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ロサンゼルス、ダウンタウン(2) (2008年11月23日、アメリカ、太平洋標準時)
 ウォールト・ディズニー・コンサート・ホールを出た後、車はビジネス街に向かっていました。この通りの名前は、グランド大通りのようでした。このホールから進行方向を見ますと道路の両脇には、高層ビルがいくつか、すっくとたった感じで見えました。(右側1番上の写真をご参照願います)。

ダウンタウンの高層ビル
(ウォールト・ディズニー・コンサート・ホール前から撮影)

セブンス通り界隈(宝石店が多い)
(右側に、JEWELERYの看板あり)
フィゲロア通り界隈
(左側に、セブンス・フィグの看板あり)

ダウンタウンのビジネス街
 グランド大通りを先に進むと、ホテルやビジネス用のビルと思われる建物が並んでいました。その中には、進行方向左側にミレニアム・ビルトモア・ホテルもありました。ここは、デラックスなホテルでなかなか格式もあるようでした。それから、少し進むと今度は、脇道に入る感じでに右方向に折れ、さらに進んで行きました。

 この通り右側には百貨店のメイシーズがあり、ここは8th通りのようでした。この通りの先方向に交差点があり、そこから右に折れフィゲロア通りはありました。運転手さんのフィゲロア通りについて概要説明がありました。

 それによりますと「アメリカの自動車産業の各ディーラーのオフィスが、最初このフィゲロア通りに軒を連ねたことから、ここのビジネス街が始まった」、「でも、アメリカの車の売り方は買ったら直ぐに車を持って帰れみたいなものだから、結局郊外にディーラーは移転してしまった」とのことでした。

 一時期この通りもさびれたようでしたが、この周辺や後方辺りに色々な複合施設も出来ているようでした。このフィゲロア通りの進行方向左側にウィルシャー・グランド・ホテルがあり、ここは以前ヨーコちゃんが出張で利用したことがあるので「泊ったのは、このホテルはだった」との声も聞こえていました。

 この前付近から車は右に折れセブンス(7th)通りに入ったようです。また、ここの地下にはセブンス・メトロ・センターと言う地下鉄駅もあったようでした。ロサンゼルスでは新しいビルも多いですが、この通りは私が見た目、やや古くからあるような雰囲気のビルが囲んでいました。

 先の方で、やや賑やかな一団がありました。撮影機材、スタッフや見学者の数が何十人もいたので興味湧きましたが、どうも撮影は終了し後片付けでした。「ここの通りは、あーやって良く映画など撮影しているよ。昔はねえ、自動車会社がけっこうここで撮っていたよ」との説明もありました。

金の装身具は量り売り?
 さらにセブンス通りを進むと、ホープ通り、グランド大通りなどと交差していたようです。その後、オリーブ通りやヒル通り(Hill St.)が見えました。すると「この付近には宝石店など780のディーラーが入っている」、「何万人も、この狭い地域のビルなどに宝石を研磨している職人さんがいるようだ。夕方この界隈に行くと、どこからこの人間が湧き出てきているのかと思うほどだった」との説明がありました。

 車上から見た範囲内ですが至る所に「JEWELERY(宝石)」との看板が目立ち、店の玄関も鉄格子ありのかなり警戒した構えになっていました。「あと、こちらは例えば金飾りのチェーンの値段は、これいくら?と言って分からない。量りの上にのせてはかって金額が分かる」、「ただ、アメリカの金細工の合金は14金までだから日本人はあまり買わないと思うなあ。18金などはほとんどが輸入品だ」とのことでした。

 あと「(金融危機などで)一晩で株が100%暴落した人の中には、お金が信用できないから金の装身具を身に付けて買っている者もいると言う。でも、そんな物は売れないよと教えてあげても、一晩で丸損した連中はそれでも買うのだろうなあ」と話が続きました。

 ブロードウェイ通りも交差し、次の交差点から2回右に折れる方向で進行し、さっき走っていた8th通りを再度通っているようでした。とにかく、このダウンタンは一方通行が多いため、市街地に詳しい人でないと運転が、なかなか難しいのではとの意見も車内では出ていました。

 日曜日だった関係もあるのか人通りも、まばらでノンビリとした雰囲気に思えました。ただ、空き地などを利用してフリーマーケットみたいなこともしているようで、そこだけが少し賑やかな感じにも見えました。

 8th通りを先に進み再度右に折れると、左側にセブンス・フィグ(7th+Fig)と言うデパートがありました。この周辺で今まで通りすぎた所が、空き地とか目立つ店の看板がなかったためか、ここだけがオレンジ色で「7」とか「shop」とか派手な宣伝がしてあったので引き立ってみえました。(右側3番目写真をご参照願います)

 セブンス・フィグの店前を通過し、さらにフィゲロア通りを進むと左右に、また、ウエスティン・ボナベンチャー・ホテルなどの高層ビルがいくつか見えてきました。広い車道なのに車は今日はあまり通っていなくて遠くまで見渡せる感じで、ずっとフィゲロア通りを走行していました。

 今度は、アメリカ大リーグで有名なドジャーズ・スタジアムに行こうと言うことになり、車中では野球の話も織り交ぜながら、話し合っていると段々とダウンタウンを離れているようでした。

(掲載日:2009年5月13日)
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(旅行メモ)
11時15分、ダウンタウンを走行
        グランド大通り、8th通り、セブンス通り、フィゲロア通り界隈など
11時30分、ドジャー・スタジアムに向けて走行
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