スズメ(雀)の写真
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<撮影メモ> この写真は、2012年6月24日18時前頃、東京の羽田空港、展望デッキ(屋上)で撮影しました。スズメ(雀)は、全国どこでもいるような鳥ですが、改めて国語辞典の大辞泉を紐解きますと、次の<>内の通りに書いてあります。 <スズメ(雀)=スズメ目ハタオリドリ科の鳥。人家周辺や農耕地に普通にみられ、全長14センチくらい。頭は茶色、ほおとのどに黒い点がある。背は茶色に黒い斑点があり、腹は灰白色。稲など農作物を食べるが、害虫も食べる。ユーラシアに広く分布。黄雀(こうじゃく)。 > なぜ、羽田空港の屋上で、私がこの写真を撮ったかと言いますと長崎空港に帰る出発便まで、まだ時間があるし既にターミナルビル内でのお土産物色も疲れたので同行の義兄から「屋上に登って休憩しよう」と誘われました。コーヒーを飲みながら、ゆっくり椅子に座っていますと、どこからなく上記のスズメ(雀)はじめ何羽か、テーブル周りに寄ってきました。 人に慣れているのか、そばを人が通ると数十秒間はいなくなっていましたが、直ぐまた近寄って来ていました。私の田舎でも、いくらでも雀はいますが、野鳥の警戒心からか、カメラを構えると逃げてしまうので、なかなか撮ったことがありませんでした。その意味で野鳥の種類は違いますが、「ジョウビタキの写真」が撮れたのは、私にとって珍しいことでした。 「羽田に来て雀まで撮る必要あるのか、ないのか」と、自問自答しながらも手はゆっくり音をたてずに鞄からカメラを取り出していました。そして5枚位撮った内の一枚が上記写真です。この日は、風が強かったためか、はたまた飛行機の排気ガスのせいか、田舎で良く見る丸くふっくらとした感じとは、やや違った写り方に見えました。 空港と野鳥の関係は、あまり環境的にどうなのか、私は分かっていませんが、”住めば都”で、「ここは、ここで雀たちも生きているのだなあ」と思いながら、しばし眺めていました。 (掲載日:2012年6月25日) |