ホテルと夕食 (2008年11月21日、アメリカ、太平洋標準時)
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コインで出来た椅子
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ソフィテル・ホテル・ロサンゼルス
今夜と明日の宿泊先であるソフィテル・ホテル・ロサンゼルスの玄関先でトランクに積み込んだ旅行バッグを降ろして台車に積み直しました。運転手さんに次(11月23日)の運転をお願いしながら、今日お世話になったことにお礼を言って別れました。(『ソフィテル・ホテル・ロサンゼルス』のサイトはここからご覧下さい)
ホテルのフロントでヨーコちゃんがチェックインの手続きしている間にロビーやコンシェルジェなどを見ますと、一見してここはブラックトーンの配色で決めた内装だなあと思いました。中央ロビーには沢山のコインで出来た珍しい椅子あり、反対側には真っ赤な花が飾られていてまわりの黒色に良く映えていました。
しばらくするとチェックインも終わり、5階の二部屋に荷物は運んでくれました。この部屋は本当に広く、解放感がありました。ベッドも大きくて2人横になってもいい位の余裕がありました。風呂場も真っ白のタイルと木製の壁で清潔感たっぷりでした。外国のホテルと言えば、私はヨーロッパの例えばパリとかローマの、やや質素な部屋が多かったのですが、「ここは、やはりアメリカンタイプのホテルかなあ」と実感しました。
そう言えば、先ほど運転手さんからも「ソフィテル・ホテルは有名人も良く利用しているみたい」と聞きました。さらに後で外に出て分かったのですが、ホテルの上は高級分譲マンションみたいな造りでした。 今日はロサンゼルス国際空港から車に乗って来ただけで、ほとんど歩くこともなかったので全く疲れはないのですが、それでもベッドに横になると時差ボケの関係から睡魔が襲ってきたような感じになりました。この夕方の時間に寝てしまったら夜中に起きて逆に睡眠できなくなると思い無理してテレビなどを見ていました。
テレビではアメリカンフットボールをしていましたので「あー、シーズン真っ最中か」など言いながら見ていると、それ以外にもCNNのニュース番組ほか何十チャンネルあるのか分からないくらいありました。 ただし、どんな番組を見ても英語がチンプンカンプンなので、私でも見てそれなりに分かる天気予報番組に関心がありました。
こちらに来て西海岸気候のためか、ずっと日本よりは暖かい感じがしていました。また、どなたかに聞いた話によりますと「こちらの人は日本人よりは体温が2度くらい高い」とのことでした。私達が冬物のジャンパーを着ているのに、こちら地元の方の中にはTシャツ、半そで姿も多数見かけました。 それでも、日没は晩秋なのかホテルの窓から下の道路を見ていましたら17時30分頃から、たそがれの迫る街に変わりつつあるようで家路に急ぐ足や車の流れも少し速くなったような感じがしました。
グランド・ラックス・カフェで夕食
皆でショッピングや夕食を兼ねて街に出ることにしました。ホテル前の通りを挟んで直ぐ前にビバリー・センタービルがありました。(このビルは後のページで詳細に紹介する予定です) まずは、お土産の事前物色と言うことでエスカレーターで乗ったり降りたりしながら見ていると、デパート、有名ブティック、レストラン、カフェなど、いくらあるか分からないくらいの店の数でした。私は「今日は見るだけで明日買ってもいいか」と思いつつ見ていましたが、母から頼まれていましたバッグだけは色々探してはいました。
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「夕食は、このビル中でもいいかなあ」と言いながら、数店みましたが上の方の階にはいいのがなくて、結局ビルの外に出ることにしました。外はさらに夕暮れが増したようで店の名前や各種宣伝の電光表示板が一層輝いていました。しばらく歩いたでしょうか、なかなか気に入ったレストランに行き当たらないため、タカちゃんの方から「あのビルの1階にグランド・ラックス・カフェがあったよ。店の大きな看板が出ていた」との提案もあり、再度ビバリー・センターに戻ることにしました。
このレストランのことで聞くとチェーン店でアメリカでは、けっこう有名とのことでした。中に入ると、まだ目が慣れていないためか、あるいは5メートル近くもあるような高い天井ライトの届き具合からか、やや薄暗い感じがしました。「人気店で、しかも今日は週末なので混んでいるのでは」との心配がありましたが、まだ繁忙時間からすれば早いためか直ぐに奥のテーブルに4人は案内されました。
ウェイトレスがメニューを持ってきてくれましたが、私が英語を読めないのもありますが薄暗いのと文字が小さく感じたので直ぐに値を上げながら「あー、読めない。シーフードの何かがいいかなあ」と頼んでいました。しばらく話して注文も決まり、食事が出てくる間、店の内装などの話題に移りました。(ややアラブ様式にも見える)高い天井、そこから吊下がっているライトに、まず目がいきました。次に窓ガラスに付いている模様が正式に何と言うのか分かりませんが、唐草模様にも似ていたので「アメリカにも唐草模様があるのかあ」などと話していました。
テーブルに配られたフォークやスプーンさらにはグラスの大きさに驚きながら待っていると、両手でないと持てないスープ皿に二度びっくりしました。「何でも大きいなあ。このスープ全部飲めるかなあ」と言いながらもクラムチャウダーの味は、なかなかだったのでなんと飲み切りました。でも、私はもうこれだけでお腹いっぱいみたいになってきました。
次がメインのエビとシーフードパスタでした。このエビが長さだけなら箸くらいあり、サラダまでは食べましたが、脇にあるパスタは残してしまう量でした。 店内は、さすがに週末で20時近くもなると先ほどよりさらに混み合ってきていました。隣のテーブルには5〜6人の若い女性の一団か、ビールの効き目も手伝って、なかなか盛り上がり何回か歓声も挙がっていました。
あと、もう一つ目に入ったのが入店時より私たち担当ウェイトレスと、そのそばから片時も離れないようなウェイターの動きでした。あの人は、どうも新入りで見習研修だったのか先輩の接客や話の一挙一刀足を聞きもらすまいと言う感じで、たまにはメモもしていたようでした。「あー、この店ではあんな感じで教えているのか」と、しばし見ていました。
食べ物、皿類の大きさや量に驚きながらも夕食は終わりました。「アメリカの食事は大味だと聞いていたけど、この店はなかなか美味しかったねえ。見直した」みたいな話をしながら店を出ました。 外は、夜になった関係かジャンパー着ていても暑く感じなくなりました。ヨーコちゃんから「ホテルへ帰る途中にコンビニがあり、そこで菓子類のお土産を買ったら」と教えてもらったので一同ビバリー・センター横の歩道から通りの反対側に進みました。
そこの店内には一部クリスマスの飾りつけもしてありました。食料品だけだはなく日用雑貨あるいはワインなどの酒類含めて大抵おいてありました。ここで皆それぞれ、お菓子などを買ってホテルへ帰りました。 大きな風呂でゆっくりして、真っ白のバスローブを着るとロサンゼルス到着時間から、まだ8時間位しか経っていないのに、長―く思えた1日も終わりと実感しました。寝るにはまだ早いかなあと思いつつも22時前には毛布を被っていました。
(掲載日:2008年12月22日)
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(旅行メモ)
16時10分、ロサンゼルス市内、ソフィテル・ホテルへチェックイン
17時30分、ビバリーセンター内のデパートやブティック巡り
18時30分、レストラン『グランド・ラックス・カフェ』で夕食
20時00分、コンビニ店で買い物
21時00分、ホテルに戻り、入浴、雑談後に就寝
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