TOP INDEX BACK NEXT

私の雑記帳、その4
光ファイバー導入記、その後2
動画を見る機会が増えた。
(光ファイバー=Bフレッツ開通約1年後)
 2003年11月に光ファイバーを自宅に引いてからもう直ぐで1年間です。光ファイバー開通後、今までの電話回線と変わったことは、前回ページ(『本当に速い』、「光ファイバー=Bフレッツ開通2ヶ月後」)に、まとめて5項目書きました。今回は、その5項目以外のことで少し書きたいと思います。(念のため、このページ掲載写真は文章とは関係ありません)

 大きく変わった点の第一番目は、動画のホームページをよく見るようになったということです。ただ、何年も動画を見てこられた諸先輩方に比べたら、私は1年目の初心者なので感想をまとめること自体お恥ずかしい限りですが、私なりに書いてみました。

 今までの電話回線なら、動画面に接続して実際見るまでトイレに行ってコーヒーをいれたマグカップを持ってきてやっと見ていたと言う感じでした。しかし、光ファイバーなら、本をペラペラとめくっている間にもう見られるので、どこにも行けない位です。そのようなことから色々とジャンルの違う動画を見る機会が増えました。

 私が見ている内容の約80%は、テレビ・新聞系の動画ニュースです。これは、仕事やその他で、その時間帯に見られなかったニュースを好きな時間帯にゆっくり何回も見れることがいいです。画面が小さい以外は、ほぼ普通のテレビニュース内容と大きくは変わらないようです。

 ただ、テレビで報道された後、編集やインターネット用にファイル変換されているためか、やや速報性が遅いかなあとは思います。まあ、個人的には、その日のニュースはその日の内に見れたらいいのですが。

 次の10%は、主に個人のホームページで山、温泉、風景などをデジタルビデオカメラで撮影された動画と世界各国・日本各地のライブカメラなどです。個人で撮影された山や風景などは、天気の良い日に撮られたパノラマ画面もあり、力作が多いです。

 ライブカメラは、自宅にいながらにしてスイスアルプスの山並みなどを見るのは、なんか得したような気にもなります。また、カメラの中には、同地点でズームアップ、右や左と違う風景を見られるのもあり、長時間見たこともありました。また、これはお恥ずかしい笑い話ですが、海外のライブカメラを始めて見た時暗くてなんにも見えず「なぜ何だろう?」と思いました。それは、日本と時差があるので夜が暗いのは当然だったのでした。

 次の5%位は、パソコン用ソフト(例えば写真加工やホームページ作成ソフトなど)の講習用ホームページです。この種のページは、10年ほど前なら、ほぼ全部テキスト(文章)ページのみでした。

 ところが、この講習用ホームページが、今はイラスト風の動画あるいは操作している人の手やソフトのツールの動きを撮影した画面もあります。これは、文章だけではどうしても理解しにくい、あるいは文章だけでは表現しにくかったツールの操作方法を一目で確認できて分かりやすいなあと思いました。「あー、そんなポインタの動かし方もあるのか」と、何度となく勉強になりました。

 残りは、動画による観光案内などです。既に行った所は懐かしいと思うし、行っていない所は「ここなら行ってみたいなあ」とか「この場所はガイドブックには出ていない所だ」と色々です。このような違いは、印刷物の写真より、やはり動画の方が情報量が多いからだと思います。

 ただ、少し残念なのは企画やカメラ撮影などそれなりに費用もかかるためか、観光案内の動画は、あまり新規案内や更新が少ないことです。旅行先を見る上で一つの参考にしている人もいるかもしれないので、新規掲載は今後に期待したいです。

 私は、インターネットで10年ほど前に初めて動画を見た時、それこそカック、カクと動いている画面でした。中には(もっと極端な言い方をすれば)「静止画が動いたように見えて、一旦止まって、また、違う静止画が写る」と言う感じのものもありました。画像の質も、大変荒っぽいものでした。それでも、なんかテレビとは違う驚きはありました。

 それらに比べ、現在の動画は、動きも画質も良くなり、当時と対比して隔絶の感します。マダマダ、画面の小ささ、画質、速報性などで改善の余地は多いと思います。でも、このような技術的な問題は、遅かれ早かれいずれ、順次良くなっていくのかなあと思いますし、そうなることに期待もしています。

 光ファイバーのスピードは、現在よりも理論値でも実測値でも、あといくらでもも改善が可能と聞いたことがあります。避けて通れない技術上やコストその他の問題点がクリヤーされれば、今までのインターネット技術の延長線上も含め、さらに全く新しい変化もあるのではと期待しています。(掲載日:2004年9月7日)


TOP INDEX BACK NEXT