大阪梅田ケントスその4
ある日のステージ演奏曲 全国どこのケントス店に行っても、まず最初に目立つのはバンドです。その中でも、さらに目がいくのは、なんと言ってもボーカルです。梅田ケントス最初のバンドだったファンキーズ、男性ボーカルのトミーさんからは、よくエルビスの歌を聴きました。前ページの愛称紹介の表に書いていませんが、(確か、リズム)ギターも弾いておられました。 女性ボーカルは、そのみちゃんです。この方は、笑顔が可愛らしくて、明るい性格からか男性にも女性にも人気がありました。もちろん、歌の方もステージを重ねられるごとにうまくなられました。(梅田店のステージを辞められた後も、女性客から「また、どうしても聴いてみたい」との話を度々私も聞きました) 徐々にレパトリーも増やされ、コニーフランシスの歌などが多かったと思います。特に、その中でも(私だけかもしれませんが)1曲上げるとすれば「夢のデート」が忘れられません。声が前に出ていて、伸びがあり、テンポ良く、きれが良かったと思います。アップテンポな曲ばかりではなく、スローナンバーの「この世の果てまで」もなかなか聴かせる感じで、「毎回、この曲はどうしても聴きたい」と言う常連さんもいました。 また、演奏の合間の曲紹介などは、簡単明瞭の早口で、「次は、ロコモーション!」「パイプライン!」など、尻上がりの高い声(語り口をまねて文章で書くのが難しい)(笑い)が特徴でもありました。大阪のバンドらしく(笑い)、他のメンバーとの今日の天候の話しでも、笑いを取っておられました。 このページの見出しは「ある日のステージ演奏曲」と意味深(笑い)なタイトルとなっていますが、全然、その意図はなく(笑い)、日付けも「ある日」ではなく、1990年1月26日(金曜日)と分っています。 何においても不精で、さらにその日楽しめばそれでいいと言う性格の私にとって、ステージ演奏曲をいちいち記録するはずがないのですが、この日に限って下表のような曲目の資料が、今回このページを書く前にダンボール箱から出てきました。なぜなのかは、秘密(笑い)ですが、どうしても知りたいと言う方にはお教えしますので、メールを下さらないでしょうか。 ただし、(もったいつけて書いてますが)聞いたら、「なーんだ」とがっくリ(笑い)されるでしょう。なぜ、このページに掲載したかについては、この当時(1990年1月)のステージ内容を少しでも紹介できればと思ったからです。 あと、男性ボーカルといえば、右写真(中央白いジャケット)のCHIAKIさん(現・梅田ケントスハウスバンド『ビッグアップル』のリーダー)です。この方は、1987年8月にオープンした函館ケントスで活躍され、その後1990年4月に梅田店のステージに立たれたと思います。私の第一印象は、(今までのバンドメンバーとは違う)都会的センスの方だなあと感じていました。また、最初から歌ばかりではなく、振りもなかなか堂に入ってました。 ニールセダカ、エルビス・プレスリーなどの歌を、私はじっと聴いて楽しんでいました。あと、一人でレパトリー曲数(1998年12月当時で)約100(現在はもっと多く140曲くらいと思われます)は、全国ケントス店のボーカルでも、郡を抜いているのではないでしょうか。 (注:大阪・梅田ケントスのデータについては、今回下表掲載のため、省略します。前ページをご覧願います)(記:2002年5月15日)
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