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シールビーチに向かって (2008年11月23日、アメリカ、太平洋標準時)
 ロサンゼルスのダウンタウンを周回し、今度はアメリカ大リーグで有名なドジャー・スタジアムに行こうと、フリーウェイに乗りました。途中、運転手さんが「あっ、しまったなあ。110号線に乗るところを間違って別の線に乗ってしまった。どこかでターンしますね」と言いながら、脇道に入りました。

 この脇道沿いの住宅は、日本にもあるような感じにも見え、その話題になっていました。また、ロサンゼルスの道路事情は、慣れている人なら何でもないが、免許取り立てとか知らない土地に来た場合、カーナビが付いていても、道に迷うなどの話も続いていました。所定のフリーウェイに乗り、しばらく走行すると、また脇道に入りドジャー・スタジアム近くを登っていました。

ドジャー・スタジアムの見学はできず
 ドジャー・スタジアムに行く前に、運転手さんから「皆さん、56,000人と一口で簡単言うけど、その席に1円玉を1個づつ置いたと想像してみて下さい。どれだけ時間と労力が、かかるか?」、「56,000席と言う数字は本当に大きいと思う」、「今から、そこが一望できる所に行く予定だ」と聞いていました。

 「あと、ここに来るのは何で来るのですか?」と質問すると、「ほとんどが車ですよ」とのことでした。と、言うことは家族連れもいるから一人1台ではないにしても、何万台も入る位の駐車場もあるのかあと想像していました。そうこうしている内にスタジアムのゲート前に着きました。しかし、残念なことに、どうもオープン前のようでガードマンの方に「見学とショッピングで来た」などと交渉してもらいましたが、ダメのようでした。

 仕方なく、もと来た道を戻りながら、「でも球場の雰囲気は分かりましたよ」みたいな話もしていました。私は、以前まだ西武ライオンズ球場と呼ばれていた頃に数回行ったことがありました。確か、ここは小高い丘を掘り下げて造った球場とかで、この方法はドジャー・スタジアムと、ほぼ同じと当時聞いた覚えがあります。

 あと、日本でもどこでも球場と言えば野次もつきものですが、このドジャー・スタジアムは、この周辺の人口構成の関係からか「野次もラテン系が多いようだ。英語しか話せない人には、野次の意味も分からない人もいると思う。どうせ”こらー、バカタレ”みたいに言っているのかも知れないなあ」などの話もありました。
シールビーチの道路標識

ロサンゼルス群の人口構成
 ドジャー・スタジアムの小高い丘を下りながら、フリーウェイ110号線に入る前に運転手さんからロサンゼルス郡の人口構成について聞きました。「ロサンゼルス群の人口は約1千万人。その内、白人の占める割合は、もう30%を切った。一番多いのがヒスパニック、ラティーノ(南米系?)で半分近く45%位だろう。ラティーノとはスペイン語だったがそのまま英語になった」とのことでした。

 あと、私だけかもしれませんが、このロサンゼルス郡とロサンゼルス市とを混同して考えてしまって、ややこしいなあと思いました。ガイドブックなどで調べてみてもロサンゼルス市(人口約384万人)は、ハリウッドなども含めたもののようです。また、ロサンゼルス郡と言えばロサンゼルス市、ビバリーヒルズ、サンタモニカ、ロングビーチなどを含めたものを言うようです。

 各人口については都市圏形成の関係から、どこまで範囲内に含めるのか色々と数説あるようなので、これ以上は書かないことにします。いずれにしても、世界有数の大都市圏には変わりありません。

シールビーチに到着
 車はシールビーチに向けて一路南下していました。どこまで続くのだろうと思うほどフリーウェイは伸びていました。昼間の時間帯のためか渋滞もなく、スピードも常時100km以上出ていたようです。途中ごとに、運転手さんの説明は続いていましたが、私はウトウト居眠り状態に入り、この走行中、ほとんど内容については覚えていませんでした。

 ロサンゼルスは、この当時曇りと、あと何日か前の山火事の関係からか、私達が日本から到着して以降ずっと白く煙ったような景色ばかりでした。しかし、このフリーウェイ走行中、南に行けばいくほど煙がうすくなっていくのか、段々とカリフォルニアの青空らしい風景に変わっていったのは、かすかに覚えています。

 フリーウェイから降りて、途中から見えていた海がさらに近づいてくると、アメリカ海軍の軍艦も見えてきてきました。また、先ほどから、ところどころに「Seal Beac(シールビーチ)」と言う道路標識や看板も目立ってきました。車は、もう直ぐでヨーコちゃんのマンションがある所に着くようでした。

 マンション前の駐車場についてから、荷物を降ろし、運転手さん含めて皆で写真を撮りました。今までの運転や名ガイドにお礼を述べながら、また今夕、ロサンゼルス国際空港までの走行をお願いしました。ホテルのカウンターみたいな玄関を通り抜け、緑濃い中庭を抜けるとヨーコちゃんの部屋がありました。しばし、荷解きや談笑をしていたら昼食時間を忘れていました。

(掲載日:2009年5月19日)
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(旅行メモ)
11時30分、ドジャーズ・スタジアムに向けて走行
        ドジャーズ・スタジアムは開いていなかった
11時40分、フリーウェイでシール・ビーチに向かった
12時30分、シール・ビーチのマンションに到着
12時40分、部屋で荷解きや談笑をしていた
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