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24)スリッパ  中国、黄草製スリッパ

風呂上りでもベトつきなし

 1995年1月17日早朝、阪神淡路大震災が起きました。私自身も、当時池田市に住んでおり、神戸ほどの被害はなかったものの、身をもって体験しました。神戸に知人もいましたので、ミネラルウォーターや米などを担いで、その後神戸に行く機会が増えました。

 数週間後に行ったところ、爆撃を受けた町のような神戸にあっても、中華街だけは、店も開いており、また、人の流れも活気ありました。この中で中国の輸入雑貨店をみつけました。slippers01.jpg (59803 バイト)

 ぐるりとまわった後、枯れた草で作ったようなスリッパを初めて見ました。このスリッパは、見た目あまり長く持たないのではと思いつつも試しに、約400円で購入しました。使用しながら、いくつか実感したことがあります。

それは、
・草をしっかり編んであるため、最初は、固く感じるが段々と馴染んで、足の形に合ってくる。
・風呂上りや雨の日でも、ベトツキがない。
・予想以上に長持ちして、数年は確実に使える。
などでした。

 特に、風呂上りで布製スリッパと違って、ベトつかないのに重宝しました。手入れも簡単で、たまに晴れた日に干すだけで、気持ち良く履けます。

 その後、この草の材質は、なんなのかインターネットで調べたところ、中国の「黄草」製であることが分りました。私の自宅に見学された方からは、このスリッパの形で色々言われたこともありますが、格好より使用感が第一と思う製品です。(記:2001年7月3日)

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