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花写真集

水木(ミズキ)


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撮影場所:
 長崎県諫早市高来町 (轟峡)
撮影日時:2011年5月15日
 掲載年月日:2011年5月22日
国語辞典の大辞泉には、<ミズキ(水木)=ミズキ科の落葉高木。山地に自生し、枝を横に伸ばす。葉は互生し、広楕円形で裏面はやや白い。5月ごろ、白い小花を散房状に密生してつけ、黒い実を結ぶ。根から水を吸い上げる力が強く、春には多量の水を含む。材は白く、こけしや盆・箸などに用いる。ミズキ科の双子葉植物は主に温帯に分布し、アメリカハナミズキ・ハナイカダ・アオキなども含まれる。くるまみずき>と、あります。

  <撮影メモ> 私は、撮影した当日、ある撮影グループで、この轟峡に行きました。有名な轟の滝(とどろきのたき)、潜龍の滝(せんりゅうのたき)、楊柳の滝(ようりゅうのたき)、大龍の滝(たいりゅうのたき)及び各々の滝近くの河原や渓谷美を撮りました。

 そして、かじか橋(吊り橋)を渡る時に、上流・下流側の清流や渓谷を見ていたところ、下流側
の川の上付近一面に薄い黄白色の、まるで花みたいにも見える植物が繁茂していました。それが、今回のミズキ(水木)の蕾(つぼみ)でした。

  私は、当初この植物の名前が分からずに植物名に詳しい諫早市の宮崎さんへ撮った画像をお送りしました。品種名と説明文について概要、次の「」内のことをを教えて頂きました。

 <ミズキ <水木> ミズキ科 花は5〜6月です。 黄白色の花みたいに見えるのは、これから咲く蕾(つぼみ)です。 一方、10月〜11月に見られるミズキの実は直径6mm〜7mmのまん丸い黒 色をしていて、これまた遠くからミズキだと判ります。 名前は樹液が多く、特に春先に枝を切ると水のような樹液がしたたり 落ちることから付けられています。中国名は「灯台樹」 東北では、こけし作りの材によくこのミズキが使われています>


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