月終わり頃のようです。（記：２００４年１２月３０日）