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ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム (観光地や映画ロケ地紹介の第2回目)

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム
(ハリウッド名声の歩道)

アンソニー・パーキンスの星型
(、中央のマークは、映画カメラの形)

 2008年11月、カリフォルニやグランド・キャニオンなどの旅行で行った観光地や映画のロケ地紹介の第2回目は、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)です。ここの通りは、ハリウッド観光する時には、ほとんどの方々が見ておられるのではないでしょうか。

 しかも、私も含めて通りを歩く観光客は、ずっと下ばかり見ては立ち止り、また少し歩いては立ち止りの繰り返しです。まるでお金か何か落ちているものを探しているようにも見えてきます。そのようなことを、もしも全く関心がない人が、このような大勢の動きを見たら可笑しく思えるかもしれません。当然、私も人目を気にせずに色々と探してみました。

  ここで改めて紹介するのはなんですが、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)とは、直訳すれば「ハリウッド名声の歩道」とでも言うのでしょうか。この星型は、ハリウッド商工会議所が設置しています。ウォーク・オブ・フェームの歴史は、1958年に始まり、最初1960年に星が設置されたようです。ハリウッド大通り、サンセット大通りなど長さ約5km間に星があります。星の数は、2010年1月22現在で2,398個あるようです。

 あと、この星型の印象について書きます。あくまでも私が見た感じですが、このプレートには夜空の小さな白い星雲のようなイメージの(ほぼ真四角の)黒いタイル地に大きなピンク色の星がありました。その中に横一列に個人名、中心部には映画関係者ならカメラ、音楽関係ならレコード盤をかたどったマークみたいなものです。先にご紹介したハリウッド商工会議所のサイトには、星型のスタイル別に次の5分野に分かれているようです。また、星型の中心部にある各分野のマークも<>内に書いておきます。

1.Motion Pictures(映画関係) <映画カメラの形>
2.Television(テレビ関係)<(アンテナが付いている)テレビ受像機の形>
3.Radio(ラジオ関係)<マイクの形>
4.Recording(音楽関係) <トーンアーム付きレコードの形>
5.Live Theatre/Performance(演劇関係)<泣き笑い表情の二つのお面>

 この星について、たまにテレビでセレモニーみたいな感じで、プレートを埋めている場面が写しだされていましたので私も旅行前から知ってはいました。しかし、この通りの星の数を歩きながら見て、つくづく沢山あるのだなあと実感しました。あと、この星のある有名人は、けっこうな金額を払っているとも聞き、色々な意味で「あー、やっぱりなあ。何事もお金は要るのだなあ」とも思いました。

 私は、後で見た星印も含めたら今回全部で30個位は見たと思います。その中で、例えばブリトニー・ピアーズ、セリーヌ・ディオン、アンソニー・パーキンス、フランク・パーカー、ニコール・キッドマン、スティンブン・スピルバーグ、オリビア・ニュートンジョン、ジュリー・アンドリュース、グレン・ミラー、エルトン・ジョンなどを見ました。
私の関係ホームページ
 カリフォルニア旅行記』(目次ページ)
 フランスあれこれ』(目次ページ)

 この近くまで 案内して下さった運転手さんの話によると「日本人関係は、早川雪洲(はやかわ せっしゅう)とゴジラくらいかなあ」と言うことでした。日本人の俳優さんも、近年けっこうアメリカでも活躍されているので、いずれ星の数も増えるかもしれませんし期待もしています。

 まあ、モノは考えようでハリウッド・ウォーク・オブ・フェームは、様々な分野で活躍されたとは言え「有名人の名前付きの星型が埋め込まれている通りなんだなあ」と言えばそれまでです。でも、そこは約50年間の歴史、長さ約5km、星の数約2千数百で世界的にも有名となれば、何かしら見たくもなるのが観光客心理かもしれません。私は、このようなやり方含めて観光客誘致策と言いますか、色々な側面から「なるほど、何事もやり方・見せ方しだいもあるのだなあ」とも思いました。

(掲載日:2010年1月21日)

  
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