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(写真1) グルーグルマップの航空写真より バルセロナ=エル・プラット空港 

(写真2) 旧・管制塔?(時計メーカーの全面広告、ターミナル1の近く)

(写真3)ターミナル1(左側:タクシーの列)

(写真4)ターミナル1の(通路)

(写真5) ターミナル2<以下同じ> (左奥はタクシーの列)

(写真6) 中央の像は、(フェルナンド・ボテロ 1992年作)
(写真7) 奥側が、チェックインカウンター

(写真8) ターミナル2と、駐機場の航空機

(写真9) シュトゥッツガルト空港行き表示中のU33出発ゲート

バルセロナ=エル・プラット空港、ジャーマンウィングス機でシュトゥットガルト空港へ
2015年12月24日
(スペイン時間)
 前ページ「タブラオ・フラメンコ・コルドベス、クリスマス照明の通りなど」には、バルセロナでは老舗のフラメンコの歌や踊りが鑑賞できるタブラオ・コルドベスのこと、そして鑑賞後アパートメント・ホテルまでの帰り道で見たクリスマスイルミネーションのことなどを主に書きました。
今回のページは、シュッツガルト空港へ戻るため、バルセロナ・エル・プラット空港から出発しましたので、そのことを中心に書いています。

空港に向けて出発

  4泊5日したアパートメント・ホテルで、朝食を食べ、その後、部屋の片づけ、ザックや旅行鞄にバルセロナで買ったお土産を入れると、移動準備ができました。そして、開けにくく、締めにくい玄関アドアも施錠して、エレベーターで降りて外へ出ました。そこにはバス停があり、その近くに市設置の大きなゴミ箱もあり、選別して出しますと、後はタクシーを待つだけとなりました。

 少しすると、
昨日(12月23日)お世話になったタクシーに予約していたので、09時前にバス停近くに来てくれました。朝の挨拶もそこそこに、トランクに旅行鞄などを入れてもらうと、バルセロナ=エル・プラット空港に向けて出発しました。シュトゥッツガルトから、こちらに来た時は夜間だっために照明以外、風景が見えなかったのですが、今回の乗車は朝の時間帯だったので、曇り空ながらバルセロナ市街地も空港周辺も良く見えていました。

バルセロナ=エル・プラット空港(Aeropuerto de Barcelona-El Prat)
 (写真1、グーグルマップの航空写真)でも、お分かりの通り空港南側はバレアス海で、また周辺は一部を除き農地、草地、林が広がっているようでした。この空港は、バルセルナ中心街からも直線で約12kmと便利な位置にあります。この距離は、道路が渋滞していなけば、20分位でしょうから、移動時間にも財布に優しいです。ご参考までに、 バルセロナ=エル・プラット空港のIATAコードは、BCNです。

 バルセロナ市街地から20分近く走行していますと、空港内にある様々な建物が見えてきました。まず、目に入ってきましたのが(写真2)に写っています塔です。私の推測ながら、この塔は以前ならば管制塔として使用されていたと思われますが、今は別の目的で使われているのでないでしょうか。

 なぜなら、後で(写真10参照)紹介しています新管制塔が既に使われているためです。そして、(写真2)で見るように、現在この塔には、スイス時計メーカーのブライトリングの広告がしてあります。

ターミナル1に到着
 ターミナル1の横にタクシーは、着きました。昨日、今日と2回もお世話になった女性運転手さんに、お礼言いながら旅行鞄などをトランクから出してもらってビル内に入っていきました。(写真3、4参照) そこをしばらく歩いた後、私たちは、シャトルバスで移動しました。

 ここで、このバルセロナ=エル・プラット空港を詳細に知るサイトとして、私は次の「」内ページを閲覧しました。それは、「BARCELONA AIRPORT (BCN) 」、「Barcelona-El Prat Airport - Aena.es」、「Barcelona Airport air Traffic control tower」です。残念ながら日本語版ページはないですが、英語版ページがありますので分かりやすいと思われます。

 また、順序が逆になりましたが、このページ最上部にある(写真1)の補足説明をします。この横長写真でもお分かりの通り、滑走路3本(左右=東西位置で2本、上下斜め=南北位置で1本)が見えています。新しい管制塔(写真10参照)が、写真中央部の斜め位置に見える滑走路の右側(草地の中央部に丸い白点みたいに見える所)にあり、高さは62mあるようです。この新管制塔の詳細を知りたい方は、「BARCELONA AIRPORT AIR TRAFFIC CONTROL TOWER」ページから、ご参照願います。

