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夜景の町にダウンヒル

 5人で早速ゲレンデに向かうことにした。リフト券売場で回数券か1泊2日券、2泊3日券か、さらにはリフトの会社が違うため「アルペン・リフト」か「高原リフト」にするのか、ナイター込みかそうでないか、本当に種類が多く、皆困った。

 口々に「せめて会社が一つだったらいいのに」と不満が出る。(両社共通券もあるのだが、値段が高い)「高原リフトの方がコースも多いし、それにしようか」とか「今日はもう直ぐ日暮れだし、ナイタースキーしようか」と、リフト券買うだけで話しはつきない。

 私は「明日はあした、今日は足慣らしできたらいいわ」と思い「アルペン・リフトの回数券」を買うことにした。 L1011機長は初心者の方に丁寧に教えておられた。その他のメンバーは「すみません」と言いつつ、リフトに乗った。まだ、日は沈んでなかったので山越えに西日がまぶしかった。

 1回目はあまり距離もなく、ゆっくりと雪を確かめるようにして滑った。2回目は先程よりは高速リフトにと思い隣に乗った。同じような所に降りると思ったのが大間違いで、かなり高かった。しかも夕暮れと高度差もあるのかリフトの上では顔に当たる風が痛く、足がガツガツなってきた。

 登りきった所から見返れば、ニセコの旅館街さらに遠くには倶知安の町の灯が見えた。カッコ良く言えば夜景の町へダウンヒルだ。しかし、ボーゲン程度しかできない私にとって高い所に来てしまったな〜と思っった。色々思うのは後の祭りで降りるしかないと言い聞かせゆっくり滑りだした。

 雪質がいいのかエッジによるブレーキも良く効くし、夕暮れ時の暗さも手伝い、あまり高さやコブを恐れることもなく、途中まで行った。一息ついた所でさらに顔に刺す風が痛く、もうマイナス10度近くになっているのだろうか。

 このままゆっくりしていたら夕食の時間に遅れ、皆にも迷惑かけるのではと思うとストックに力が入った。何とか急な斜面はこなし、最後の斜面は直下滑降もでき、気持が良かった。

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