パリ・バス観光2
15時になり、再度バスに乗車してのパリ案内が始まった。 ・ホテルの金庫やスリの話し、ホテル内でもあり、フロント前や室内でもあると言う。高級ホテルにはそれなりの身なりで来るとのこと。 ・カルチェラタン通り、学生が多い町とのこと。 15時30分ノートルダム寺院前に到着した。北塔、南塔が大きく見えるノートルダム広場で写真撮影した後、「パリ中心の星印」のマークの説明を受けた。それによるとこのマークからの距離で総て「パリから00キロと言うことになり、基点である」と。 ・寺院内部の見学、薔薇のステンドグラスの説明。 ・この寺院でナポレオンの戴冠式があった。 ・寺院前の参道のお土産店でトイレ休憩含めて色々と物色した。ノートルダム寺院の尖塔が間近に見える公園で写真を替わるがわるに撮った。 16時57分、バス巡りが再開された。 ・シテ島の花市、花が一杯で奇麗だった。 ・サントシャペル寺院(以前行ったがまわり一面にあるステンドグラスの奇麗さに驚いた) ・元宮殿のコンシェルジュリー、マリーアントワネット等の処刑前の控えの間になった所。 ・パレ・ド・ジュスティス(最高裁判所等) ・ルーブル美術館 ・ホテル・クリヨン、アラファト議長が滞在中で警戒が厳重だった。 ・アンヴァリード(ナポレオンが眠っている) ・アルマ橋を渡った。 ・シャイヨ宮(海洋、人類、フランス遺跡の三つの博物館がある。鳥が翼を 広げたように見える)前で白バイならぬ黒バイが警報を鳴らし通過した。 フランスの自動車免許は永久ライセンス、一度登録すれば駐車場も規制は ない、交通違反制度で最近になって点数制が導入されたとのこと。数人が 「ヘ〜、うらやましいな〜」と声を上げた。 ・トロカデロ広場には中央にフォッシュ元帥の騎馬像があり、エッフェル塔 をバックに写真数枚撮った。天気が良ければいい写真が撮れそうだった。 ・クレベール通りにある高級アパルトマンは最低7000〜8000フラン位、日本の支店長は家賃30万円もいると言っていた。 ・凱旋門とエトワル(星)広場を通過。 ・シャンゼリゼ大通り、各航空会社の支店、自動車ショールーム、ブティッ ク等があった。 ・作家レマルクの小説「凱旋門」に書かれたカフェ『フーケ』の赤いひさしと金文字が見えた。 ・オカマ事故発生、でも直ぐに当事者で話して別れた。「もう終わりか?」 と一同唖然。ここでパリで事故した場合や保険の話を聞いた。 ・モンテニュー通りにはセリーヌ、ウンガロ、ディオール、ジヴァンシー等 があり、別名「買い物好きの女性にとっては天国の通り、連れの男性にとっては地獄の通り」と言われていると。一同爆笑。 ・シャンゼリゼ公園、グランパレ、プティパレ前を通過。ここから道路が混雑していてなかなか前に進まなかった。 ・コンコルド広場で機動隊の車が沢山並んでいた。この広場は革命当時ルイ16世やマリー・アントワネット等1343人がギロチンで処刑され、その後名称が変わりコンコルド=調和広場と呼ばれるようになったと言う。細い長いオベリスクはエジプトから運んだ物。 ・オランジュリ美術館(モネの睡蓮の絵がある所) ・海軍省前、ル・ロワイヤル通り、レストラン・マキシム、マドレーヌ寺院 とその前のマドレーヌ通り ・オランピア劇場(往年のシャンソン歌手ジュリエット・グレコが特別講演中とのこと)特別のネオンサインが光っていた。(1994年1月1日記す) |