TOP  INDEX BACK NEXT

私のカメラ紹介

ミノルタα-9
 名称 ミノルタα-9
  ” Minolta α-9
 所有レンズ (左写真の右側レンズです)タムロン
AF28−200mm  F/3.8-5.6
 主な特徴点 ・αシリーズ最上位機種
 購入動機 ・このタイプの機種を使ってみたかった
・知り合いの先生から譲ってもらった。
 購入年月日 1999年頃に譲ってもらった。
 購入価格 ・購入価格は不明
・メーカー希望小売価格
ボディー:250000円
 主な撮影 ・風景写真など
 主な活躍期間 1999年〜2002年
 現在 知人に譲った。
 このカメラは、右上表にも書いてます通り、私が購入したものでなく親交のある経済学の先生から譲ってもらいました。私は、これまでのページで、ご紹介してきた通り、ペンタックスSPペンタックス6×7ペンタックス90WRと、フィルムカメラはずっとアサヒペンタックスでした。このようになったのは、いずれも私のような素人でも使いやすい機種だったかもしれません。これまで操作そのた特別に何か不満などはありませんでした。

 今回のカメラを手にする前1998年頃と言えば、前のページでご紹介しました通り、デジタルカメラがぐんぐん目覚しい成長期で、あと少しでシェアが逆転するのではと予測できるところまで来つつありました。また、私自身、仕事ではほぼ100%デジタルカメラ使用、個人趣味では半々と言う状況でした。

 それで、1999年頃といえばデジタルカメラの一眼レフを購入しようか、どうしようか迷っていた時期でした。その当時欲しいと思うデジタルカメラは軽く40万円とかするような機種ばかりで、とても私の様な貧乏サラリーマンには手が全く出ませんでした。

 そのような時期に、たまたま、それまでマニュアル操作に慣れておられた先生から「新しくカメラ(ミノルタα-9)買ったけど、ほとんど使っていない。欲しいなら譲ってもいいよ」の主旨の手紙を頂きました。私はペンタックスのカメラしか所有していなかったのですが、でもカメラ雑誌などで、ミノルタのαシリーズはベストセラーで、その中でもα-9は最上位のカメラくらいは知っていました。

 また、それまで一眼レフのカメラと言えばマニュアル操作オンリーみたいな使い方しかしていなかった私としては、この種のタイプも使ってみたいなあとの思いもありました。それで、思い切って厚かましくも先生に頼んで送って頂きました。早速、使ってみましたが、操作性などは申し分なく、さすが、このシリーズのフラッグシップカメラだなあと思っていました。

 私は、ペンタックス6×7などの重量カメラに慣れていましたから、最初触った時には重さは感じませんでした。ただ、私も率直に言って年齢的なことから来るのか、手持ちで連続して撮るとなると、それなりに重さを意識する時もありました。さすがに、県外への旅行などには持って行きませんでしたが、車に積んで雲仙(掲載写真は、雲仙の普賢岳)その他には出かけました。

 このカメラの活躍期間が短かったのはカメラのせいでは決してなくて、やはり仕事上でも趣味でもデジタル画像を必要としていた関係です。私は、『上野ログハウス』と言う個人のホームページを1999年8月23日に開設しました。恥ずかしながら当初何か月間は写真加工とホームページソフトが、あんまり使うことできなくて、文章ページのみでした。

 しかし、段々とそれらも使えるようになり、ますますデジタルカメラに傾斜して行くようになっていきました。つまり、せっかくフィルムカメラで撮っても、お金出してプリントして、さらにそれをスキャナー操作でデジタル画像化する手間もお金もかかるということでした。それなら、最初からデジタルカメラで撮っておけば楽だなあと思うようになりました。

 以上のような状況から、段々このカメラで撮る機会が少なくなり、次のページで紹介予定のデジタルカメラを購入してからは、ガラスケースの戸棚に飾るばかりになってしまいました。先生に現在の状況を書いた手紙を書き送り、ご了解をして頂き、まだまだフィルムカメラを使っておられる知人に、私の方から2005年11月に差し上げました。

 それからほどなくして、2006年1月コニカミノルタから「カメラ事業撤退」の発表がありました。これには、私の様な素人カメラマンも驚きました。ミノルタのカメラと言えばベストセラーも多く、六甲山の名前にちなんだロッコールレンズは、私でも知っているほど有名でしたから一抹の寂しさもありました。

 今、私のカメラ使用状況は圧倒的にデジタルですが、カメラに対する考え方自体は両極端、つまり徹底してデジタルか、アナログ(マニュアル式)かみたいになっているのかなあと思います。私の色々なカメラの経過もありますが、このような光学機器にも何かしら”旬”みたいなものもあるのかと考えたりもしましたが、結局使う人が、どうやってそのカメラを向き合うかに尽きるような気もします。

(掲載日:2006年5月3日)

TOP  INDEX BACK NEXT