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マーストリヒト市内観光その5

2013年12月22日
(オランダ時間)
 前ページには、聖母教会前の広場付近から、ヴォルフ通り、ムント通りなどを合計で500m弱歩き、そして、マーストリヒトの活気ある商店街、 住所がわりの絵模様石板、 マーストリヒト観光案内所などを書きました。このページでは、その商店街やマーストリヒト観光案内所付近から左手に進み、市庁舎、マルクト広場、トイレがわりに入った喫茶店まで書いています。
マルクト広場横の喫茶店(ひさし中央部に英語でLunch roomとの白抜き文字がある。その上方向の壁に人の顔みたいな絵模様石板がある)

マルクト広場横の屋台(トラックやトレイラーの荷台を利用し野菜など様々なものが売られている)

マーストリヒト市庁舎とマルクト広場(広場は市庁舎をぐるりと取り囲むように、もっと広い。この日、写真右側に屋台が出ていた)

喫茶店で飲んだカプチーノ

 冬季のクリスマス前で、しかも曇り空のどんよりとした空模様だったためか、まだまだ、どこも人通りは少ない状況でした。いつもは地元の方、私たちのような観光客含めて、商店街や観光地などは人が多いのでしょうが、おかげで誰に遠慮することなく、色々な角度で写真も撮れました。

 その商店街から左折してから、マーストリヒト市庁舎と、その前にあるマルクト広場を見学しました。時間としては、実質10分くらい歩いたか、歩いていない時間だったのですが、この周辺は今までと違って人通りも多かったです。

市庁舎横にあった屋台と通路に面した商店街
 前ページに書いているマーストリヒト観光案内所付近を振り返ってたり、カメラを構えながら行きますと直ぐにマーストリヒト市庁舎が見えてきました。さらに前に進みますと、市庁舎横の広場の一部(端っこみたいな)通路がありました。(右側上から1番目写真参照)この通路横には片側のみの商店街がありました。前ページに書いた両側にある商店街通りよりも、ここは人通りが多く、さらにはテラス席で湯気が立っているようなコーヒーを飲む人なども姿も見ました。

 また、この通路に面した商店街の1階と2階の間にある壁部分には、前ページの「住所がわりの絵模様石板」項目にも書きましたが、ここの通りにも一軒づつ、この「絵模様石板」がありました。私は、ここでも何枚か写真を撮り続けました。

 そして、この通路とマルクト広場の間には、移動式屋台の店が何台かありました。(右側上から2番目写真参照)なぜ、「台」としているかについては、トラックの荷台部分を改造したり、トレーラー式の荷台で店ごと引っ張ってきた造りだったからです。そして、そこには、新鮮野菜やフルーツ類、フライドポテトみたいなものから様々なものを売る屋台が何軒かありました。姪も、ここでたまに野菜などを買っているとのことでした。

 日本みたいに「さあ、いらっしゃい!」、「野菜、買っていってよ!」みたいな大声での派手な呼び込みこそなかったようですが、それでも三々五々、お客さんは来ておられるようで、そこだけは今までに比べ賑やかな感じがしましました。

マーストリヒト市庁舎とマルクト広場
 先ほどの屋台のあった場所は、マルクト広場の一部ですから、そこからさらに歩くと、この周辺では大きな建物として見えるマーストリヒト市庁舎が、どーんと鎮座している感じに見えました。(右側上から3番目写真参照)何故このように見えるのかについて、たぶん、もっと大きな建物は現在マーストリヒト市内には、いくつもあると思います。

 しかし、ここには特別なものは何もないガランとしたマルクト広場があるのみで、やや変な表現ですが、”孤高の建物”みたいにも見えます。その空間のため、市庁舎が大きく見えるからだと思いました。てっぺんの所には、カリヨン(鐘楼)がありましたので、鐘が鳴る時には様々な音色が聞こえるのではないかと思いました。

 あと、(右側3番目の)写真には写っていませんが、市庁舎左側方向にジャン・ピエール・ミンケラス(Jean-Pierre Minckelers 1748〜1824 石炭ガス灯の発明者で有名) の銅像がありました。(この銅像写真は、残念ながら全景写真には写っていましたが拡大写真を撮っていませんでした)

 あと、急ぎながらも交互に写真を撮ったり、義兄はビデオで市庁舎や広場を録画していました。姪の話によりますと、「この広場は、いつもはガランとしていて、曜日によって市が立ち、その時は賑あう」とのことでした。

 ここで、私の怪しげな言語解釈ですが、このマルクト広場のMarktとは、フランス語ならば「march」(市場、市)と同じと思っています。私は、既に『ストラスブール旅行記』の「今アルザスが面白い5、広場について」に、けっこう詳細に書いていますが、ヨーロッパの広場や市場に興味を持っています。

 各都市に広場や市場は必ずと言って良いほど沢山ありますが、そのような所を見ますと雰囲気でも、その町がどれだけ大きいか、何の産業が主にあるのかなど大体分かります。また、そこに集まっている人々の服装あるいは会話、さらには売っている人の様子などを見聞きしますと、私は言語は分かりませんが、なんかその地域の人情まで伝わってくる感じがしました。

 このマルクト広場についても、駆け足的な書き方でなく、旅行記の流れが書き終わりましたら、特集ページみたいに掲載したいとも思っています。

喫茶店でカプチーノ
 マルクト広場を出て、フロートグラハテ通りを進みました。まだまだ散策は続くため、ここで一旦、トイレ休憩も含めて通りに面した三叉路の角にある喫茶店に入りました。この店の場所は、ドゥ キャスケ ホテル(Amrath Hotel DuCasque)から数十メートルもない位置でした。店名は、「Taart(タルト)」と書いてあったようでした。

 この店は、外観も店内の壁も白でした。明るくて、ゆったり感のある窓際の席に座り、私は、カプチーノ (右側上から4番目写真参照)を注文しました。私が、このカプチーノを最初飲んだのは、初の海外旅行の時に、ローマかパリだったと思います。それまでは、コーヒーと言えば、いわるゆる極普通のアメリカンタイプしか知りませんでした。エスプレッソに牛乳を入れた、表面が少し泡立っている本格的なカプチーノは久しぶりでした。

 そして、これに付いているのが、チョコレートでした。先に、これを食べながら、ゆっくり飲むと、またカプチーノの味は、格別な感じがしました。ここで、朝から歩いてきたおさらいと、これから散策する所を再度話していましたら、いい時間となり店を出ることにしました。

(掲載日:2014年3月17日)
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(旅行メモ)
2013年12月22日(オランダ時間)
     マーストリヒト市内観光(5)
10時25分、観光案内所

10時30分、市庁舎
10時30分、マルクト広場
10時35分、喫茶店

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