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エッフェル塔、オペラ座など
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シャン・ド・マルス公園
からのエッフェル塔
1996年9月5日その
エッフェル塔
 朝7時過ぎに朝食を食べ、今日行く所を話し合いました。帰国する日時も迫ってきたので、買い物も予定に入れ、とりあえず
ルーブル美術館で絵葉書やポスターを買うことにしました。ホテルを出て、いつもの通りサンジェルマン大通りからセーヌ川、シテ島に向かいました。朝の道路清掃で日本の竹ホウキの部分が緑のプラスチック製も見ました。昨日もそぞろ歩きしたリボリー通りを経てルーブル美術館へ向かいました。

 9時過ぎにはルーブル美術館に入館しましたが、まだ、売店は開いていなくて、しばし待ちました。30分後にやっと売店が開いたので各自好きな物を購入し、私は絵葉書やポスターなどを買いました。オリジナルの絵葉書に書き込み日本向けに投函しました。

 ルーブル美術館を出て、セーヌ河畔に向かい橋の上からオルセー美術館など数枚撮りました。地下鉄オルセー駅からエッフェル塔のある駅に向かいました。私は、これまでパリには3回来ましたがエッフェル塔を間近に見たのは、これが最初でした。

 パリ市内のどこからでも見れるエッフェル塔は、1889年のパリ万博のために建造され当時の高さが約312mでした。設計者はギュスターヴ・エッフェルで、塔名もこの方の名前に由来しています。今でこそ「パリになくてはならない観光名所」とか「鉄の貴婦人」などと高評価ですが、建設当時は「パリにふさわしくない」とか「見たくない」など様々な議論があったようで、何がどう変わるか分からないものです。

 この日もいい天気でしたので展望台に上がると、ここ数日間歩きまわった所が良く見えていました。まだ行っていない場所もあり、「あそこの、あの翼を大きく広げたような宮殿がシャイヨ宮、その上がトロカデロ広場があるよ。あそこから逆にこちらのエッフェル塔を見るとテレビのコマーシャルにも使われているくらい、いい眺め」と説明しました。

 塔の下にはエッフェルの胸像もあり、これを見ながら広い芝生が見えるシャン・ド・マルス公園に向かいました。塔を振り返りふりかえり、どこから撮ったらいいのか歩きました。広角レンズで塔全体が入る位置に来ましたので4人で変わるがわる撮りました。この周辺には、何か式典か文化祭みたいなものがあるのか、鉄パイプで櫓を組んでありました。

アンヴァリッド廃兵院
 11時30近くになり、そろそろ昼食も気になりましたが、もう一箇所行くことにしてアンヴァリッド廃兵院に行きました。ここは元々はルイ14世が戦争で傷病した兵士などの療養施設として計画され、その後多くの傷病兵の方が入っておられました。現在はその役目とともに軍事博物館やナポレオンの棺がある所としても有名でパリ観光名所になっています。

 私達は、歩き疲れもあり、ここのカフェで一旦小休止することにしました。その後、展示室内の古い形した武器や武具、さらにはナポレオンの棺なども見てまわりました。ナポレオンの棺は、木製みたいでかなり大きく上部の両端が丸い感じで、やや跳ね上がったような形をしていました。

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オペラ・ガルニエ
オペラ・ガルニエ(オペラ座)
 アンヴァリッド廃兵院の見学も終わり地下鉄でオペラ駅に向かいました。地上に上がると、車や人の数が今までより一気に増えた感じで、いつも賑やかなオペラ通りだなあと思いました。もう13時近くになっていましたので、とりあえず昼食にしようと急いで店を探しました。

 中華料理店の『オペラ・マンダリン』が目に付き、日本語メニューもあるようなので、ここに入ることにしました。お腹がすいていた関係上色々選ぶのはやめて、この日の定食を4人とも注文しました。まあまあの味で、飲み物込みで合計247フランでした。

 店を出て、しばらく歩いてから重厚で風格のあるオペラ・ガルニエが丁度良い位置に来ましたので写真を数枚撮りました。このオペラ・ガルニエは、以前確か「オペラ座」と呼称していました。1989年にオペラ・バスチーユが出来てから、設計者の名前をとって「オペラ・ガルニエ」と呼んでいます。現在は、主にバレエが上演されているようです。

 このオペラ・ガルニエ(オペラ座)は、ナポレオン3世時代にオスマンの都市計画の一つして1862年に着工され1875年に竣工しました。客席は約2200とのことです。設計はシャルル・ガルニエが担当しました。私は、1986年にこの周辺のホテルに滞在した関係上、外部は何回となく見ましたが、残念ながら内部はまだ見たことがありません。内部はバロック風で天井画も素晴らしく全体が絢爛豪華と聞いていますので、また機会あれば是非一度は内部を見たいものだと思っています。

 プランタンデパートでタカちゃんとヨーコちゃんが買い物したいと言うことでしたので、ここでしばし分かれて、私とにいさんはランセルの店に入りました。私は、同僚から頼まれていた小銭入れの財布を買いました。次に合流してからオペラ通りを歩き、その後脇道に入り、次の店があるレアル方面に行きました。

(旅行メモ)
07:15 朝食
08:15 シテ島を歩きリボリー通りを経てルーブル美術館へ向かった。
09:00 美術館に入ったが、売店はまだ開いていなかった。
09:30 オリジナルの絵葉書を購入し、1枚日本宛に書き、投函した。
10:10 ガラスの逆のピラミッド見ながら、外へ出た。セーヌ川、橋の上で写真。オルセー駅からエッフェル駅へ
10:40 エッフェル塔見学。
10:45 シャン・ド・マルス公園からエッフェル塔を撮った。
11:30 アンヴァリッド廃兵院見学、カフェで小休止した。ナポレオンが眠る棺を見た。
12:30 地下鉄オペラ駅へ。
12:45 『オペラ・マンダリン』で昼食、合計247フランだった。
13:10 プランタン・デパートとランセルの店へ行った。

(掲載日:2006年9月9日)

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