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風呂場の真下はゲレンデ

 夕食時間ギリギリにロッジ到着。「お疲れさん」「どうでした?」の会話が玄関で交わされた。話しはそこそこにとりあえず着替えて、食堂で夕食の準備がはじまっていた。その前に温泉に入りに行こうと思い、JASの整備士と二人でこのロッジよりかなり登った所の『山田温泉ホテル』に向かった。

 この温泉はニセコ・ヒラフスキー場では唯一であったが、「あいにく今日は満室で5時までだったら入浴できるのですが・・」と言われた。温泉大好き人間の二人は「あ〜あ、残念」と言いながら滑る道を注意しながら降りた。

 ビールでの乾杯がはじまった食事はスキーの反映か箸の回数が早かった。大阪、名古屋、羽田、千歳のグループは初対面の人もいてまだ、ぎこちないが互いにビールを注ぐ回数が増える度に他愛もない話しから親密度が深まった。

 食事も一段落し、ゲーム大会までの時間を利用し風呂場に向かった。ここの入口、洗面場、脱着場も新しくて広かった。いきおい中も期待しながらガラス戸を開けるとここも広くて奇麗で、なんと窓の下は今まで滑っていたゲレンデが雪明かりに見えた。右にはあまり大きくないがサウナまであった。

 湯舟の端の方にはジェット噴射もあり、座ったままでは背中に、立てば足のふくらはぎに水流が当り心地良かった。「いや〜、スキーの疲れが取れますね」「この風呂場全体で1億円位かけて改装したそうですよ」「サウナはあまり熱くなくてイマイチだな〜」「これが温泉だったら最高でしょうね」などの話しが風呂場にこだました。

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