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リトル・トーキョー  (観光地や映画ロケ地紹介の第15回目)

リトル・トーキョー

リトル・トーキョー周辺の交差点(見えにくいが左側のバス付近に「山水亭ラーメン」、さらにその先付近に「大黒屋」などの日本語看板がある。車上から撮影)

 2008年11月、カリフォルニやグランド・キャニオンなどの旅行で行った観光地や映画のロケ地紹介の第15回目は、リトル・トーキョー(リトル東京、Little Tokyo)です。(リトル・トーキョーの地図は、ここからどうぞ)

世界各国には、日系の商店、飲食店あるいは関連の建物のある町は、いくつかあります。その中でも最大級のものが、このロサンゼルス市にあるリトル・トーキョーだと言われています。その人口も約1万人規模のようです。

  私たちは、次に行く時間の関係上、車上から見学する方法で、この町周辺をほぼ一周しました。この時に、見慣れた漢字、カタカナ、平仮名の看板を多く見ました。運転手さんの話によると「日本の歌手や芸能人が来て公演するのが、日米文化センターだ」との説明がありました。さらに見ていくと、この付近には飲食店、土産店、書店など、けっこう多くの日系の店があるようでした。また、仏教寺院みたいな宗教施設、さらには日本総領事館もあるようです。

  この界隈を一周した時間が10分あるかないか位でしたから、”見た”と言うより”通り過ぎた”との感じになりました。帰国後、リトル・トーキョーなどについて少しだけ調べてみると、この町に日本人が住み始めたのは、1885年頃からのようです。当時の日本人は、並大抵の苦労ではなったと思われます。(その後一世から二世、三世、四世とずっと現在まで続いてきたと思えます)

  さらにアメリカでは第二次大戦中、10数万人の日本人が強制収容所に入れられたと言う大変辛い時期もあったようです。このようなご苦労は、戦後の復興、高度成長や現代の状況から想像もつきませんし、私は通り過ぎた観光客だったので、そのようなことも知る時間もありませんでした。

  あと、このリトル・トーキョーから既に紹介中のロサンゼルス市庁舎や官庁街も、車上からのあいまいな距離感覚ですが、そんな離れてはいなかったようです。映画のロケ地にも色々使われているようですが、今回映画関係は見ていませんでしたので掲載はやめておきます。

(掲載日:2011年3月29日)

    
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