 最上部の写真説明でターミナルビルは、中央部左右に見えてる滑走路の下部方向にあるのがターミナル1(T1)です。逆に上部にあるのがターミナル2(T2)です。先に紹介しました空港紹介サイトを参考にしますと、ターミナル1は、2009年から使われ、多くの航空会社が使用していることが分かります。

 ターミナル2は、1992年のバルセロナ・オリンピック開催前に改修されていますが、いわば旧ターミナルビルで、使用料も安くしているため低コスト航空会社などが利用しているようです。このオリンピックと言えば、女子マラソンの有森裕子さんなどが大活躍されたのを、私も昨日のことのように覚えています。ただ、あれから、もう23年も経っていたのですね。「光陰矢の如し」です。

シャトルバスでターミナル2に移動
 私たちは、先に到着したターミナル1を少し歩いた後で、無料シャトルバスが発着している場所に向かいました。しばらく待ってバスに乗り込みますと、10分位で今度はターミナル2に着きました。(写真5参照)

黒くて大きな馬の彫像
 このビル内で旅行者を出迎えてくれるのが、黒い大きなの彫像です。(写真6参照) このは、土台部分も入れれば高さ5m位はありそうで、しかも全体特徴的な彫像で、特に、の足が大変太く、実に力強く感じました。

 この像については、正面にある説明プレートを見て分かったのですが、それには、CABALLO Fernando Botero 1992との文字が読めました。直訳すれば「1992年、フェルナンド・ボテロ制作の」となるのでしょうか。次の<>内の20世紀西洋人名事典も、ご参照願います。

 < フェルナンド・ボテロ Fernando Botero=1932.4.19 - コロンビアの画家。 メデリン生まれ。 マドリードのサン・フェルナンド美術学校で学び、フィレンツェでフレスコ技術を取得。大きく膨らんだような変形に特徴があり、人物を主として描いている。素朴な画風、軽妙なユーモアが感じられる。代表作に「少女」など。1974年以降ニューヨークに在住。>
 
 私たちは、先にチェックインして身軽になろうと思ったのですが、まだ早すぎたたのか、カウンターにスタッフの方は来ていませんでした。(写真7参照) それで、時間待ちのため、私はターミナルビル内外の撮影やフリーWi-Fiを使ってiPadで日本のニュースなどを見ていました。

 それでも、まだ時間があったのでので、先ほどの大きな馬のモニュメント近くまで行きますと、その後方側に「?」マークの付いた案内所がありました。この空港か、バルセロナの写真が沢山載っているガイドマップか、ガイドブックみたいな物がないか物色してみたのですが、外側には置いてなかったようでした。

チェクイン
カウンターなど
 10時15分頃に、チェクイン
カウンターにスタッフも来られたので所定の手続きをおこない、手荷物も預けると、次はセキュリティー検査場へ向かいました。その途中、2階に上り別の所に行くエスカレーターがあるなあと思って見ていたところ、そこは電車のマークも付いていましたので空港駅への通路のようでした。

 セキュリティー検査場も、段々慣れてきたのか、なんなく通過しました。そして、お土産を買おうということで、お菓子類、その他を土産店で見たのですが空港内でも、やや物価はドイツよりも安い感じがしました。そのため、気分も大きくなってか、けっこう多く買ったことになりました。

U33ゲートなど
 まだまだ、時間はあったので出発ゲートを確認した後、昼食時間も近づいてましたので、「カフェテリアへ行こう」ということになりました。ところが、私たちのチケットには、その出発ゲートの何番という表示ではなく、どうもゾーン(例えば1番〜5番までとかをまとめた)みたいな書き方でした。

 そのため、具体的に何番ゲートで乗るのか分からず、けっこう行ったり来たりして探していました。後で考えてみて分かったのですが、それは、私たちが乗る予定のジャーマンウィングス機が到着していない時間帯だったためもあったのかなあと思いました。

 つまり、使用機が到着していないため、(写真9)のようなような表示板に「シュッツガルト行き、4U2521便」と出ていなかったのでしょう。それならばということで、ビル内のガラスにくっつくようにして、駐機場に止まっている機体やターミナルビルの写真を何枚か撮りました。(写真8参照)

