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(写真1) ブガデラの像((洗濯女の像、頭上は洗濯かご)
(写真2) ブガデラの回廊


(写真3) (中央広場の真下にある)列柱の回廊

(写真4) (中央部)列柱の回廊(やや左側に大きな口のようなベンチあり)

(写真5) (公園入口の大階段にある)大トカゲ

(写真6) おとぎ話に出てくるような建物(門番小屋)

バルセロナ、グエル公園その2
2015年12月22日
(スペイン時間)
 前ページ「グエル公園その1」には、グラシア通りからバスに乗ったこと、さらにはガウディが設計したグエル公園内の北東側にある石柱の並ぶ回廊、ガウディの家博物館、中央広場とタイル張りベンチ
などの見学を書きました。

 今回のページは、グエル公園内の続きで、グエル伯爵邸の北北東側にある石柱の回廊、邸宅周囲の散策、公園入口でトカゲの彫像のある大階段、あるいはその周囲にある建物の外観見学などを中心に書こうと思っています。

グエル公園南西部にあるブガデラの回廊(洗濯女の回廊)

 私たちは、中央広場から降り、その広場から見れば南西部にある石柱の回廊=ブガデラの回廊(洗濯女の回廊)を歩きました。(写真1、2を参照) その途中には、(写真1)にあるブガデラ(bugaderia、洗濯)女の像もありました。この石像の名称から、回廊名の由来になったと思われます。

 あと、私たちは、ブガデラの回廊から、ゆるやかにカーブしている所付近で一旦、道路に出ました。そこで誰彼なしに、「上を見て、あそで鳥が鳴いている」などと、しばし話題になりました。私も高い木立に綺麗な野鳥が見えました。急ぎズームを伸ばし、1枚の写真が撮れました。(私は、「私の写真館、もくじ」ページにも何枚か野鳥の写真も掲載中でしたので、いずれ載せようとも思っています)

 まだまだ、道も、あるいは先の方では石の回廊が見えていましたが、私たちは途中から、今度は左側(北東側)へ折れる感じで、グエル邸裏側へ続く道に進みました。間もなく、ページ「グエル公園その1」ページで紹介しました中央広場、南東部分の真下にあたる列柱のある広いホール(回廊)に出てきました。

 この柱は、二人で手をいっぱい広げても届かないのではと思うくらいの大きさでした。それはそうで、この柱何十本かで上部にある中央広場南東部の地面、タイルのベンチ、その他の重量を支えていることですから頑丈なはずです。この場所には、側面や天井の一部分に綺麗なタイル模様あったようですが、写真を撮っていませんでした。

タイル張りの大トカゲがある大階段
 列柱の回廊から南東方向へ下りますと、大階段のある場所でした。この最上部付近には、緑色やダイダイ色で縁取りして大きな口をあんぐりと開けたようなベンチがありました。(写真4の中部のやや左側参照) さらに、その下部方向には、水が湧き出ているモニュメントもありました。

 次の下段には、このグエル公園の一つの象徴みたいな、タイル張りのカラフルな大トカゲがありました。(写真5参照) トカゲの大きさは目測で体長1m数10cm、幅はその半分位だったでしょうか。また、この場所は、大部分の公園入場者が、写真を撮っておられるのではと思えるほどの人気スポットでした。とにかく、次から次へと人が押し寄せる感じで、そのわずかな間隙を突いて、(写真5)はカメラに収めました。

 まあ、私は、一応写真1枚は撮れたので良い方かもしれませんが、本当は、もう少し下側方向から大トカゲ全景を入れたかったのですが、残念でした。ここで、私たちも交代でトカゲを横に写真を撮りあいました。

 この大トカゲについては、撮影混雑の話しばかりでなく、第一印象を少しだけ書いていきます。(写真5)でも、お分かりの通り大きい割には、例えば目、口、手、さらには背中や腹部のラインなど、良くトカゲの特徴をとられてカラフルなタイルで仕上がっているなあと思いました。

おとぎ話に出てくるような建物
 私たちは、先ほどの大トカゲや大階段から北東側にある小さな広場へ行きました。広場周囲には、名前は分からないものの白色でやや大きな花弁のある花が咲き乱れていました。ここから、下側方向を見ますと、まるで、おとぎ話に出てくるような建物が、いくつかありました。(写真6、7、8を参照)

 まず、(写真6、7)は同じ建物で、門番小屋といわれています。(写真6)の方は、北側から南側を向いて撮った最上部周辺です。全体まるで砂糖細工のように見えました。(写真7)の方は、逆に南側から北側方向で撮ったものです。この写真左側に極一部ながら公園登り口の大階段や中央広場下の大きな列柱が見えています。

 次の(写真7)は、管理事務所と呼ばれている建物です。南側から北側に向いて撮った写真です。この写真で、そびえ立っている塔の先端にある大きな十字架は、東西南北どこからの位置から眺めても同じように見えていました。(写真7、8)は、いずれも公園入口の下側に当たります。

 おとぎ話に出てくるような建物を眼前で見ていますと、思わず、にっこりと童心に帰った感じがしました。門番小屋とか管理事務所ならば、通常その機能第一で考えられた建物でも充分でしょうし、さらに屋根も窓も壁自体も四角形で構わないのかもしれません。しかし、ガウディの設計思想は違っていて、このような建物でも、人へ楽しみや夢を与えるような造りが基調だったのかなあと思いました。

地下鉄駅まではミニバスで
 グエル公園の見学も終えましたので、私たちは公園入り口前にあるバス停へ行きました。しばし、待っていましたらミニバスが来ましたので、乗り込みました。車内は今まで見たことないような造りで、身障者へも配慮されている設備もありました。10時50分、地下鉄(レセップス駅、Lesseps)近くのバス停に向けて発車しました。
(写真7) おとぎ話に出てくるような建物(門番小屋)
(写真8) おとぎ話に出てくるような建物(管理事務所)

  (掲載日:2016年12月19日)
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(旅行メモ)
2015年12月22日(スペイン時間) バルセロナ(Barcelona)、 グエル公園 (Park Guell) 
09時10分、市街地を抜けバスがグエル公園前停留所に到着
09時15分、グエル公園内の散策、石の回廊、ガウディの家博物館、中央広場、トカゲのある階段などを見学
10時50分、グエル公園をミニバスで出発
11時05分、地下鉄に乗車、サン・パウ病院方面へ
11時30分、サン・パウ病院の外観見学
11時45分、カフェ3JPで、おやつを購入
11時50分、ガウディ通りを散策
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