ザ・ビバリーヒルズ・ホテル
(観光地や映画ロケ地紹介の第7回目)
2008年11月、カリフォルニやグランド・キャニオンなどの旅行で行った観光地や映画のロケ地紹介の第7回目は、ザ・ビバリーヒルズ・ホテル(The Beverly Hills Hotel)です。ただし、私は、このホテルに泊まったことも敷地内に入ったこともありませんので、この点は事前にご了承願います。あと、このホテルの外観は、音楽分野でロックの名曲中の名曲、イーグルス(Eagles)の『ホテル・カリフォルニア(Hotel California)』LPジャケット写真のモデルとしても大変有名です。ただし、この曲のことを書き始めますと、それだけで数ページ掛かりますので今回は省略します。そこで、映画のロケ地のことで、これから書いていきたいと思っています。
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ザ・ビバリーヒルズホテル前のサンセット大通り
(右端の歩道上、ジョギング中の女性)
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ザ・ビバリーヒルズホテルの外観
(中央やや下部にホテル名の看板あり)
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映画ビバリーヒルズ・コップ2(Beverly Hills Cop2)
このホテル周辺は、「あー、ビバリーヒルズらしいなあ」と思わせるようないい環境や立地条件です。そのためか、ザ・ビバリーヒルズ・ホテルや、この当たり一帯は様々な映画やテレビにも登場しています。今回、その中で映画『ビバリーヒルズ・コップ2(Beverly Hills Cop2)』を取り上げます。
この映画は、1984年制作『ビバリーヒルズ・コップ』(Beverly Hills Cop)シリーズの第2作目として1987年にできました。主役は エディ・マーフィー(刑事のアクセル・フォーリー 役)です。英語がちんぷんかんぷんな私にとって、まるで”しゃべりのマシンガン”みたいな話し方や、普通の刑事もののストリーではありえないような、はちゃめちゃの筋立てで最初とりつきにくい内容でした。
でも、段々とそれらにも慣れてくると、コメディーあり、アクションありの展開は、面白くなってきました。人気があって、この映画のシリーズが続いているのは、何か理解できるような感じさえ覚えてきました。そして、ビバリーヒルズやロサンゼルスのどこを エディ・マーフィー達は、走っているのかなあとの興味も湧いてきました。
この映画のあらすじや解説を書くと長くなりますので、このホテル周辺の登場場面だけを、これからご紹介したいと思っています。エディ・マーフィー(アクセル・フォーリー=デトロイト市警の刑事役)が 以前お世話になったロニー・コックス(アンドリュー・ボゴミル警部役)が撃たれたので病院に行き見舞って外に出て直ぐのシーンで このビバリーヒルズ・ホテルの看板が映し出されます。
右側2番目の写真中央やや下側に緑地に白い文字がありますが、この看板も映画では、はっきりと見えました。たぶんに私達が走行した通りと、ほぼ同じ位置から映画が撮られたのではないでしょうか。 それから、エディ・マーフィーの車は、ロデオドライブの通りやシャネルなどの高級店の看板を背景に車は進みます。
そして、エディ・マーフィーは、思いついたように全く他人の家を、しかも工事改築中だった「豪邸」を家主には無断で、途中で止めさせて一時入居する場面があります。(日本の”刑事ドラマ”では考えられないような目茶苦茶な展開です)
この「豪邸」について、私は実物を確かめていないのですが、どうもこのビバリーヒルズホテルの敷地内ある バンガロータイプのホテルのようです。 この家をエディ・マーフィーは、勝手に”自分の家”(一緒に仕事する二人の刑事には「おじさんから借りた」という設定)として 使っていました。また、映画では この建物内外のシーンもあり、その中でプールにエディ・マーフィーが本を読みながら浮かんでいるシーンも出てきます。
ザ・ビバリーヒルズ・ホテル(The Beverly Hills Hotel)
このホテルの正式名称は、もう少し長くてザ・ビバリーヒルズ・ホテルとバンガローズ(The Beverly Hills Hotel and Bungalows)と言うようです。このホテルのサイトは、ここからご覧頂けないでしょうか。英語が読めない私でも、このページに掲載されている写真は、建物外観、施設や調度品など大きくて綺麗に写っていて、なかなか見応えがあるものです。また、古写真も、まるで映画のワンシーンを思わせるような、古き良き時代のアメリカを偲ばせるものです。
私達は、このホテル前のサンセット通りの交差点から、このページ右上側の写真を撮りました。ホテルは、ピンク色を基調とした色合いで、敷地内外に植えられているパームツリーなどとマッチしていました。さらに前の通りも樹木が多く、車道も歩道も実にゆったりとした造りで、うらやましいという言葉以外に浮かばない環境でした。この周辺の人々も、ノンビリとした感じでサイクリング、ジョギング、ウォーキングしている人たちを見かけました。
このホテルは、環境の良さやハリウッドに近い立地条件からか、世界各国のVIPや有名人も多く利用されているようです。また、ここの名前の通り、バンガロータイプのホテルもあり、しかも、先の映画『ビバリーヒルズ・コップ2』でも紹介しました通り、豪華な造りのようです。
あと、このページ冒頭にも書いていますが、私は、このホテルの外観を少し見ただけで敷地内に入った訳ではないので正確さはないと思います。しかし、周囲の環境を見ただけでも、本当の贅沢とか、ゆとりとは何なのか、考えさせられるような雰囲気を自然に持っているような所とも思いました。
(掲載日:2010年6月16日)