 やや早目でしたが、11時20分、昼食を兼ねてUゲートにあるカフェテリアで飲み物や軽食注文して、ゆっくりと食べました。このゲート付近のことや、シュッツガルトに戻ってからの話をしていますと、U33ゲートに乗客が並び始めましたので、私たちも向かいました。

一路シュッツガルト空港に向けて
 (写真9参照) U33ゲートに並んでいますと、可愛い子どもが、ややおかんむりだったためか、お母さんを困らせていたようでした。でも、全員スムースにジャーマンウィングス4U2521便(エアバスA319-112型機の)客席に座りました。

 機体は、駐機場を出発、10分後に離陸したのですが、その間タキシーウェイ(誘導路)を走る間に、滑走路上を走行する機体の右奥側方向(写真10参照)に、新しい管制塔も見えていました。後で思ったのですが、「あー、あの位置にあり、あの高さ(62m)管制塔ならば滑走路はじめ駐機場その他、良く見えるだろうなあ」と、その新設や設置理由が分かりました。

 私たちの座席は客室内前方でしたのでエンジン音は、そう大きくはなかったのですが、滑走路から離陸時それでも音を響かせA319型機は力強くテイクオフしました。あと、往路の便と同じような軽食や飲み物を飲みながら、一路シュッツガルト空港に向けて、揺れることもなく順調に1時間強のフライトとなりました。

 シュトゥッツガルト空港に着陸し、機体ははオープン駐機場に止まりました。そして、ターミナルビルへ行くため、バスに乗り込みました。乗客が全員乗り込む間、丁度いい具合に今まで乗ってきたA319型機が見えていましたので、写真を数枚撮りました。その内の1枚が、(写真11)です。到着ロビーにも着き、ターンテーブルの所で旅行鞄が出てくるのを待ってますと、ほどなくして回ってきました。あとは、もう地下鉄で帰るだけになりました。

シュトゥッツガルト空港からは電車に乗って
 先に掲載中の「シュトゥットガルト空港など」ページにも書いていますが、この空港は真下に駅がありますので、市内へ行くのに本当に便利です。旅行鞄をゴロゴロさせながらも、あまり歩くこともなく地下鉄の空港駅ホームに着きます。

 今回の復路も、往路と同じで途中駅で乗り換えて、目的地の地下鉄フェーリッヒ駅へ向かいました。地上を走行している間、車窓から見える景色は、当然のことながら「バルセロナとは違うなあ。シュトゥットガルトに戻ってきたなあ」と実感させるものでした。

  フェーリッヒ駅に着いた後、ホテルへ10分くらい歩いて戻りました。1時間後に早目の夕食を皆でとり、お土産の整理、ホームページ閲覧、旅行メモ書きなどをして過ごしていました。そして、「いいバルセロナ旅行だったなあ。歴史があり観光地も沢山あったなあ」と思いながら、明日のことも考え早めに寝ることにしました。

(写真10) 中央奥側:エル・プラット空港の管制塔(高さ62m)

(写真11) ジャーマンウィングスのエアバスA319-112型機

(掲載日:2017年2月20日)
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(旅行メモ)
2015年12月24日(スペイン、ドイツ時間) バルセロナ=エル・プラット空港(Aeropuerto de Barcelona-El Prat)  ジャーマンウイングス(Germanwings)
07時00分、朝食、その後アパートメント・ホテルのゴミ出し、後片付けなど
09時00分、ホテル前からタクシーに乗り、バルセロナ=エル・プラット空港へ向かう
09時20分、エル・プラット空港に到着、シャトルバスでターミナル2Bに行った
10時15分、手荷物チェクイン
10時30分、セキュリティー検査場を通過
10時50分、お土産買い
11時20分、Uゲートのカフェテリアで飲み物や軽食
11時40分、ジャーマンウィングス4U2521便、A319機内案内へ
12時08分、駐機場出発、10分後に離陸
13時15分、4U2521便、シュトゥッツガルト空港に着陸
13時40分、到着ロビーで旅客鞄を受け取った
13時50分、シュトゥッツガルト空港駅から途中乗り換えでフェーリッヒ駅へ向かう
16時00分、ホテルに到着
17時00分、アパートに行き30分後に夕食 、雑談、メモ記入
19時30分、ホテルに戻る
22時00分、就寝
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