TOP INDEX BACK NEXT
出発と機内にて
1996年8月29日
 今回の旅行、大阪空港からは私一人、長崎空港からは3人で出発し羽田空港で落ち合うことにしていました。私は旅行前は色々買わないのですが(むしろ現地で調達したいので)、中型カメラ(普通の35mmフィルムの4倍半大きい)アサヒペンタックス67(ろくなな)の電池などは、どこにもあるものではないので事前に購入していました。

薬のなどの購入
 また、それら以外にも旅先で困るのは食べ物や水が合わなくて、ちょっとした腹痛などもたまにありますので、使い慣れた薬があれば安心できます。それで外国語で慣れない薬を購入するよりいいだろうと思い、今回も近くの薬局に行きました。今回は、スプレー式鎮痛消炎剤もあれば効果を発揮したかもしれませんでしたが、それは準備しませんでした。

(旅行メモ)(このページ以下同じ)
09:00 阪急石橋駅近くの銀行で旅行費用の引き出し意、薬局で3種類の常備薬購入、携行品の点検をした。
10:10 鉢塚バス停前でタクシーを待つ、大阪空港まで1350円
11:00 空港なにわ店でコンパクトカメラ用のバッテリー購入、1850円
11:30 2階フロアーのテレビで時間調整、HIVなど報道していた。
12:10 全日空24便の機内案内、25Dシートに座った。
12:23 L2ドアークローズ
12:28 L1ドアークローズ
12:30 プッシュ・バック開始
12:40 大阪空港を離陸
13:30 羽田空港へ着陸
13:35 ブロック・イン、バスでターミナルビルへ向かった。
13:40 ターミナルビル到着した。
13:50 手荷物を受け取り、出口へ、その後時間潰しでウロウロとしていた。

羽田空港にて
 羽田空港のターミナルビルは、(当時)何十回となく来ていましたが、ゆっくり見たことがありませんでした。長崎空港出発組との待ち合わせまで、約1時間半以上あったので、これ幸いに見て歩きまわりました。

 ここは、ちょっとした町の商店街並みに色々な店があり、立ち止まって店の中をのぞいたりしていると、時間は速いものでした。しばらくするとコーヒーも飲みたくなり、ゆっくり資料に目を通していましたら、長崎空港からの到着時間も迫り、ロビーに向かいました。「ヤー久しぶり、早速バスの方に行こう」と挨拶もそこそこに、バス乗り場へ向かいました。

15:45 到着ロビーで3人と待ち合わせした。
16:10 羽田発成田行きのエアポートリムジンバスに乗る途中、晴美港、ディズニーランドなどが見えた。

成田空港にて
 
成田空港は、今まで何回となくきましたが、なかなかゆっくり見てまわったことがありませんでした。それで、今回は時間もあったので見たのですが、空港の建物ですからターミナルビル自体そんなに変らないものでした。あと、屋上などで飛行機の離発着を見たのですが、さすがに国際線の空港だなあと思うくらい各国色々な機体を見ました。

 日頃見慣れない機体も多かったので写真撮ろうかとも思いましたが、まだ旅行出発前でしたからフィルム節約のため、数枚程度に抑えていました。(あと、私たちがいたターミナルはその後改築工事となったとおもいます)

成田空港(出発ロビー)
17:15 成田空港へ到着、各自ターミナルビルを見学した。
18:20 銀行で40万円をトラベラーズチェック変換した。
18:40 出国カードを各自で書いた。
19:00 チェックインカウンター前に並ぶ
19:25 チェックイン、スタッフは全く事務的でパリ→ローマ間も手続きしてくれたのは良かったが、いずれも翼の上の席だった。
19:40 身軽になったので、全員で夕食、えびす亭でラーメンを食べた。
20:00 出国審査
20:10 ソファーで待機、生ビールを飲む
20:40 46番ゲートへ
21:10 田舎へ電話した。
21:35 エールフランスAF271便機内案内、座席は18H
21:50 地上準備完了、この便はポアン機長とのアナウンスがあった。

機内のテレビ表示について
 私が最初に海外旅行した1986年当時、飛行機は一旦飛立ってしまえば退屈この上ない乗りもので新聞や雑誌を読むか、はたまた上映されているスクリーンにうつる映画などを見るしかありませんでした。

 現在のように自席の液晶パネルに自分でチャンネル選んで好みの音楽を聴くか映像を見れるようになったのは、当時を知っている者にとって便利なったなあと思います。

機内のモニター(画面は北欧3国あたり表示中)
 しかし、長時間のフライトそのものはあまり変わっておらず、やはり、私にとってこの時間つぶしは体の疲れとともに二重に毎回堪えます。あと、機内のモニターテレビ(これから以降「テレビ」と称します)と言えば飛行ルートにそって、現在地、高度、温度、スピードなどが、その都度表示されています。

 これらの表示は。この旅行以前の1993年にヨーロッパに行った時はもう既にありましから何時頃からあるか正確なことはわかりませんが、表示原語も、仏語、日本語、英語などそれぞれあり、なかなか分かりやすいなあと、いつも思っていました。

 今回、寝ていない限りなるべく小まめに、この情報を時間つぶしも兼ねてメモしてみようと思いました。今だったらメモせずにデジタルカメラで写せば簡単でしょうが、当時は持っていませんでした。

 ですから、少し記録が不正確かもしりませんが、まあ参考程度にはなるかもしれません。これをずっと見ていると、ほとんど今まで見たことも聞いたこともないような地名も出てきていました。そこは、たぶんに航空援助施設のある所だろうなと思いながら見ていました。

22:05 テレビ表示「所要時間12時間40分、9721キロ、外気温21度C」
22:08 プッシュバック開始、さあ、いよいよ出発
22:12 非常装備品、緊急脱出などの案内
22:18 プッシュバック終了し、自走へ
22:30 テイクオフ
22:40 テレビ表示「速度725km、高度3800m、外気温2度C」
22:45 テレビ表示「速度820 km、高度7500 m、外気温-18度C」
23:10 飲み物サービス、ボルドーの白ワインをもらう
23:25 テレビ表示「速度890km、高度9600m、外気温-42度C」

(掲載日:2006年1月30日)

TOP INDEX BACK NEXT