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1986年、全国ケントスバンド一覧(14店)
アルバム『WE LOVE KENTO'S』より

No.
当時のバンド名と店名
No.
 当時のバンド名と店名
01 札幌ケントス   リトルベア-ズ 08 大阪ケントス   ハートブレイカーズ
02 仙台ケントス   キャデラック 09 松山ケントス   ルシール
03 東京ケントス   ケントス 10 小倉ケントス   ハービーズ
04 新潟ケントス   バーニングラブ 11 博多ケントス   サーフサイド6
05 金沢ケントス   ダイヤモンズ
12 長崎ケントス   ブルームーン
06 名古屋ケントス  バディ&クリケッツ 13 鹿児島ケントス  ダック・テール
07 京都ケントス   イエロー・ジャケッツ 14 沖縄ケントス   ダイナマイツ

親子二、三代にわたれば嬉しいですね。
  はじめに、上記の名前は全て、六本木ケントスオープン10周年記念パーティー(1986年10月19日)のライブ録音盤のアルバム『WE LOVE KENTO'S』からのものです。このアルバムについての感想などは、私のホームページ「アルバム『WE LOVE KENTO'S』その1、その2、その3に掲載しています。

 私は、店に行った年のズレはありますが、1990年までに上記の全店巡りました。当然、掲載写真のバンドもほとんど見て聴いてきました。(ただし、私が当日行った時、違うトバンドが出ておられて見ていないことも当然あります) 私のホームページの『全国ケントス、ハウスバンド一覧1990年当時(24店)』ページにもまとめみたいに書いていますので、全体の感想みたいな書き方の重複は避けたいと思います。

 ただ、時の流れは本当に速く、この1986年に開催された『WE LOVE KENTO'S』ライブ録音から既に18年(2004年現在)たちます。この当時録音及び活躍されたバンドメンバーの中には、既に2世の方が、もしかしたら店のステージに立っておられるかもしれません。もしも、そうだったら親子二代でオールディズのバンドメンバーと言うことでしょうから、全く関係のない私(笑い)でも、なんかステージを想像して嬉しくなります。

 私が聴き始めた当時、オールディーズの定義(笑い)としては、一応「アメリカンポップスの1950年、’60年代に流行った曲」みたいなものがありました。その後、’70、’80年代なども演奏されているようですが、これはこれでいいのかなあと思います。

 仮にオールディズを最初の1950年代の曲とすれば既に50年たちます。
もちろん、日本におけるバンドや店の栄枯盛衰はありますが、曲自体は全く色あせることなく、むしろリバイバルヒットが繰り返えされているように、輝きさえも感じます。

 特に、何でもないような時、例えばテレビのコマーシャルのバック演奏やドライブ中のカーラジオから流れてくるオールディーズの曲を聴くと久々に聴いた懐かしさだけではなく、「オー、おまえ、良く頑張っているなあ」と言う同級生(笑い)にも似た親しみを感じるものです。まあ、それだけ私がオッサン世代になったかもしれませんが。

 それと(今回の本題と少し離れますが)当時大人からちょっと不良ぽっいと言われていたエルビス・プレスリー始めコニーフランシス、ポールアンカ、ニールセダカ、ベンチャーズなどの歌や演奏のオリジナル(原曲)がなんと言っても素晴らしいから、このオールディズは息長く続いているのだなあと改めて私は思います。

 現在は、チョッとヒットしても自然に消えて行く曲も多いと思いますが、これらオールディーズのオリジナルは、当時ヒットしたと言うだけでなく、曲自体が「素晴らしい」域まで達していたからこそ、親しまれて何世代にもわたって続いているような気がします。

 オリジナルについて、もう一言です。私が全国店を巡っていた頃、バンドメンバーの方に「プレスリーそっくりに聴こえますね」とか「前でポールアンカが歌っているようです」とか言っても、決して怒られることなく、むしろ素直に「ありがとうございます」と返事されていました。それだけ、歌われる方自身がオリジナルの素晴らしさを知っておられ、そのためにそこに近づく努力をしておられたのだろうと思います。

 親・子・孫と一緒にライブ演奏を見て聴いても(中には踊る人もいても)、なんら違和感がないのもこのオールディーズの良さかなあと思います。(記:2004年2月1日)

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