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機内の液晶モニターと福岡空港到着

2013年12月27日、(自席から撮影)エコノミー・コンフォート

(2013年12月21日撮影)九州の地図などを表示中

2013年12月27日〜28日(オランダ時間から日本時間
 前ページには、アムステルダム市内のホテルをチャックアウトし、スキポール空港に到着し、出発手続き、ターミナルビル内の散策、KLMクラウンラウンジのこと、あるいは出発ゲートでの機内持ち込み用手荷物検査や帰国に向けての搭乗などを書いています。

 さら、帰国への向けて搭乗橋などを歩き、KLMオランダ航空0869便(KL0869)の機内へ、進んだことまでを書きました。今回は、その機内での様子や福岡空港に到着したことなどを主に書いています。

 前ページにも書きました通り、私達は、機内後方側にあるエコノミーコンフォートの席に座りました。この日の便は少し空席があったのか、座席があいていたので、各々隣の空席に助けられて、ゆったりできました。これから長時間フライトをどう過ごすか、私達も各人各様のやり方でした。

 私は、機内食、iPadに書き込む、あるいはトイレの時間以外は、各自の座席前(=前のシートの背中)に付いている液晶モニターを飽きもせず見ていました。同時に座席のアームレストに付いているオーディオ・システムから好きな音楽も聞いていました

PFIS(パッセンジャー・フライト・インフォメーション・システム)

 今回、先の液晶モニターに表示されて続けていた飛行経路、速度や高度などの情報を暇つぶしに手帳にメモしていましたので書くことにします。ただし、始めにお断りを書きますが、下表二つはあくまでも、ご参考程度に、ご覧願います。(アムステルダム行きの便=KLMオランダ航空・KL0870便の液晶テレビ表示情報の2つの表は、「オランダ旅行記」2ページ目の「液晶テレビ表示情報の概要を参照願います)

 なぜなら、民間航空機は、一定の飛行経路は、どの航空会社もあるとはとは思います。しかし、その日の気象条件や様々な国際情勢の関係で、同じような日本ーヨーロッパ路線でも、運航に最適なルートや飛行高度などは、少しづつでも違うと思われます。

 あと、航空会社ごと違うのか、どうかも私は知りませんが、先の情報システムについて、日本航空(JAL)サイトの「航空豆知識 第56回」ページには、PFIS:パッセンジャー・フライト・インフォメーション・システム)の用語があります。私の下手な紹介文より、数段この英語の読み方が分かりやすいと思われます。

 KLMオランダ航空0869便(KL0869)は、この日のダイヤ(通常運航)上の出発時刻(オランダ時間の)14時30分、到着は(日本時間の)09時10分で、所要時間は10時間40分した。この日の離陸は、(オランダ時間の)14時44分でした。このオランダ時間もロシアのウラル山脈上空までで、その付近から日本時間に切り替えたのも全部、私の腕時計の調整からでした。ただし、先の液晶モニターでは、その表示時点の現在時間が正確に表してあったはずです。(下表二つの左端欄は、あくまでも「私の腕時計時間」です)

 また、下表二つの内容は、全部の項目をメモできず、未記入もあります。(当然、寝ている時間帯はメモさえもしていません) さらに、今考え直してみますと残りの飛行距離(km単位)と、飛行高度(m単位)とが、ごっちゃに書いていて、どちらが正しい数値なのか一部違ってもいるような気もします。そのようなこともあり、下表二つは、ご参考程度の閲覧をお願いします。

私の腕時計時間
現在地(・・・の上空)
残飛行距離
残飛行時間
速度
高度
外気温
(備考)
14時44分
スキポール空港
9117km
9時間50分
-
-
9℃
オランダ時間、離陸時
14時55分
オランダの北部方向
9013km
9時間・分
950km
7,010m
-

離離陸後約10分後

15時00分
ブレーメンの西部方向
8852km
9時間40分
1037km
10,058m
-
水平飛行へ
15時20分
コペンハーゲンの西側方向
8637km
9時間30分
1009km
10,058m
-
気流が少し不安定
15時40分
コペンハーゲンの東側方向
8309km
9時間08分
1000km
10,668m
-56℃
-
16時45分
サンクトペテルブルク
7213km
8時間・分
950km
10,668m
-
-
17時25分
アルハンゲリスクの南方向
6670km
7時間25分
907km
10,668m
-
-
18時20分
ウラル山脈
5802km
6時間30分
1007km
10,668m
-62℃
-

 以上が、私の腕時計による2013年12月27日のオランダ時間です。下表は、ウラル山脈東方向を飛行中に、日本時間に切り替え同年12月28日の時間表示です。上表で飛行速度(対地スピード)は、その場所での風の影響(追い風、向かい風)などで変化しています。下表の「ソウルの西方向」で、今回の飛行中の最高速度が出ているようですが、これは着陸に備え水平飛行から高度を下げている途中に出たものと思われます。

 飛行高度の方は、水平飛行に入ると常に一定であることが良く分かります。ただ、下表をご覧頂くと分かりますが、気流の関係からか少し変化もあります。 長距離国際線は、短い国内線などに比べれば燃料効率などの関係から高度1万メートル以上位の巡航高度が良いとされているようですから、このフライトでも上・下表の通り、一定の高度だったのでしょう。

私の腕時計時間
現在地(・・・の上空)
残飛行距離
残飛行時間
速度
高度
外気温
(備考)
02時30分
ウラル山脈の東方向
5513km
6時間11分
1027km
10,668m
-

日本時間表示へ

03時50分
ノボシビルスクの北東方向
4228km
4時間53分
1009km
10,668m
-

-

04時45分
ウランバートルの北西方向
3383km
4時間01分
951km
11,277m
-
飛行高度上昇
05時20分
バイカル湖の南方向
2832km
3時間23分
940km
11,271m
-71℃
飛行中の最低気温
06時25分
北京の北方向
1864km
2時間21分
953km
11,271m
-58℃
-
07時15分
大連(渤海)の北方向
1190km
1時間30分
1070km
11,887m
-49℃
-
07時30分
大連(渤海)の南方向
909km
1時間12分
1063km
11,887m
-49℃
-
07時40分
ソウルの西方向
572km
49分間
1083km
11,887m
-46℃
飛行中の最高速度
08時15分
プサンの南方向
203km
32分間
814km
7,620m
-40℃
-
08時50分
福岡空港到着
-
-
-
-
-
-

機内食など
 今回のフライトで、どこの座席から、どこまでか範囲は知る由もありませんが、日本人客室乗務員さんがいらっしゃいました。外国語は、何も話せない者として大助かりでした。21日の行きの便で、担当の方は見るからに背の高いオランダ人の客室乗務員さんでした。しかし、食事や飲み物の注文でも、片言の日本語を話す人もいましたので、困ることは何もありませんでした。

 それでも、帰りのこの便で、先ほどの日本人客室乗務員さんが、いらっしゃるのは何か安心感と言いますか、精神安定にもいいなあと私は思いました。食事以外にも挨拶程度の話も出来て良かったです。あと、今回の食事は2回ありました。1回目は(オランダ時間)27日16時30分頃(夕食)に、チョイスできましたので私はチキンを頼みました。

 2回目は(日本時間)28日07時40分、朝食がありました。どれも美味しく、綺麗に食べきりました。また、食事や飲み物サービスで頂いたオレンジジュースやコーヒーがうまくて、いつも同じように注文していました。

福岡空港到着
 長時間フライトも、「もう直ぐ終わり、たぶん玄界灘の上空だろう」と思っていると、ますます高度を下げているようで着陸態勢に入ってきたようでした。ランディング・ギヤ(航空機の脚)もおろされ、最終の着陸態勢のアナウンスもあり、いよいよ見慣れた福岡空港へ近づいているようでした。スッと滑走路に着陸し、スラストリバーサー(逆推力装置)が作動し、急に速度が減速しているのが実感できました。

 機体は、所定のスポットに止まりました。そして、私達のオランダ旅行は、通関手続きや手荷物を受け取って、ほぼ全て終わりとなりました。あとは、長崎行きの九州急行バスに乗って帰ってきました。

(掲載日:2015年2月9日)
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(旅行メモ)
2013年12月27日〜28日(オランダ時間から日本時間へ)
     機内の液晶モニターと福岡空港到着

12月27日(オランダ時間)
12時40分、KLMクラウンラウンジ、昼食やスポット駐機中の飛行機を撮影
13時20分、出発ゲートへ、手荷物の検査場
13時55分、KLMオランダ航空0869便(KL0869)の機内へ


2013年12月28日(日本時間)
08時50分、福岡国際空港へ着陸、入国審査、手荷物引き取りなど
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